
ネットのディスクユニオンで注文したアルバムが指定した店舗に届いた
という連絡があったので、購入して来ました。
●ディスクユニオンで購入したLP
○Mad Cobra & Prince Jazzbo 「Goldmine (Dubbed Out By Prince Jazzbo)」
●ディスクユニオンで購入したCD
○Alborossie Meets King Jammy 「Dub Of Thrones」
○Stephen Marley 「Old Soul」
今回はブログにMad Cobraの「Goldmine」というアルバムについて書いた
時に、そのアルバムのリリース時にCDのみに付属でリリースされた
ダブが近年レゲエ・リイシュー・レーベル333よりLPでリリースされて
いる事を知ったので、そのダブ・アルバムを中心に購入しました。

Mad Cobra & Prince Jazzboの「Goldmine (Dubbed Out By Prince Jazzbo)」
は、1993年にUSのReal Authentic Soundよりリリースされた
Mad Cobraのアルバム「Goldmine」の、CDのみにオマケ的に付属して
いたダブ8曲を、2024年にUKのリイシュー・レーベル333が
リイシューしたダブ・アルバムです。
(オリジナルのLPではダブは収録されておらず、元の楽曲9曲のみが
リリースされています。)
Mad Cobraは90年代に活躍したダンスホール・ディージェイです。
書いたように先日Mad Cobraの「Goldmine」のアルバム評を書いた時に、
このダブ・アルバムも気になったので、購入してみました。
Mad Cobraの「Goldmine」の彼の歌の部分はけっこうラフな仕上がりの
印象だったので、このダブもラフな感じかと思っていましたが、一聴
した印象ではけっこう丁寧なダブに仕上がっている印象でした。
Tease You Dub
Acid Dub
A Vexful Dub
このアルバムのもうひとつの注目はやはり333というリイシュー・
レーベルの存在かもしれません。
このレーベルはこのMad Cobraの「Goldmine」をはじめとして
Robert Ffrenchの「Wondering」やHugh Maddoの「Pop Style」など、
どこからこういうアルバムを見つけて来たんだ?とちょっとビックリ
するほどのニッチな、80年代半ば以降のアルバムをリイシューして
いるレーベルなんですね。
驚くのはそのセレクションで、おそらくレゲエという音楽に相当詳しい
セレクターが居るのではないかと思います。
私もレゲエをそこそこは聴いている方だとは思いますが、このレーベル
のアルバムのセレクトはその知識のレベルを軽く超えて来るレベルで、
このセレクターの人の知識量はおそらく私の100倍から1000倍
ぐらいの知識量ではないかと思います。
それだけ想像を軽く上回るセレクトなんですね。
ただあまりに凄いセレクション過ぎて、調べてみてようやくその
セレクションの意味や凄さが解るレベルなので、普通にレゲエを聴いて
いる人にはなかなか伝わらないレベルで、この333というレーベルが
いつまで存続出来るのか?ちょっと心配になってしまうほどなんです
ね(笑)。
レゲエ・リイシュー・レーベルで80年代半ば以降のデジタル期の
アルバムをリリースしているレーベルはあまりなく、とても貴重な
レーベルだとは思うのですが、あのレゲエ博士Steve Barrow氏の立ち
上げたBlood & Fireレーベルでもあまりにマニアック過ぎた為に活動停止
になった事を考えると、今後もこのレーベルがいつまで続くのか?少し
不安です。
ただなかなかレアで面白いアルバムが多いので、特に80年代以降の
デジタル期に入った頃の音源に興味がある人は、今後もこのレーベルの
アルバムはなるべく購入しておく事をおススメします。
あまりにマニアック過ぎて誰でもすぐに良いと解るアルバムではないの
ですが、シッカリとしたマニアの視点があり、おそらく買っておいても
あまり価値の下がらない内容のアルバムだと思います。

Alborossie Meets King Jammyの「Dub Of Thrones」は2015年にUK
のGreensleeves Records からリリースされた彼らのダブ・アルバムです。
Alborossieはシチリア島出身のイタリア人のシンガーでプロデューサー
の人で、93年にイタリアでレゲエ・バンドReggae National Ticketsを
結成し活躍していたものの、そのあまりのレゲエへの情熱ゆえに単身
ジャマイカに移住して成功した人です。
King Jammyは70年代に70年代にKing Tubby'sのエンジニアとして
キャリアをスタートさせ、その後自身のレーベルJammysを設立し、
80年代半ばには初のデジタル・ダンスホール・レゲエの楽曲
Wayne Smithの「Under Mi Sleng Teng」を大ヒットさせるなど、レゲエ
という音楽に偉大な足跡を残したプロデューサーでエンジニアとして
活躍した人です。
今回のアルバムはレゲエの大御所King Jammyとレゲエという音楽に
ひたすら情熱を注ぐAlborossieという組み合わせで、なかなか面白そうな
ダブ・アルバムなんですね。
A Dub of Ice and Fire (feat. King Jammy)
Dub The Seven Kingdoms (feat. King Jammy)
Who Claims The Throne? (feat. King Jammy)

Stephen Marleyの「Old Soul」は2023年にUSのTuff Gongから
リリースされた彼の7枚目ぐらいのソロ・アルバムです。
Stephen Marleyは90年代ぐらいから活躍するレゲエ・シンガーで、
レゲエ・レジェンドのBob Marleyの息子としてもよく知られています。
今回のアルバムは前作16年の「Revelation Pt. II」から約7年
ぶりに発表された、彼のもっとも新しいアルバムです。
Bob Marleyの息子の中ではDamian 'Jr. Gong' Marleyがもっとも人気
がありますが、次に注目されるのが彼という事になるかもしれません。
近年ではKabaka Pyramidのアルバム「The Kalling」に参加していた
のも印象的で、今回は彼のアルバムをけっこう集めてみました。
今回のアルバムではDamian MarleyやBuju Banton、Ziggy Marley、
さらにはロックのEric ClaptonがBob Marleyの名曲で自身もカヴァー
した「I Shot The Sheriff」を再演するなど、なかなか話題性に富んだ
アルバムとなっています。
Don't You Believe
Thanks We Get (Do Fi Dem)
I Shot The Sheriff
ネットのタワーレコードとネットのディスクユニオンで注文したアルバム
が指定した店舗に届いたという連絡があったので、21日(火)に
まとめて購入して来ました。
●ネットのタワーレコードで注文したCD
○Stephen Marley 「Revelation Part 2: The Fruit Of Life」
●ディスクユニオンで購入したLP
○Various 「Hot Sweet Home: Reggae Memories Of Jamaica」
●ディスクユニオンで購入したCD
○Equiknoxx Music 「Bird Sound Power」
○Stephen Marley 「Mind Control」
Stephen Marleyの「Revelation Part 2」は前から手に入れたいと思って
いたアルバムでした。
理由は単純で彼の代表曲のひとつである「Rock Stone」が収められて
いるからで、個人的にこの曲けっこう好きなんですね。
タワーレコードでは「お取り寄せ」となっていて、ちょっと無理かなと
思っていたんですが、注文してみたら手に入れる事が出来ました。
ディスクユニオンで購入したアルバムの中では、Equiknoxx Musicの
アルバムがもっとも気になっていたアルバムでした。

Stephen Marleyの「Revelation Part 2: The Fruit Of Life」は
2016年にUSのGhetto Youths Internationalからリリースされた
6枚目ぐらいのソロ・アルバムです。
今回のアルバムは2011年にリリースされた「Revelation Pt. 1:
The Root Of Life」の続編にあたるアルバムで、彼の代表曲の
「Rock Stone」などが収められたアルバムとなっています。
Stephen "RAGGA" Marley - Rock Stone (ft. Capleton & Sizzla) (Official Video)
The Lion Roars (Mayfield Version)
Scars On My Feet

Various(オムニバス)ものの「Hot Sweet Home: Reggae Memories Of
Jamaica」は1975年にUKのFay Music Inc.というレーベルから
リリースされた70年代に活躍したアーティストの楽曲を集めた
コンピュレーション・アルバムです。
有名なところではDennis WalksやAugustus Pablo、I Royなどの楽曲が
集められたアルバムで、この時代のアーティストの活躍ぶりが解る内容
となっています。
実際に聴いてみた印象ですが、初期のレゲエの若々しい感性が感じられ
る好内容のコンピュレーション・アルバムでした。
(1975) Dennis Walks: Don't Play That Song
(1974) Tony Brevett: Just Been Feeling Bad
ELAINE WINTER - IF YOU LOOSE ME - FAY MUSIC - 1975

Equiknoxx Musicの「Bird Sound Power」は2016年にUKのDDSと
いうレーベルからリリースされた彼らのファースト・アルバムです。
Equiknoxx Music(のちにEquiknoxxに名前を変更)はプロデューサーに
GavsborgとTime Cow、Bobby Blackbird、ヴォーカルにShanique Marie
やKemikalなどが参加するジャマイカの音楽集団です。
このグループは17年のセカンド・アルバム「Colón Man」までは
名前がEquiknoxx Musicですが、19年のサード・アルバム「Eternal
Children」からは名前がEquiknoxxとなっています。
今回のアルバムは鈴木孝弥さんの「REGGAE definitive」にも紹介され
ていたアルバムで、とても気になっていたアルバムです。
このEquiknoxx Musicですが従来のジャマイカの音楽では考えられない
ぐらいに先鋭的なダンス・ミュージックを作っている音楽集団なんです
ね。
正直なところこのグループに関してはまだ輪郭が完全につかみ切れて
いないんですが、その未知の部分にすごく興味があります。
Equiknoxx - Last of the Mohicans
Equiknoxx Music - Peanut Porridge (2016)
Equiknoxx - Congo Get Slap Like A Congo Get Slap

Stephen Marleyの「Mind Control」は2007年にUSのGhetto Youths
Internationalからリリースされた彼の3枚目ぐらいのソロ・アルバム
です。
こちらはDamian MarleyやJulian Marley、Spragga Benzなどが参加した
アルバムで、2009年に「Mind Control Acoustic」という
アコースティック・ヴァージョンもリリースされているアルバムです。
Mind Control
Stephen Marley - Hey baby
Stephen Marley - The Traffic Jam ft. Damian Marley
以上が今回集めたアルバムでした。
今回はMad Cobraのアルバムを除くと、ディスクユニオンの「ウォント
リスト」などに登録しておいたアルバムなどが連絡が来たので、地味に
収集したという感じです。
意外とこういう中にけっこう良いアルバムがあったりするので、地道な
収集はやはり大切です。
ただ今は聴き切れないアルバムがけっこう貯まっているので、あまりの
買い過ぎにも気を付けたいと思います。
週刊文春などが報じた中居正広さんの性加害問題から発展した、フジ
テレビの女子アナウンサー上納問題が相変わらず炎上しているようです。
この問題は中居さんの性加害問題?から中居さんの引退、フジのA氏と
いう編成幹部の上納問題、事実を知りながら1年半もの間隠し続けた
社長をはじめとする幹部の隠ぺい問題、スポンサーのCMの差し止め、
文春のしれっと訂正問題、元フジのアナウンサーやホリエモンによる
フジテレビの上納体質の暴露など、いろいろと燃料を投下するように
スゴイ話が次々に出て来て、私も面白がってテレビなどをよく観ていま
した(笑)。
まあ私などはただ無責任に面白がっていただけですが、実際にCMなど
が差し止められているフジテレビの関係者などはさぞ大変な思いをして
いる事と思います。
まあ中には中居さんの隠ぺいに協力をした人も居た訳だし、他に役員が
平均年齢72歳以上という以上という古い体制である事も大きな問題で、
これでは「オールド・メディア」と揶揄されても仕方の無い事なのかも
しれません。
そしてこの問題の一番怖ろしいところは、安倍元首相が生きていた
5,6年前だったら、この問題は報道されずに密かにもみ消されていた
かもしれないこと。
もしかしたら何か大きな力が働いて、そういう問題を起こしていても
中居さんはMC業を続けられ、フジテレビはのうのうと隠ぺいを続けて
いたかもしれません。
そうならなかっただけでも今回の事は良かったのかもしれません。
この問題は最終的にはラスボスの取締役兼相談役の日枝久氏が辞め
なければスポンサーも戻らないような気がしますが、果たしてどうなる
のでしょう?
まだしばらくはフジテレビの話題は尽きないようですね(笑)。
最後にこの困難な問題に立ち向かった被害女性に最大のリスペクトを。
一人のささやかな抵抗がやがて世界を変えます。
そういえばフジテレビの問題のついでのように出て来たのが、フリー・
アナウンサーの生島ヒロシさんのセクハラ・パワハラ問題です。
もうこの方74歳でとっくに引退して社長業でもしているのかと思った
ら、TBSラジオなどに出演していたんですね。
社長もしているのでソフトで優しい人のかなと思ったら、すぐキレて
パワハラするし、女性スタッフにイヤらしい画像を送るセクハラ男
だったんですね。
こういう人がまだ平気で居座るというのは、テレビやラジオなどの放送
業界はかなり汚れた旧態依然とした世界なんですね。
ちょっとビックリしました。
そういえば問題のフジテレビも杉原千尋アナが角刈りのカツラに
ステテコとハラマキ姿で設楽さんの番組に出ていたり、神田愛花さんが
アントニオ猪木の格好を昼の番組でさせられていたけど、あれも
セクハラ・パワハラじゃないのかな…?。
TBSも太田光さんが日曜の番組で天神インターの渚さんに会うたびに
「セイ病直った?」と聞くという事を放送していたけど、あれも明らか
なセクハラじゃないのかな…?
それとも太田光さんのような大御所だったら、どんなセクハラ発言を
しても許されるのでしょうか?
正直なところ観ていてすごく気持ちが悪かったです。
もしかしたらそういうセクハラやパワハラにとても鈍感な年寄りが
番組を作り闊歩しているのが、日本のテレビやラジオなどの放送界の
現状なのでしょうか?
観ていてとても気持ちが悪いので、そういう年寄りには早く引退して
もらって、新しい放送界を作る時期に来ているのかもしれません。
また自分自身もそうした「心の汚れた年寄り」にならないように努力
しないといけないなと、あらためて思いました。
ではこの辺で。
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