2022_04_12_01a


2022年4月7日(木)にネットの
ディスクユニオンで注文したKofeeのCD
が関内店に届いたという連絡があったの
で、関内駅周辺を歩いて来ました。

まずはローソンのイート・イン・コーナー
で、サンドイッチと黒酢で軽い昼食を
取り、CDを手に入れたいと馬車道にある
ディスクユニオン関内店へと向かったの
ですが、行ってみるとまだ開いていません
でした。
時間は昼の11時半頃で、開店は12時
だったようです。
そこでその近所にある洋酒の信濃屋さん
へ行きました。
そこでプランテーションのオリジナル・
ダークと、ハバナ・クラブの3年の2本の
ラム酒を購入しました。

2022_04_12_08a
ハバナ・クラブとプランテーション

プランテーションのオリジナル・ダークは
「ジャマイカとトリニダードにて3年間
熟成したラムを、フランスで更に半年間
コニャック樽で熟成させたコニャック・
フェラン社のオリジナル・ダーク・ラム」
なんだそうです。
このプランテーションのラムは普通の
スーパーなどではあまり売っていないの
で、この信濃屋に来るとよく買います。
いつもはホワイト・ラムのプランテー
ション・3スターズを買う事が多いのだ
けれど、今回は香りの強いお酒を飲みた
かったので、オリジナル・ダークの方を
買いました。

ハバナ・クラブの3年はキューバのラム酒
で、オーク樽で3年熟成されたのちにろ過
して瓶詰めされたお酒です。
ちょっと熟成途中といった黄色味がかった
ラム酒で、実際に翌日飲んでみるとラム酒
らしい甘い濃厚な香りがとても美味しい
お酒でした。

ちなみにラム酒には熟成期間によって
「ホワイト・ラム」「ゴールド・ラム」
「ダーク・ラム」の3つの種類があり、
作る国によってイギリスのウイスキーに
似せたものか、フランスのコニャックに
似せたものかの違いがあります。
(もともとはウイスキーやコニャックの
代用酒として作られたものだったよう
です。)
ホワイトとゴールド、ダークの違いは
熟成期間の違いなので、熟成していない
ホワイトはライム(あるいはレモン)など
を絞って氷と炭酸割りかカクテルで飲むの
が適しており、ゴールドやダークはロック
や生(き)で飲むのに適しています。
(ゴールドは炭酸で割っても充分に美味し
いです。)

40度ぐらいあるお酒なので生で飲むのは
年齢的にもちょっとキツイので、家では
氷とレモンで炭酸で割って飲む事が多い
です。
週に3回ぐらいお酒を飲んでいますが、
ある時「日本酒や焼酎、ウイスキーだけ
じゃつまらないな」と思い立ち、それ以降
はラム酒やジン、カシャッサ(ピンガ)
などのお酒も飲んでみるようになりまし
た。
個人的には香りが良いので、ラム酒が一番
好きかもしれません。

まだディスクユニオンが開くまで時間が
あったので、先に買い物を済ませてしま
おうと思い中華街方面に。
中華街ではおもにアジアン雑貨を売って
いるチャイハネ系のお店を回っています。
まずはチャイハネ系のアメツチテラスで、
毛糸で作ったバッジ2個とラスタカラーの
ミサンガを購入。

2022_04_12_10a
バッジとミサンガ

毛糸のバッジは母がデイ・サービスに行く
時の服に付けています。
ちょっと手作り感があるので、ヘルパー
さんなどに「自分で作ったの?」とよく
聞かれるようです。
母は冗談で「そうよ。」と答えているんだ
とか(笑)。
指の出る毛糸の手袋とかチャイハネ系の
小物は、けっこう歳をとった母のオシャレ
としても使えるので重宝しています。

さらにチャイハネPart 1でエスニック柄の
クロスとコースター3つを購入。

2022_04_12_09a
コースターとクロス

クロスは税抜き500円と安いのだが、
定着剤に漬けないと色落ちします。
私のブログを見ている人なら解るかもしれ
ませんが、おもに買ったアルバムや小物
などの撮影のバックに使用しています。
コースターはお酒を飲む時に浸かっていま
す。

チャイハネに行ったのは実は「身代わり
人形」が欲しかったからでした。
ところが残念ながら今回は探したけれど
あまり売っていませんでした。
会計の時にお店のお兄さんが「うちの
身代わり人形ですね」と、リュックに付け
ていた身代わり人形に気が付いて言ったの
で、「実はこれ買いたくて来たんだけ
ど…。」と言ったところ、今は人気で売り
切れてしまったとのこと。
「今月また入荷するかもしれない。」との
事でした。

前は入り口付近にまとめてカゴに入れて
売っていたんですが、いつの間にか人気が
出ていたんですね。
コロナ禍の今だから人気が出たんでしょう
か。
また機会があれば買おうと思います。

中華以外から馬車道に戻り、ディスク
ユニオン関内店へ。
今回はネットで注文したKofeeのCDの
ほか、中古のCD5枚とLP2枚を購入
しました。

●ディスクユニオン関内店で購入したCD
○Kofee「Giftes」
○Janet Kay「Capricone Woman」
○Freddie McGregor「All In The Same Boat」
○Gregory Isaacs「Midnight Confidential」
○Ward 21「Still Disturbed」
○Various「Strictly The Best 34」

2022_04_12_06a


2022_04_12_07a


●ディスクユニオン関内店で購入したLP
○Rapha Pico & The Noble Chanters「Continue The Glory」
○Rapha Pico & The Noble Chanters「The Glory Of Dub」

2022_04_12_05a


Kofeeの「Giftes」は2017年頃から
活動し始めた若手の女性ディージェイ
です。
今回のアルバムは今年2022年にUKの
Sonyレーベルからリリースされた彼女の
ファースト・アルバムです。
(2019年にヨーロッパのColumbia
レーベルから「Rapture」という5曲入り
のミニ・アルバムをリリースしています
が、ネットのDiscogsではシングル盤と
いう扱いになっています。)
17年にYouTubeにアップされた
「Burning」あたりから注目されていた
ディージェイで、Protojeと共演するなど
すでに実績も残し始めています。
レゲエの女性シンガーに見られがちな
ベタベタした女性らしさを強調した楽曲
ではなく、良い意味でサバサバした楽曲が
この人の持ち味で、スター性を感じる彼女
にはこれからも注目です。

Koffee - Lockdown (Official Video)


Koffee - Pull Up (Official Video


Koffee x The Fix - Private 'Gifted' Album Listening Party/Interview


Janet Kayの「Capricone Woman」は
1982年にUKのSolid Groove Records
からリリースされた彼女のファースト・
アルバムです。
Janet Kayは70年代後半からUKで活躍
するラヴァーズロック・レゲエの女性
シンガーです。
このアルバムはプロデュースとアレンジは
Dennis Bovellで、彼女の代表作のひとつ
で、ラヴァーズロック・レゲエの代表的な
アルバムとしても知られている1枚です。
なおDennis Bovellはこのアルバムの
ダブ・アルバム「Dub Dem Silly」を
93年に作成しています。

Janet Kay Capricorn woman


Janet Kay - Cant' Give It Up(Capricorn Woman)(1982)


Janet kay silly games


Freddie McGregorの「All In The Same
Boat」は1986年にジャマイカの
Big Shipよりリリースされた彼のソロ・
アルバムです。
プロデュースとアレンジはFreddie
McGregor本人で、バックにSteely &
ClevieやPablove Blackなどが参加した
アルバムで、彼のソフトな歌声が満喫
できる内容となっています。

FREDDIE McGREGOR - All in the Same Boat


Freddie Mcgregor Push Come To Shove


Gregory Isaacsの「Midnight
Confidential」は1994年にUKの
Greensleeves Recordsからリリースされ
た彼のソロ・アルバムです。
プロデュースはExterminatorレーベルの
Philip 'Fatis' Burrellで、バックは
Firehouse Crew、パフォーマーとして
Sly & Robbieも参加、ジャケット・
デザインはTony McDermottというアルバム
で、彼の後期のアルバムの中でも内容に
期待が持てる1枚です。
Tony McDermottの書いたGregory Isaacsの
イラストは坊主頭で、Gregory Isaacsは
薬物中毒に苦しんだ人でしたが、その影響
で入院か拘留された後のアルバムなのか?
そんな事をちょっと連想してしまいます。

Not Because I Smile


Gregory Isaacs - Make Me Prosper (Xterminator) 1994


Ward 21の「Still Disturbed」は
2014年にドイツのGermaica Digitalと
いうレーベルからリリースされた彼らの
5枚目のアルバムです。
Ward 21は90年代後半から活躍する3人
組のダンスホール・レゲエのヴォーカル・
グループのようです。
手に入れたのは日本のP-VINEレーベルから
リリースされたアルバムで、ジャケット・
デザインも日本のオリジナル仕様のよう
で、3人の顔の切り抜きに「Still
Disturbed」の文字、さらに邦題の
「やっぱり狂ってる」の文字が入った
ジャケットとなっています。
ちなみにこのアルバムが(今のところ)
彼らの最後のアルバムのようです。

Ward 21 - U Shouldn't (Still Disturbed)


Ward 21 - War Start (Still Disturbed)


Various(オムニバス)ものの「Strictly
The Best 34」は2005年にUSの
VP Recordsからリリースされた、この年の
ヒット曲を集めたコンピュレーション・
アルバムです。
ちなみにこの時期はダンスホール・レゲエ
の楽曲を集めたアルバムとルーツや
コンシャス(真面目)系な楽曲を集めた
アルバムの2枚のアルバムがリリースされ
ていた時期で、この「34」はコンシャス系
の曲が収められたアルバムのようです。
同年にはダンスホール系の楽曲を集めた
「Strictly The Best 33」もリリースされ
ています。

前にも書いたが、おそらくこの「Strictly
The Best」シリーズをブログ評に書く事は
無いと思うけれど、この年にどんな曲が
ヒットしたのか?実はけっこう参考にして
います。
今回のアルバムにも佳曲がたくさん収め
られていて、内容は悪くないです。
特にGyptianの「Serious Times」は、この
時代の彼の輝きがよく解る好曲です。

Gyptian - Serious Times


Richie Spice - Righteous Youths [OMV Official Music Video 2004-2005]


残り2枚はLPを購入しました。
実はこの2枚を買うか買わないかはすごく
迷いました。
Rapha Pico & The Noble Chantersの
ファーストとそのダブのアルバムだったの
ですが、ネットで見つけたけれど購入を
パスしたアルバムだったんですね。
中古盤で新盤で3080円のアルバムが
2200円で売られていました。
おそらくこれがファーストかダブの片方
だけ売られていたらパスしたと思うのだ
けれど、両方売られていた事でちょっと
コレクション心が疼きました(笑)。
そこで迷った挙句、ここで買わないと2度
と買うチャンスが無いかなと思い購入しま
した。

Rapha Pico & The Noble Chantersの
「Continue The Glory」は2020年に
オランダのNoble Chanters Productionsと
いうレーベルからリリースされた彼らの
ファースト・アルバムです。
彼らについてはあまり資料がありません。
ネットのディスクユニオンには発売元の
リリースと思われる次のような記述があり
ました。

「オランダ在住のアフリカン・ディアス
ポラ、Rapha Picoの2020年デビュー作品。
素晴らしいタレント性を十分に堪能できる
モダン・ルーツ・アルバム。アムステル
ダムのヴィンテージ機材を揃えたEarth
Work Studioで録音され、Roots Unityの
Utaがミックスした名作。」

「ディアスポラ」の意味が解らなかったの
で調べたところ、「ギリシア語で『散ら
されている者』を意味し,ユダヤ人で
パレスチナ以外の地に移り住んでいた人々
をさす。」というのがネットに罹れていま
した。
おそらく「移住者」という意味で使われて
いるようなので、オランダに移住した
アフリカ人Rapha Picoのデビュー・
アルバムで、アムステルダムのEarth
Work Studioで録音され、Roots Unityの
Utaがミックスしたアルバムが、今回の
アルバムという事らしいです。
ネットのDiscogsのRapha Picoの履歴を
見ると、2019年頃からシングルを
リリースしていて、今までに2枚の
アルバム(1枚はダブ・アルバム)と
8枚のシングル盤をリリースしている
シンガーのようです。

正直なところ買うのをためらった理由は
ネットで試聴してみた感じがあまり
ファースト・インプレッションが強く
なかった事なのですが、実際に聴いてみた
印象としては確かにそれほど印象の強い曲
はないが、1曲1曲が丁寧に作られている
感じで内容は悪くないと思いました。
このRapha Picoというアーティストが今後
も活躍するかはちょっと解りませんが、
ジャケットのイラストもちょっと面白い
し、やはり買って正解だったかなと思い
ます。

Rapha Pico & The Noble Chanters - Everyday (Official Lyric video)


Rapha Pico & The Noble Chanters - Stand For Something (Official Lyric Video)


Rapha Pico & The Noble Chantersの
「The Glory Of Dub」は2021年に
オランダのNoble Chanters Productions
からリリースされた「Continue The
Glory」のダブ・アルバムです。
こちらのジャケットは「Continue The
Glory」の絵柄をモノクロにしたジャケット
ですが、開けてみると何かおかしい…。
よく見ると12インチ用の真ん中に丸く穴
の開いた白いジャケットに、モノクロの
絵柄をプリントした紙を張り付けた簡易的
なジャケットでした。
まあ考えようでこうした雑なジャケットも
面白いところかもしれません(笑)。

書いたようにファースト・アルバムと
ダブ・アルバムの両方売られていたのも、
今回購入した大きな理由です。
もしもどちらか片方だけだったら、購入
しなかったかもしれません。

The Glory of Dub


Chanting Dub


今回はLPを2枚買ったので、1万円弱
ぐらいの買い物でした。
ディスクユニオンで買い物が終わった
ところで買い物を切り上げて関内駅に
戻り、自宅まで戻って来ました。


相変わらずウクライナでは戦争が続いて
いて、あまり状況が良くなさそうなのが
とても気がかりです。
ロシアによる虐殺やクラスター弾や化学
兵器を使用しているのではないかなどの話
もあり、そういうニュースを聴くたびに
とても暗い気持ちになる…。
ロシアはネオ・ナチから(ロシア系の)
市民を守る為に戦っていると主張している
ようだが、そういう行為をするのは否定
しているナチスと同じような行為に見える
のだがどうなんだろう…?
もちろんウクライナがすべて正しいという
事でも無いかもしれないが、少なくとも
ロシアが正しいというのは私達が見ている
視点からは認められない意見だと思う。

またロシアが指名したと思われる「新しい
市長」が登場して来るのも、明らかな侵略
の匂いがしてとても気持ち悪い。
おそらくロシアが入植した地域は「新しい
市長」と共に「新しい住民」が入植して、
元に住んでいた住人はどこかに連れ去られ
て、居なかった事になってしまうのでは
あるまいか…。
まるで映画のような話だがそれが現実に
起こっている事なので、とても不気味に
感じてしまう…。

報道を見ると停戦協定はうまく進んで
いないようだし、場合によるとこの戦争は
10年以上続くかもしれないそうだ。
そうならない事を心から願うが、少なく
ともウクライナの人々の人権はしっかりと
守られなければならない。
おそらく人権が守られる保証が無ければ、
ウクライナとしても安易な妥協は出来ない
のだと思います。
ウクライナの人々に平和が訪れる事を切に
願います。


JRの恵比寿駅でロシア語の案内表記を
一部の人の苦情で隠すという事があった
ようです。
その後「差別を助長する」という批判を
受けて戻したようだが、そうした過剰な
反応は本当に差別であり、良くない事だと
思います。
問題なのは「プーチンのロシア」であり、
ロシア人をむやみに差別する事は問題の
本質とは違うと思います。

実際にプーチンに反対しているロシアの人
も多く居るようです。
この間TBSの「報道特集」で文学者で
日本文学の研究者のボリス・アクーニンと
いう人がテレビに出ていましたが、彼は
プーチン政権に批判的でロシアを出て
イギリスで暮らしていて、「本当の
ロシア」という活動を続けているんだと
か。
彼は「プーチンはウクライナ人を殺し、
同時にロシアも殺している」と語って
いて、さらに「本当のロシアはプーチンの
ロシアではない。本当のロシアはドスト
エフスキーやトルストイ、チェーホフの
国だ」とも語っています。

ボリス・アクーニン - Wikipedia

「プーチンはウクライナ人を殺し、同時にロシアも殺している ...

「国外のロシア人が力を合わせよう」 作家 ボリス ... - NHK.JP

本当のロシア(Настоящая Россия)

国内に居るロシア人は偏った情報しか
入って来ないので必ずしも目覚めていない
が、心正しきロシアの人も実はたくさん
居るのだと思います。
ロシア人を悪と憎むのは間違った考えで、
憎むべきは「プーチンのロシア」なんです
ね。
そこを勘違いしてヘイトに走っても「良い
未来」は生まれません。

ちなみにこの方の「アクーニン」という
名前は日本語の「悪人」から取った名前
なんだとか(笑)。
インタビュー映像などを見ると、この方の
ユーモアのある魅力的な人柄がうかがえ
ます。

今の世界は他にもミャンマーの内戦など
多くの問題を抱えていますが、早く平和な
世界が訪れる事を切に願います。

ではこの辺で。


Koffee - The Harder They Fall


Turbulence - Be Strong (Official Video) Total Satisfaction Rec.


2022_04_12_03a


2022_04_12_02a