2022年7月8日(金)にネットの
レゲエレコード・コムで注文したアルバム
が届きました。
その日はあの安倍元首相暗殺事件のあった
日で、アルバムを受け取ったのが11時半
頃で、奇しくも犯行が行われたかその直後
ぐらいの時間でした。
暗殺事件のニュースは昼頃に知ったのです
が、お陰でそれ以降はそのニュースを見て
いて、アルバムを聴いたりしているどころ
では無くなってしまいました。

ちなみに今回はネットのレゲエレコード・
コムをかなり念入りに検索して、ヤバイ系
からダブ系、ルーツ系、ダンスホール系と
幅広いジャンルから、なるべく抑えておき
たいアルバムを優先して購入しました。

●ネットのレゲエレコード・コムで注文したLP
○Various「Calling 1000 Dread Locks: A Dub Session In...Jamdon」
○Horace Andy & Errol Scorcher「Unity Showcase」
○Errol 'Jah Bible' Mais「Read Up Jah Bible」

●ネットのレゲエレコード・コムで注文したCD
○Meta & The Cornerstones「Dia」
○Skillibeng「Prodigy」
○Mavado「Mr. Brooks... A Better Tomorrow」
○Tommy Lee Sparta「Uncle Demon EP」
○Vybz Kartel (AKA Addi Innocent)「Reggae Love Songs」
○Assassin「Infiltration」
○Sean Paul「Stage One」
○Gentleman「Trodin On」
○Junior Kelly「Red Pond」
○Anthony B「Street Knowledge」
○Determine「Mi Go Through Dat」
○I Wayne「Book Of Life」

実は今回これらの他に3枚のアルバムを
購入しようと申し込みました。
その3枚はCourtney JohnのLP
「Ecosystem」と、Norris ManのCD
「Better Your Soul」、Lt. Stitchieの
CD「Masterclass」の3枚です。
商品発送のメールにはその3枚が欠品して
いる事が書かれていました。

え?欠品?すべて「在庫あり」の商品を
申し込んでいるのに?
まあ「取り寄せ」になっている商品は実際
には手に入らないと思っているから申し
込まないけど、「在庫あり」が無い?
しかもCourtney JohnのLPはCDとか
無かったけれど、Norris Manと
Lt. Stitchieは確かLPがあったはず…。
まずはメールか電話で欠品を連絡して、
どうするか相談出来なかったのか?
少なくとも相談してもらえれば、Norris
ManとLt. StitchieのLPは一緒に送って
もらえたはず…。
まあ1枚ぐらいなら消し忘れとかあるかも
しれないが、さすがに3枚も欠品している
というのは…。
なんか納得が行かない気持ちが、沸々と
湧き上がって来ました。

そこで3枚も欠品というのはさすがに納得
が行かない事をメールで連絡しました。

さてNorris ManとLt. StitchieはLPで
送ってもらうとして、あとのCourtney John
のLPはどうやって手に入れるか?
実は今回のアルバムの中で、けっこう手に
入れたいアルバムのひとつだったんです
ね。
そこで真夜中で酔っ払っていたけれど、
パソコンでCourtney Johnの「Ecosystem」
を売っているサイトはないか?検索して
みる事にしました。
アルバムは意外とアッサリと見つかりまし
た。
Record City(レコード・シティ)という
サイトで売っていました。

え?Record City?
Record Cityってレゲエレコード・コムを
運営するDub Storeが運営しているとこ
じゃん…。
値段も同じだし、もしや?と思って
Norris ManとLt. Stitchieも検索してみる
と、やはりCDがある事になっていまし
た。
これはレゲエレコード・コムで売れた
データを消していないのか?それとも
Record Cityとレゲエレコード・コムを
棚分けか何かしていて、有るのに無いと
勘違いしてしまったのか…?
理由は解らないけれど、まだ手に入れる
チャンスは有りそうと判断しました。
そこで売れてしまうとマズいので、とり
あえずRecord Cityで「在庫あり」と
なっているその3点の商品を購入して
おきました。
その上で欠品と言われた商品がRecord
Cityで売ってるけど、どうなっているん
ですか?明日電話しますとメールを送っ
ておきました。

翌日レゲエレコード・コムに電話してみる
と女性の方が出て、レゲエレコード・コム
で消した商品は連動してRecord Cityの
データも消える事になっているはずなの
だが、うまく消えていなかったとのこと。
いやいや、レゲエレコード・コムでは
「在庫あり」になっていたから有るはず
ですよとひと悶着あったが、欲しかった
Courtney JohnのLP「Ecosystem」は
見つかったという事なので、残りの2枚の
アルバムはLPに切り替える事と、送料と
代引き手数料なしという事で手を打ちまし
た。
それとついでにRecord Cityで売られて
いた4枚のCDもついでに送ってもらう事
にしました。

実は今回初めて知ったのですが、元々
Record CityはDub Storeが運営している
ので、レゲエのCDがけっこうたくさん
売られています。
レゲエレコード・コムで売られているもの
以外にも、中古のCDがけっこうあるん
ですね。
前から中古レコードが売られているレゲエ
コレクター・コムは何故かCDが少ない
なぁと思っていたんですが、Record City
の方に回しているようです。
Record Cityはロックとか他ジャンルが
多いのかと思ってあまり検索した事が
無かったのですが、レゲエのCD集めには
けっこう利用出来そうです。
それに気付いたので、その後一度まとめ
買いをしています。
ちなみに検索はレゲエレコード・コムなど
に較べるととてもしづらいです。

まあケチ臭い事を言えばこうした情報は
本当は黙っていた方が、レゲエのアルバム
の収集には良いのだろうけど…(笑)。
ただ多くの人達にレゲエに興味を持って
貰いたいからあえて書きます。

という事でいろいろスッタモンダありまし
たけれど、LPを3枚とCDを12枚、
合計17枚のアルバムを手に入れました。

ちなみに電話に出た女性は私のブログを
読んでくれてる人だったようです。
レゲエレコード・コムやコレクター・
コムで買ったレコードの事書いてるから
バレちゃってるんでしょうね。
2ページ目以降が検索出来ない状態に
なってますよとか、この人の試聴で入って
いる曲Hugh Mundellの曲が間違って入って
ますよとか、Dub Storeにはけっこう購入
以外にメールでクレーム入れているから、
もしかすると「うるさい客」と思われてる
かもしれませんね(笑)。
ただ良くない事は言わないと気が済まない
たちで、正直ちょっと「イヤな人」に
なってしまいます。

まあブログを読んでもらっているのは嬉し
かったけど、ちょっと恥ずかしかった…。

という事で前置きが長くなりましたが、
ここからはアルバムについて書きます。

2022_07_11_01a


Various(オムニバス)ものの「Calling
1000 Dread Locks: A Dub Session In...
Jamdon」は1978年にジャマイカの
Chalwaレーベルからリリースされたダブ・
アルバムです。

プロデュースはClement 'Bush Ranger'
Bushayで、ミックスにKing Tubbyや
Sid Bucknorなど、パフォーマーとして
Skin, Flesh & BonesやThe Cimarons、
女性シンガーのCandy Mckenzieやその
兄弟のBunny McKenzie、Dennis Alcapone、
Dave Barkerなどが参加したアルバム
です。
(メロディカも入っていてPabloという
名前もあるが、ネットのDiscogsでは
I. Pabloという人になっており、もしか
したらAugustus Pabloではないのかも。)

レコーディングはジャマイカのKing Tubby
StudioとロンドンのChalk FarmとTMC、SWM
などのスタジオで1975年に行われて
おり、その音源をKing Tubby'sとロンドン
のスタジオでミックスしたものと思われ
ます。
レゲエレコード・コムで試聴した印象が
良かったので、今回購入してみました。

ちなみにレゲエレコード・コムではこの
アルバムに「 (A面プレスミスあり)」と
書かれていますが、A面は盤面の内側に
針を落として外側に針が進んで行くという
特殊な構造になっています。
針飛びとかの問題はありませんでした。
別のLion Music Den という販売サイトに
は「このアルバムのA面は盤の内側から
外側に針が進むInside-Out Cut盤です!」
と書かれていました。
その記述を覚えていたので問題なかった
ですが、出来れば「A面はInside-Out
Cut盤です」という事を書いて販売した
方が良いと思いました。

ちなみにこのアルバムは「1978年当時
プロモ盤しか出回らなかった激レア盤」だ
そうですが、まだ一度ぐらいしか聴いて
いませんが、内容はかなり良いと思いまし
た。
ダブが好きな人にはかなりのおススメ
です。

Calling One Thousand Dreadlocks - Rocking Warrior (Reggae-Wise)


Augustus Pablo And Dennis Alcapone - Calling 1,000 Dreadlocks


Skin, Flesh and Bones - South Camp Road Rock


2022_07_11_02a


Horace Andy & Errol Scorcherの「Unity
Showcase」は1980年にジャマイカの
12 Star Recordsというレーベルから
リリースされた彼ら2人のショーケース・
スタイルのアルバムです。
プロデュースは12 Star RecordsのKeeling
Beckfordで、バックにSly DunbarやErrol
'Flabba' Holt、Bingy Bunny、ホーン陣に
'Deadly' Headley BennettやTommy McCook、
Vin Gordonなどが参加したアルバムです。

この80年はちょうどルーツ・レゲエから
ダンスホール・レゲエへと切り替わった
時代ですが、このアルバムではSly Dunbar
の歯切れの良いミリタント・ビートの
リズムが使われているようです。
また大シンガーとなったHorace Andyと、
「Roach In A De Corner」などのヒット曲
でこの時代に活躍したディージェイの
Errol Scorcherがどのようなコンビネー
ションを見せているのか?そのあたりも
注目です。

HoraceAndy & Errol Scorcher ~ "Unity Showcase"


Come On & Rock Me By Horace Andy & Errol Scorcher


Horace Andy ~ "Mr. Babylon"


2022_07_11_03a


Errol 'Jah Bible' Maisの「Read Up Jah
Bible」はネットのDiscogsでは制作年が
「Unknown(不詳)」となっている
アルバムですが、表題曲のリリースが
1979年となっているので、おそらく
その前後にリリースされたアルバムと思わ
れます。
Errol 'Jah Bible' Mais(別名:Don Mais)
は今回のアルバムがリリースされた
レーベルRoots Traditionの主催者です。
このRoots Traditionはジャマイカの
「地ルーツのレーベル」といった感じの
レーベルで、有名なアルバムとしては後に
レゲエ・リイシュー・レーベルBlood &
FireからリイシューされたScientistの
ダブ・アルバム「Dub In The Roots
Tradition」が知られています。
他にジャマイカの「地アーティスト」と
して活躍したPhillip Fraserや、初期の
ToyanやSammy Dread、Little Johnの
アルバムなどを出しています。

今回のアルバムはプロデュースは
Don Mais本人で、バックはFlabba Holt
やBingie Bunny、Santa Davisなどの
Roots Radicsに参加したメンバーの
ほか、China Smith、Horse Mouth、
Scullyなどが参加したアルバムです。
始めはRoots Radicsかな?と思ったの
ですが、どうもChina Smithのバンド
Soul SyndicateかHigh Times Bandの
ようです。
表題曲の「Read Up Jah Bible」のほか、
Phillip Fraserも歌っている「When I
Fall In Love」や「Blood Of The
Saint」、Earl Zeroの楽曲でJohnny
Clarkeのヒット曲として知られる
「Non Shall Escape The Judgement」
など、ルーツ色の強い楽曲が並ぶアルバム
です。

Errol Mais - Read Up Jah Bible


Errol Mais(Jah Bible) - When I Fall In Love MRRH


Jah Bible - None Shall Escape This Judgement


Errol Mais aka 'Jah Bible' Blood Of The Saint Phillip Frazer


しかし最近はこうした「地ルーツ」、
「どルーツ」といった楽曲を販売していた
このRoots Traditionや、Freedom Sounds、
Corner Stone、Razor Sound(Phillip
Fraserのレーベル)などのレーベルの
アルバムも、さすがに少なくなりました
ね。
こうしたレーベルのアルバムにはガチもん
の濃さと、それと反対の不思議なユルさが
あって、そこがとても面白いんですが…。

実はこのアルバムずいぶん前からこの
レゲエレコード・コムで売っているのを
知っていたのですが、ずっと売れ残って
いました。
多分このアルバムを買うのは「よっぽど
モノ好きのルーツもの」なんだろうなと
思って、今回購入しました(笑)。

ここまでがLPで、残りの12枚はCD
です。

2022_07_11_04a


Meta & The Cornerstonesの「Dia」は
2021年にドイツの Metarize Music
Group LLCというレーベルからリリース
された彼らの4枚目にあたるアルバム
です。
ネットのDiscogsには彼らについて次の
ような記述があります。

Lead singer Meta Dia hails from Senegal; Israeli Guitarist Shahar Mintz; Texas born Daniel Serrato,
and Keyboard Player Aya Kato from Japan, join Jamaicans Wayne Fletcher on Drums and Rupert McKenzie
on Bass, and combine their creative differences from Africa, the Middle East, the Caribbean, and America,
which are clearly expressed in the repertoire of the band’s music.

《リードシンガーのMeta Diaはセネガル出身、イスラエル人のギタリストShahar Mintz、テキサス生まれの
Daniel Serrato、日本出身のキーボードプレーヤーAya Katoに、ジャマイカ人のWayne Fletcherがドラム、
Rupert McKenzieがベースに加わり、アフリカ、中東、カリブ海、アメリカからの創造性の違いを組み合わせ、
バンドの音楽のレパートリーに明確に表れています。》

なんと日本人キーボード・プレイヤーの
Aya Katoさんまで居る混成バンドだったん
ですね。
この文章を書くために調べるまで、てっきり
アフリカン・レゲエのグループだと思って
いました。
正直なところ「アフリカン・レゲエも押さ
えておこうかな」ぐらいの感じで購入しま
した。
2008年にファースト・アルバム
「Forward Music」をリリースしているの
で、少なくとも14年ぐらいは活動して
いるグループのようです。

ちなみに彼らのYouTube上のPVを観た
けれど、日本人らしい女性も男性も映って
いませんでした。
もしかしたらAya Katoさんという方は、
メンバー・チェンジなどで、今は居ないの
かもしれません。

Meta & The Cornerstones - Breeze (Official Video)


Meta & The Cornerstones - Love in the Ghetto (Official Video)


Meta & The Cornerstones - By Your Side (Official Video)



Skillibengの「Prodigy」は2021年に
USのVP Recordsからリリースされた
Skillibengのファースト・アルバムです。
Skillibengは近年活躍が目覚ましいダンス
ホール・レゲエ・アーティストのようです。

このアルバムがレゲエレコード・コムの
「ブランニュー」のページに載っていたの
で、ネットでどんなアーティストか調べて
みたら、21年に「Coke」が大ヒットした
ちょっとヤバ目のダンスホール・ディー
ジェイのようです。

Skillibengのニューソング『Coke』公開からわずか1週間で ...

Vybz Kartelあたりからの路線ですが、
ジャマイカにはこのSkillibengやIntence、
Tommy Lee Sparta、Alkalineなど、ヤバ目
なアーティストがけっこう居るんですね。
そうしたアーティストの親分的な存在が
Unruly BossことPopcaanやMavadoといった
アーティストのようです。
このSkillibengも時に「ワップ、ワップ」
と煽ったり、ちょっとダークな空気感が
魅力。
今回はそうしたちょっとヤバ目な人達の
アルバムも多く購入してみました(笑)。

Skillibeng - Coke (Official Video)


Skillibeng - Brik Pan Brik (Official Music Video)


Skillibeng - Crocodile Teeth (Official Music Video)



Mavadoの「Mr. Brooks... A Better
Tomorrow」は2009年にUSの
VP Recordsからリリースされた彼の
セカンド・アルバムです。
このMavadoですが、アルバムは2枚ほど
しかリリースしていませんが、あの
Vybz Kartelと抗争を繰り広げた
アーティストとして知られています。

Mavado - So Special | Official Music Video


Mavado - David's Psalm 2009


Mavado - Every Situation (NEW) (2008)


Tommy Lee Spartaの「Uncle Demon EP」
は2013年にUKのTad's Recordから
リリースされた彼の全10曲入りのミニ・
アルバムです。
(ネットのDiscogsではこのアルバムは
EP盤という扱いになっています。)

Tommy Lee Spartaは2010年代ぐらい
から活躍するダンスホール・ディージェイ
です。
ネットのレゲエレコード・コムではこの
アルバムについて、次のような事が書かれ
ています。

「現行のアーティストの中でも異様な
スタイルを持ち物議をかもすリリックや
ミュージック・ビデオでジャマイカ・
ダンスホール・シーンの話題をかっさらっ
ているTommy Lee Spartaの待望のEPが
リリース!彼の代表曲’Psyco’や’
Uncle Demon’ももちろん収録!!」

この人もPVの中で歌いながら入れ墨を
入れていたりする、かなりヤバイ系の人
です(笑)。
Skillibengなどもそうですが、これらの
ダンスホール・アーティストの曲には
何とも暗い、やりきれない感情があり
ます。
今回はそういうアルバムを意識的に
コレクションしてみました。

Tommy Lee Sparta - "Shook (Uncle Demon)" (Official Video)


Tommy Lee Sparta - Some Bwoy (Official Music Video)


Psycho Official HD Music Video Tommy Lee Sparta


2022_07_11_05a


Vybz Kartel (AKA Addi Innocent)の
「Reggae Love Songs」は2014年に
USのTad's Record Inc.からリリース
されたアルバムです。
この頃には彼は刑務所に殺人罪で収監され
ていたと思いますが、それでもまだ盛んに
アルバムがリリースされていたんですね。
一説には刑務所で録音されているとも言わ
れていましたが、どうなのでしょう?
さすがに今はリリースも少し減ったよう
ですが…。

殺人という罪を犯した事は残念ですが、
それでも2000年以降のレゲエを考えた
時に、このVybz Kartelのダンスホール・
レゲエでの活躍は無視が出来ません。
稀有な才能の持ち主だっただけに、とても
残念に思います。

Vybz Kartel - You Want Me (Raw) Igloo Riddim - So Unique Records


Pretty Little Bunny


Vybz Kartel Aka Addi Innocent - My Love My Love - April 2014



Assassinの「Infiltration」は2005年
にUSのVP Recordsからリリースされた
彼のファースト・アルバムです。
(ネットのDiscogsでは98年に「Armed n
Dangerouz」というカセットでのアルバム
をリリースした事になっていますが、
ジャンルがヒップホップでジャケの写真も
太った白人系の人のようで、別の人の記録
のようです。)
Assassinは90年代後半から活躍する
ダンスホール・ディージェイで、現在は
名前をAgent Sascoに改名しているよう
です。
(どうやら16年頃に改名しているよう
です。)
「暗殺者」という名前からも解るように、
ダンスホールの暴れん坊といったキャラの
人のようです。

ASSASSIN - AS A MAN (SLEEPY DOG RIDDIM)


Assassin ft Syleena Johnson - Let me know


Gangsta City - Agent Sasco



Sean Paulの「Stage One」は2000年に
USのVP Recordsからリリースされた彼の
ファースト・アルバムのようです。
Sean Paulは90年代半ば頃から活躍する
ダンスホール・レゲエ界のスターです。

私は彼のファーストは02年の「Dutty
Rock」だとなんとなく思っていたのです
が、最近Upsetters®︎さんというサイトから
レゲエの文章を書いて欲しいという依頼を
受けてこのSean Paulの事も調べていたん
ですが、彼のファースト・アルバムはこの
「Stage One」だという事に気が付きまし
た。

意外とファースト・アルバムって、後の
アーティストの活躍に繋がる原点の音が
隠れていたりするんですね。
なので今回購入してみる事にしました。

聴いてみると意外とこの人のスタイルは、
まったくと言って良いほど変わっていない
んですね。
変わったとしたらどんなアーティストと
でも合わせられる、柔軟性が身に付いたと
いう事ぐらいでしょうか。
今も王道を歩み続けているのは、さすが!
と言うしかありません。

Sean Paul - Strategy [STAGE ONE 2000]


Sean Paul - Mental Prelude (Intro) [STAGE ONE 2000]


Sean Paul - She Want It [STAGE ONE 2000]



Gentlemanの「Trodin On」は1999年
にドイツのFour Musicからリリースされた
彼のファースト・アルバムです。
Gentlemanは90年代半ば頃からドイツで
活躍するレゲエ・シンガーです。

彼は現行のヨーロッパのレゲエのトップ・
アーティストのひとりですが、彼や
ALborosieなどの活躍が、私の中にあった
レゲエ=黒人の音楽という変な偏見を払拭
してくれました。
音楽を作るのは人種ではなく人であり、
その人の考え方が音楽を形作ります。

Gentleman - Trodin On


Gentleman - Heat Of The Night


Gentleman & Terry Linen - Jah Jah Never Fail [Official Video]


2022_07_11_06a


Junior Kellyの「Red Pond」は2010年
にUSのVP Recordsからリリースされた
アルバムです。
ネットのタワー・レコードにはこの
アルバムについて、次のような販売元の
資料が掲載されていました。

「数々のヒットで知られる人気ラスタ・
シング・ジェー、ジュニア・ケリーが
ファイヤー・ハウス・クルーと共に約2年
をかけて制作したコンセプチュアルな
ルーツ&カルチャー・アルバム。アルバム
のテーマは「現在の困難な世界状況を生き
抜く上での知恵と希望、信念と愛」。
ジャマイカに生きるラスタの視点で、現状
の世界とジャマイカに向けられたメッセージ
をコンセプトとしたもの。ハードなテーマ
なのは確か、しかし、そこはジュニア・
ケリー。オリジナルの明るさと個性で、
ファイヤー・ハウス・クルーによる温かみ
のあるリディム・トラックとも融合して、
歌心溢れるエンターテイメントに昇華した
作品。」

バックはFirehouse Crewが務めていて、
約2年かけて完成したアルバムのよう
です。
コンシャス系のアーティストの中でも
Junior Kellyは地道にアルバムをリリース
し続けている、貴重なアーティストの
ひとりなんですね。

Junior Kelly - Celebrate Life


junior kelly - red pond- slackness


Junior Kelly ft. Queen Ifrica - Too Late



Anthony Bの「Street Knowledge」は
2003年にフランスのOn The Corner
というレーベルからリリースされた彼の
ソロ・アルバムです。
Anthony Bは90年代から活躍するボボ・
アシャンティ系のラスタ・ディージェイ
です。
今回のアルバムはCultureの「Two Sevens
Clash」やThe Mighty Diamondsの「Pass
The Kutchie」などの名曲にAnthony Bの
トースティングを乗せた楽曲なども収め
られた、非常に聴き心地の良いアルバムと
なっています。
やはりこの人はPeter Toshのような、歯に
衣を着せない暴れん坊感が魅力です。

Culture and Anthony B - Two Sevens Clash - Old To The New 7" w/ Version - 2002


Anthony B - Pass The Kutchie feat Mighty Diamonds 2003


Anthony B - Police



Determine「Mi Go Through Dat」は
2005年にUSのZulu Productionsと
いうレーベルからリリースされた彼の
ソロ・アルバムです。
Determineは90年代半ば頃から活躍する
ラスタ系のシンガーで、Beenie Manとの
共演曲「Kette Drum」でよく知られる
アーティストです。

Determine - Down The Lane (feat. Cocoa Tea & Cudjoe Rubber)


Determine - Mi Go Through Dat



I Wayneの「Book Of Life」は2007年
にUSのVP Recordsからリリースされた
彼のセカンド・アルバムです。
I Wayneは2000年代から活躍する
ラスタ・シンガーです。

正直このI Wayneについてはあまり詳しく
ありません。
何かの本で見た事あったかなぐらいの
感じ。
ジャマイカには今までに膨大なアーティ
ストが居るので、全ては覚えていません。
正直ジャケ買いに近いですが、ネットで
聴いてみた感じではちょっとファルセット
のかかった、ソフトなヴォーカルが魅力的
な人のようです。

I Wayne - Book Of Life | Official Music Video


I Wayne - Free the people


I Wayne - Life is Easy



以上が今回購入したアルバムでした。
書いたように今回は3枚もアルバムの欠品
があるというトラブルがありました。
そのアルバムなども今書いている時点で
すでに送られて来ているので、また別の
機会に書きます。


またコロナのBA.5というタイプが、急激に
増え始めているようです。
我が家には90歳をだいぶ過ぎた母が居る
ので、また当分は巣ごもり生活をする事に
なりそうです。
いろいろ暗い事件や暗い出来事が多いです
が、元気を出して乗り切りましょう。

ネガティヴな気持ちで生きていると、
うまく行く事もうまく行かなくなります。
ポジティヴなヴァイブレーションで生きて
行きましょう。


ではこの辺で。


Sean Paul - Light My Fire ft. Gwen Stefani, Shenseea