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ここのところアルバムの購入などがあった
のですが、なかなか書けなかったので
まとめて書きます。


2021年5月24日(月)
ネットのタワー・レコードで注文したCD
が近所のセブンイレブンに届いたという
連絡があったので購入して来ました。

●近所のセブンイレブンで購入したCD
○Various「Derrick Harriott Presents Earthly Sounds」

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ネットの販売サイトなどの情報によると、
このアルバムはDerrick Harriottが自身の
レーベルCrystalやMove & Grooveなどから
リリースした初期レゲエの楽曲を集めた
コンピュレーション・アルバムです。
最近レゲエのリイシューを多く手掛けて
いるレーベルDoctor Birdから今年
2021年にリリースされたCD枚組の
アルバムで、Disc 1は「Earthly Sounds.
1971-1972」という副題で71年から
72年の楽曲、Disc 2は「Cool Breeze,
1972-1973」という副題で72年から
73年の楽曲が収められているようです。
Derrick Harriottというとレゲエの中でも
ソウルやファンク寄りのアプローチをした
プロデューサーとして知られており、彼が
初期レゲエの混沌とした時代の中でどう
いう音楽を作っていたのか?とても興味が
あるところだと思います。


2021年5月20日(木)
注文していたLPが店舗に届いたという
連絡があったので、にアルバムを回収する
ついでに横浜の関内駅周辺を歩いて来まし
た。

今は神奈川県にまん延防止措置が出ている
さ中なので本当は自宅配送にすれば良かっ
たのですが、申し込んだ頃はそれ以前の事
だったのでキャンセルもしづらく、とりあ
えず危険の高い外食などはせずに自宅で
簡単なカップ・ヌードルなどを食べてから
出掛けました。

関内駅に着いたのは12時ちょっと前と
いう時間でした。
せっかく出て来たのだからなるべく買い物
をしてから帰ろうと思い、まずは中華街の
チャイハネ系のお店をチャイハネPart 1→
倭物やカヤ→アメツチテラスと回り、最後
に中華街のスーパー中国有限公司に行き
ました。
まずは中華街の奥へ奥へと進みましたが、
やはりコロナ以前と較べると人はだいぶ
減っている印象。
そしてメインの通りでも開いている所は
開いているけれど、かなり締まっている店
も相変わらず多い感じです。

チャイハネPart 1ではフクロウの財布入れ
と小銭入れ、ミサンガを3本購入。

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フクロウの財布入れ、小銭入れ、ミサンガ

母が高齢になったのでお金を預かっている
けれど、どうしても使っているうちに自分
のお金と一緒になってしまいがち。
そこで財布を別にして管理しようと思い
ました。
残念ながら商品を絞っているせいか、
イマイチ気に入った財布は無かったのだ
けれど、手ごろな価格のものを購入しまし
た。

アメツチテラスでは800円のコーヒー・
カップを2つ購入。
家でコーヒーを飲む時に色々変えて楽し
もうと思います。

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コーヒー・カップ

中国有限公司ではローリエと食べるラー油
(豚肉入り)を購入。

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ローリエ、食べるラー油(豚肉入り)

次に目的地である馬車道にあるディスク
ユニオン関内店へ。
まずは店内のレゲエのCDとLPの売り場
で、何か面白いアルバムが無いか探しまし
た。
今回はサックス奏者のCedric 'Im' Brooks
のアルバム(新盤)と、Nicky Thomasと
Shorty The Presidentのアルバム(いずれ
も中古盤)の3枚のCDを購入しました。
さらにレジでネットで注文したLPを購入
しました。

●ディスクユニオン関内店で購入したCD
○Cedric 'Im' Brooks「One Essence」
○Nicky Thomas「Love Of The Common People」
○Shorty The President「Fire Fire」

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●ディスクユニオン関内店で購入したLP
○Clint Eastwood「African Youth」

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Cedric 'Im' Brooksの「One Essence」は
1977年にジャマイカのHigh Note
レーベルよりリリースされたアルバム
です。
ネットにあるこのアルバムの紹介文などを
読むと、Cedric 'Im' BrooksがLight Of
Sabaを脱退後にソロでリリースした
アルバムのようです。
チラッと聴いてみた感じですが、ナイヤ
ビンギとジャズを融合したサウンドを得意
とした、彼らしい濃厚なサックス・プレイ
がイイ感じのアルバムに仕上がっている
ようです。
ちなみに手に入れたのはフランスの
Kingston Connexionというレーベルから
リイシューされたCDでしたが、背表紙に
書かれた名義はCedric 'Im' Brooksでは
なくThe Light Of Sabaとなっていまし
た。

Nicky Thomasの「Love Of The Common
People」は、1970年にジャマイカの
Joe GibbsのレーベルJogib Recordsから
リリースされたアルバムです。
Nicky Thomasというとあまり知らない人も
居るかもしれませんが、ネットのレゲエ
レコード・コムにはこのアルバムの紹介文
として「ジョー・ギブスの初期レゲエ期の
ヒットメーカーであった」と書かれていま
す。
今回のアルバムは「Rainy Night In
Georgia」や「Let It Be」などポピュラー
の名曲も収められたアルバムで、彼の
ソウルフルな歌声が印象的なアルバム
です。

実はこのNicky Thomasという人、個人的に
ちょっと気になる人でした。
理由は単純で彼がソウルの名曲「Is it
because I'm black?」を歌うライヴ映像を
ネットで見た事があったんですね。

Nicky Thomas: Is it because I'm black?


汗をダラダラと流し、ちょっと壊れたよう
な動きで歌うその映像があまりにも凄く
て、それ以来この人の事がずっと気に
なっていたんですね。
残念ながらIs it because I'm black?」
は他のアルバムも含めてアルバムで歌って
いないようですが、なかなか説得力がある
ヴォーカリストで魅力的な人だと思い
ます。

Shorty The Presidentの「Fire Fire」は
78年のアルバムです。
Shorty The Presidentは70年代から
80年代前半ぐらいに活躍したディー
ジェイで、ネットのDiscogsによると4枚
ぐらいのアルバムと、55枚ぐらいの
シングル盤を残しています。
コンピュレーション・アルバムなどに
たまに入っている人で、この人もちょっと
気になっている人でした。
チラッと聴いた感じでは、70年代後半
らしいステッパーズ・スタイルの
ヴォーカルがイイ感じのアルバムでした。

今回ネットのディスユニオンで注文して
いたのが、Clint Eastwoodの「African
Youth」というLPでした。
このアルバムは1978年にUKの
Third Worldレーベルからリリースされた
アルバムです。
この78年はClint Eastwoodのアルバム・
デビュー年で、「Jah Lights Shining」や
「Death In The Arena」など、彼の履歴の
中でももっとも多い4枚のアルバムを
リリースした年なんですね。

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Clint Eastwood ‎– Jah Lights Shining (1978)

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Clint Eastwood ‎– Death In The Arena (1978)

そのデビュー年のアルバムのひとつが今回
の「African Youth」です。

のちにGeneral Saintとのコンビで、
「Another One Bites The Dust」や
「Stop That Train」などのコミカルな
ヒット曲を飛ばす彼ですが、この当時は
ステッパーズ・スタイルがとてもカッコ
いいディージェイだったんですね。

Another One Bites The Dust - Clint Eastwood & General Saint


Clint Eastwood & General Saint - Stop That Train • TopPop


そうした勢いのあった時代の1枚が、今回
のアルバムです。


2021年5月5日(水)
ネットのタワー・レコードで注文したCD
が近所のセブンイレブンに届いたという
連絡があったので、購入して来ました。

●近所のセブンイレブンで購入したCD
○Alborosie「Back-A-Yard Dub」

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このアルバムは2020年にリリースされ
たAlborosieがプロデュースした
The Wailing Soulsのアルバム「Back A
Yard」のダブ・アルバムです。
The Wailing Soulsは70年代から
ルーツ・レゲエのコーラス・グループと
して活躍したグループで、特に80年代の
前半は大人気だったグループなんですね。
もっとも活躍していた頃は4人組の
コーラス・グループでしたが、今も2人組
のグループとして頑張っているようです。
その彼らのアルバム「Back A Yard」の
ダブ・アルバムが、2021年にリリース
された今回のアルバムです。
ルーツ・レゲエをよく知る男である
Alborosieのアルバムなので、ちょっと
楽しみです。


前に鈴木高弥さんという方が書いたレゲエ
本の「Reggae Definitive」について書き
ましたが、その後この本を読んでみて多少
気になる点がありました。

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鈴木高弥著 - Reggae Definitive

この本の選んでいるアルバムについては
レゲエの歴史の中で重要なアルバムをほぼ
網羅しており、その点には異論はありま
せん。
ただこの著者の方の書いている文章には、
正直なところ多少気になる点がありまし
た。
特にこの著者の方のLGBTに関する考え
方やマリファナに関する考え方は、必ずし
も同意できない部分がありました。
具体的にはLGBTに関してはかなり好意
的、マリファナに関しても解禁という考え
方のようです。
このあたりは筆者の方のパリ大学への留学
体験が影響しているようです。
その為LGBTに否定的なアーティストに
はかなり手厳しく、逆に容認派の
アーティストは大絶賛でアルバム評を書い
ている側面が見受けられます。
まあ日本でもLGBTに対しては容認する
方向になって来ているので解らなくはない
のですが、否定的なアーティストも宗教的
な理由もあったりするのでそこまで否定的
に言うのはちょっとどうなのかな?と思う
部分がありました。

もっと問題なのはマリファナに関する記述
で、政治家は否定しているけどもう社会的
には容認されているような書き方なんです
ね。
筆者は「大人のリトマス試験紙」という
言い方で、当たり前の「大人のたしなみ」
のような事まで書いています。
正直なところ今の日本の現状を見る限り、
マリファナがそこまで容認されているとは
到底思えません。
実際にはそうした解禁の議論さえ起って
いない状態で、それを吸うのが当たり前の
ように書くのはちょっとどうなのかな?と
いう気がしました。

という事でこの「Reggae Definitive」と
いう本ですが、選んでいるアルバムに
ついてはかなり良いセレクトだと思います
が、筆者の書く文章にはちょっと?の付く
部分があると思いました。
若年層で思想的な影響を受け易い人は、
あまり読まない方が良いかもしれません。


もうオリンピックまで2ヶ月を切ったよう
ですが、なんか今も街の空気が暗いです
ね。
PCR検査は不要と言っていたのにオリン
ピック選手だけはPCR検査はする、
運動会はダメなのにオリンピックは良いの
か、「来ないで下さい」という東京都に
近県からワクチン接種に行くなど、矛盾
するダブル・スタンダードがあまりに多い
気がしています。

自助自助で頑張って来たけれど…ちょっと
疲れた…そう思っている人が多いのかも
しれませんね。

ではこの辺で。

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