今回はU-Royのアルバム

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「Version Of Wisdom」です。

U-Roy(U Roy 本名:Ewart Beckford)は
レゲエのトースティング・スタイルを確立
したディージェイとしてよく知られて
います。
それまでもCount MachukiやKing Stitt
など、サウンド・システムで曲と曲の間
や間奏部分で「掛け声係」として観客を
盛り上げるディージェイという職業は
ジャマイカにあったのですが、曲の中で
しゃべる「トースティング」を始めたのは
彼が最初だと言われています。
そのトースティングでU-Royは70年代
初めのルーツ期にディージェイの大ブーム
を起こし、一躍人気者となるんですね。
ファースト・アルバム「Version Galore」
は、世界初のディージェイ・アルバムと
して知られています。

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U Roy ‎– Version Galore (1971)

このディージェイ・スタイルは70年代に
ジャマイカで大流行し、すぐにI Royや
Big Youthなど多くの追随者を生み、
やがてそのスタイルはアメリカのラップと
いう音楽も生み出す事になるんですね。
そのため彼U-Royは「元祖ラッパー」と
言われる事があります。

残念ながら2021年2月17日に、
78歳で逝去しています。

ネットのDiscogsによると、今までに
共演盤を含めて28枚ぐらいのアルバム
と、243枚ぐらいのシングル盤を
リリースしています。

アーティスト特集 U Roy (U ・ロイ)

今回のアルバムは1990年にヨーロッパ
のVirgin Records系列のレーベルFront
Lineからリリースされたアルバムで、
71年のTreasure IsleレーベルのU-Royの
ファースト・アルバム「Version Galore」
と、74年のAttackレーベルからの
セカンド・アルバム「U. Roy」(79年に
UKのFront Lineから「With Words Of
Wisdom」というタイトルで再リリース)
の2枚のアルバムからコンパイルした
音源を集めたコンピュレーション・
アルバムです。

「Rule The Nation」や「Version
Galore」、「Everybody Bawling」、
「Tide Is High」など、ロックステディ
の時代のTreasure Isleレーベルの音源
に、ヴォーカルの上にU-Royのトース
ティングを重ねたトーク・オーヴァーの、
U-Royらしいウィキッドなトースティング
が楽しめる好内容のアルバムとなっていま
す。

手に入れたのはVirgin Recordsから
リリースされたCDの中古盤でした。

全20曲で収録時間は約54分。
順番はだいぶ変わっていますが、U-Royの
ファースト「Version Galore」と、
セカンド「U. Roy」の楽曲が収められて
います。
(最後に「参考資料」として、元の
アルバムの曲順も表記。)

詳細なミュージシャンの表記はありま
せん。

今回のアルバムのオリジナルは、書いた
ように、オリジナルは71年のTreasure
IsleレーベルのU-Royのファースト・
アルバム「Version Galore」と、74年の
Attackレーベルからのセカンド・アルバム
「U. Roy」です。
ネットのDiscogsの記述を見ると、どちら
もプロデュースはTreasure Isleレーベル
の主催者Duke Reidで、おもにロック
ステディ期から初期レゲエにかけての曲が
使われているようです。
そこから見てバックはロックステディの
時代にTreasure Isleの演奏を担当して
いたTommy McCook & The Supersonics
あたりが担当しているものと思われます。

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裏ジャケ

さて今回のアルバムですが、ロック
ステディの時代に活躍したThe Techniques
やThe Paragons、The Melodiansなどの
コーラスグループの音源に、U-Royの
トースティングを乗せた、初期の
ディージェイらしいトーク・オーヴァー・
スタイルのトースティングが楽しめる
アルバムで、内容はとても良いと思い
ます。

ジャマイカのサウンド・システム(野外
ディスコのようなもの)には、現場を盛り
上げる「掛け声係」のようなディージェイ
は居ました。
(Count MachukiやKing Stittなどがよく
知られています。)
ただそうしたディージェイは曲の合間や
間奏部分などで掛け声をかける、「盛り
上げ係」のような存在だったんですね。
そうしたディージェイはレコーディング
に参加しても名前がクレジットされない
事があるほど、低い地位の存在だったん
ですね。

King Stitt - Fire Corner rare clip


King Stitt - Lee Van Cleef


Movements - Count Machuki


そうした状況を変えたのが、このU-Roy
だったと言われています。
彼は曲の間奏部分で掛け声をかけるのでは
なく、曲のメインの部分で「喋る」トース
ティングという技法を発明したんですね。
そのU-Royのトースティングはジャマイカ
で大人気となり、多くの追随者を生み出す
事となります。
さらにこのU-Royの生み出したトース
ティングはアメリカにまで渡り、ラップの
元となったと言われています。

そうした意味では彼のファースト・
アルバム「Version Galore」は、音楽の
歴史の中ではとても重要なアルバムだった
んですね。
このアルバムは世界の音楽史で見れば重要
なアルバムであるにもかかわらず、なぜか
日本ではあまり重要なアルバムと見られて
いないフシがあります。
そうした要因のひとつとして考えられるの
が、日本でよく読まれている2002年に
シンコー・ミュージック刊行のレゲエ本
「Roots Rock Reggae」にこのアルバムが
掲載されていない事が考えられます。
「硬派レゲエの定番ディスク500枚」と
銘打って多くのレゲエの代表的なアルバム
を掲載しているこの本ですが、なぜかこの
「Version Galore」が抜けているんです
ね。
このアルバムが抜けているのは、
ポピュラーのアルバムの中でThe Beatles
の「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club
Band」が抜けているようなものなんです
ね(笑)。

あくまで個人的な見解ですが、かなり
「定番ディスク」をうまく収めているこの
本ですが、実は貴重なアルバムがいくつか
抜けているのも事実です。
出来れば初のディージェイ・アルバムで
ある今回のアルバムや、レゲエ初の
コンセプト・アルバムと言われる
Keith Hudsonの「Flesh Of My Skin Blood
Of My Blood ‎」、初のダンスホール・
アルバムと言われるRanking Slackness
(General Echo)の「Slackest LP」
あたりは入れて欲しかったと個人的には
思っています。
まあレゲエのアルバムを500枚に収める
のは、かなり難しい作業なのでしょう。

まあこの本だけのせいではないでしょう
が、U-Royの「Version Galore」が重要な
アルバムと思われていないのは、ちょっと
残念な気がします。
やはりレゲエを聴くのならこのU-Royの
「Version Galore」はぜひ聴いておき
たいアルバムのひとつである事は間違い
ありません。
ただこのアルバムは今はなかなか手に入れ
にくくなっていると思うので、その中の曲
が多く収められた今回のアルバムを手に
入れるのも有りだと思います。

ファーストの「Version Galore」と
セカンドの「U. Roy」を1枚にまとめた
今回のアルバムですが、大半の曲はレゲエ
の前身となった音楽ロックステディの時代
の楽曲が使われています。
ロックステディはジャマイカで66年から
68年頃のわずか3年間だけ流行した音楽
で、それまで流行していたスカがアップ・
テンポでダンサブルな音楽だったのに対し
て、スローで甘いメロディを特徴とする
音楽です。

ロックステディ - Wikipedia

その後にミディアム・テンポのレゲエの
時代が来ますが、レゲエという音楽の基礎
はこの時代に作られたと言われています。

このU-Royの2枚のアルバムはリリース
されたのがレゲエの時代に入ってからでし
たが、そのほとんどがこのロックステディ
の音源をバックにした曲なんですね。
しかもその多くがThe Techniquesや、
The Melodians、The Jamaicans、
The Paragonsなど、男性コーラス・
グループのラヴ・ソングが多いんですね。

おそらくですがこのU-Royがトース
ティングという技法を思い付いた時は
ロックステディからレゲエに変わるあたり
で、このロックステディのスローな
メロディがアドリヴを駆使したトース
ティングに合わせやすかったのではないか
と思われます。
このU-Royの初期のトースティングは元の
ヴォーカルがかなり入った「トーク・
オーヴァー」というスタイルですが、その
ヴォーカルにU-Royが反応してウィキッド
なトースティングを紡いで行くという
スタイルだったんですね。

よくU-Royのトースティングは
「ウィキッド(Wicked)」という形容が
使われますが、Wickedは直訳すると
「意地悪な」という意味で、人を
からかったようなトースティングという事
だと思います。
現場の空気に合わせてからかったような
トースティングを即興で入れて行く、それ
がディージェイのトースティングという
スタイルの原点なんですね。
その楽しさがジャマイカのサウンド・
システムで大ウケして、U-Royは人気の
ディージェイになって行くんですね。

U Roy 1970 Version Galore Treasure Isle


それは同時に、それまで脇役だった
ディージェイが主役に躍り出た瞬間です。
それまではシンガーやミュージシャンが
音楽の主役でしたが、U-Royが登場して
以降は新たにディージェイも主役となり
ます。
「元祖ラッパー」などとも言われるU-Roy
ですが、小さな島国ジャマイカから音楽の
歴史を変えた、実は凄い人なんですね。

このトースティングという技法は、元の
音楽にさらに即興で上書きして行くという
かなり高度なテクニックを使った技法です
が、それを明るく陽気にやって行くところ
にジャマイカの音楽らしい面白さがあり
ます。
このU-Royの変に深刻にならずに「明るく
茶化す」という手法は、音楽の形式自体は
変化して行きますが、後のYellowmanや
Ninjamanなどのディージェイ達にも、
その精神が受け継がれて行くんですね。

そのトースティングの原点がよく解るの
が、今回のアルバムです。
今から聴くと多少時代がかったロック
ステディの音楽に、U-Royの生き生きと
したトースティングがとても魅力的です。

またこの当時のジャマイカはまだまだ
貧しい国で、弱小のプロデューサーが
多く、一度録音した音源を再利用する必然
性がありました。
そうして誕生したのがジャマイカ特有の
「リディム文化」です。
一度録音した音源を別の歌手に歌わせ
たり、カラオケを作ったりするだけで
なく、オーヴァー・ダビングしたり、
テープをミックスし直してダブ
(ヴァージョン)を作ったりと、再利用
の方法を生み出しています。
このU-Royの生み出したトースティングを
乗せるディージェイも、再利用の方法と
してはとても都合が良かったんですね。
70年代前半にはダブとディージェイと
いうレゲエ特有の音楽が誕生しています
が、実はその裏には弱小プロデューサーの
リアルな金銭事情があったんですね。
その後も一度作った曲を再利用する
「リディム文化」は、ジャマイカ特有の
文化として発展して行きます。

1曲目は「Your Ace From Outer Space」
です。
勢いのあるドラミングから、ホーンと
ギター、ハモンド・オルガンを中心とした
味わいのあるメロディに、U-Royの味の
あるトースティングがイイ感じの曲です。

u - roy - your ace from space


2曲目は「Rule The Nation」です。
リディムはThe Techniquesのロック
ステディのヒット曲「Love Is Not A
Gamble」です。
U-Royの口上から、スウィートなホーン
と刻むようなギターのメロディに、
「チキチキ…」というハミング、U-Roy
らしい余裕を持った味のあるトース
ティングが心地良い曲です。

U Roy - Rule The Nation


リズム特集 Love Is Not A Gamble (ラブ・イズ・ノット・ア・ギャンブル)

3曲目は「Honey Come Forward」です。
刻むようなギターのメロディに、U-Royの
表情豊かで味わいのあるトースティングが
イイ感じ。

U-Roy - 1. Honey Come Back


4曲目は「Version Galore」です。
リディムはThe Melodiansのロック
ステディのヒット曲「You Have Caught
Me」です。
ユッタリとしたギターを中心とした
メロディに、The Melodiansのヴォーカル
とコーラス・ワーク、追いかけるように
入って来るU-Royのトースティングがイイ
感じ。
ヴォーカルにうまくトースティングを乗せ
て来る、U-Royのトーク・オーヴァーの
見本のような曲です。

U Roy Version Galore 1970 03 Version galore


5曲目は「Things You Love」です。
リディムはThe Jamaicansのロック
ステディのヒット曲「Things You Love」
です。
ギターとハモンド・オルガン、ホーン・
セクションの華やかなメロディに、
ロックステディらしいスウィートな
ヴォーカルとコーラス・ワーク、エコー
の効いたU-Royのトースティング…。

U-Roy - 6. Things You Love


6曲目は「Wear You To The Ball」です。
リディムはThe Paragonsのロックステディ
のヒット曲「Wear You To The Ball」
です。
ロックステディらしい勇足としたギターと
ピアノのメロディに、スウィートな
コーラス・ワーク、U-Royの味わいのある
陽気なトースティングがイイ感じ。

U Roy Version Galore 1970 10 Wear you to the ball


7曲目は「On The Beach」です。
The Paragonsのロックステディのヒット
曲「On The Beach」です。
ギターとヴァイオリンを中心とした
メロディに、心地良いコーラス・ワーク、
U-Royのノリの良いトースティング。

U Roy | On The Beach


8曲目は「Rock Away」です。
リディムはThe Melodiansのロック
ステディのヒット曲「You Don't Need
Me」です。
ロックステディらしいギターとホーンの
メロディに、The Melodiansのヴォーカル
とコーラス・ワーク、U-Royのウィキッド
なトースティングという組み合わせ。

U Roy Version Galore 1970 09 Rock away


9曲目は「True Confession」です。
リディムはThe Silvertonesのヒット曲
「True Confession」です。
こちらはかなりアップ・テンポの曲で、
スカの時代の曲か?
楽し気なホーン・セクションのオープ
ニングから、ギターを中心とした
メロディ、コーラス・ワークに乗せた
ヴォーカル、U-Royのトースティングが
イイ感じの曲です。

U-Roy - 4. True Confession


10曲目は「Everybody Bawling」です。
リディムはThe Melodiansのロックステディ
のヒット曲「Everybody Bawling」です。
心地良いギターのメロディに、ソフトな
ヴォーカルとコーラス・ワーク、U-Royの
弾けたトースティングがイイ感じ。

U-Roy - 10. Everybody Bawling


11曲目は「Wake The Town」です。
リディムはAlton Ellisのロックステディ
のヒット曲「Girl I've Got A Date」
です。
刻むようなギターと漂うようなオルガンの
メロディに、U-Royの陽気で弾けたトース
ティングがイイ感じ。

U Roy - Wake The Town


12曲目は「Words Of Wisdom」です。
リディムはThe Silvertonesのヒット曲
「Midnight Hour」です。
カシッと硬いドラミングに、ホーンと刻む
ようなギター、ハモンド・オルガンの
メロディに、ノリの良いU-Royの弾けた
トースティングがイイ感じ。

U Roy | Words of Wisdom


13曲目は「Treasure Isle Skank」
です。
リディムはThe Jamaicansのヒット曲
「Love Uprising」です。
硬質なドラミングに、刻むようなギターと
ベース、浮遊感のあるキーボードとピアノ
のメロディ、楽し気なU-Royのトース
ティングがイイ感じ。

U Roy U Roy 1974 Treasure isle skank


14曲目は「The Same Song」です。
リディムはThe Paragonsのロック
ステディのヒット曲「The Same Song」
です。
スローなホーン・セクションとギターの
メロディに、John Holtのソフトな
ヴォーカルにコーラス・ワーク、U-Royの
味わいのあるトースティング。

U-Roy - 7. The Same Song


15曲目は「Tide Is High」です。
リディムはThe Paragonsのロック
ステディのヒット曲「Tide Is High」
です。
ユッタリしたギターとベース、リリカルな
ヴァイオリンのメロディに、John Holtの
ソフトなヴォーカルにコーラス・ワーク、
U-Royのウィキッドなトースティング。

U-Roy - 5. Tide Is High


リズム特集 Tide Is High (タイド・イズ・ハイ)

16曲目は「Hot Pop」です。
リディムはThe Tennorsのヒット曲
「Hopefull Village」です。
ロックステディらしいスローなホーンと
ギター、ピアノのメロディに、ちょっと
弾けたU-Royのトースティングがイイ感じ
の曲です。

u-roy - hot pop


17曲目は「Tom Drunk」です。
リディムは「Tom Hark」というリディムの
ようです。
初期レゲエの頃の曲なのか?
ロックステディの時代に活躍したHopeton
Lewisとの共演曲のようです。
刻むようなギターとキーボードを中心と
したメロディに、ちょっとかすれた
Hopeton Lewisのヴォーカル、追いかける
ように入って来るU-Royのトースティング
がイイ感じ。

HOPETON LEWIS & U ROY - Tom drunk (1970 Treasure isle)


18曲目は「Drive Her Home」です。
リディムはEric Morrisのヒット曲
「Number One」です。
カラっと硬いドラミングに、刻むような
ギターのメロディ、伸びやかなヴォーカル
に、追いかけて来るU-Royの味のある
トースティング…。

U Roy U Roy 1974 Drive her home


19曲目は「Merry Go Round」です。
リディムはJohn Holtのヒット曲「Where
Must I Go」です。
初期レゲエの頃らしいギターとピアノの
硬質なサウンドに、John Holtのソフトな
ヴォーカル、流れるように滑らかなU-Roy
のトースティングがイイ感じ。

U-Roy - 7. The Merry Go Round


20曲目は「What Is Catty」です。
リディムはJohn Holtのヒット曲
「Teach The Children」です。
刻むようにギターとキーボードのメロディ
に、甲高い女性コーラス、U-Royの落ち
着いたトースティングがイイ感じ。

U Roy U Roy 1974 What is catty


ざっと追いかけてきましたが、懐かしさを
感じるようなロックステディの曲に、
U-Royの弾けたトースティングがとても
面白く、この時代に彼U-Royが大ウケした
のが何となく解るような気がします。
また「ワォ!」や「イェー!イェー!」
など掛け声を入れているところに、彼以前
のディージェイが行っていた「掛け声係」
の名残りがあるんですね。
そのあたりも面白いところです。

書いたように、彼の登場によってそれまで
掛け声係だったディージェイは昇格して、
その後はレゲエの1ジャンルとして主役を
張り続けて行くんですね。
そしてその音楽性の多才さから、レゲエと
いう音楽はさらに発展して行くんですね。

残念ですが音楽の歴史に偉大な足跡を残し
た、「元祖ラッパー」U-Royは2021年
2月17日に永眠してしまいました。
ただ彼の残した功績はけっして消える事が
無く、彼の魂はその後も多くのラッパーや
ディージェイに受け継がれています。

偉大なディージェイ・ダディU-Royに拍手
を!

10. U-Roy - Soul Rebel [One Love Peace Concert/Heartland Reggae]


Natty Rebel / Soul Rebel - Daddy U Roy at Rototom 2017



○アーティスト: U-Roy
○アルバム: Version Of Wisdom
○レーベル: Virgin
○フォーマット: CD
○オリジナル・アルバム制作年: 1990 (1971,1974)

○U-Roy「Version Of Wisdom」曲目
1. Your Ace From Outer Space
2. Rule The Nation
3. Honey Come Forward
4. Version Galore
5. Things You Love
6. Wear You To The Ball
7. On The Beach
8. Rock Away
9. True Confession
10. Everybody Bawling
11. Wake The Town
12. Words Of Wisdom
13. Treasure Isle Skank
14. The Same Song
15. Tide Is High
16. Hot Pop
17. Tom Drunk
18. Drive Her Home
19. Merry Go Round
20. What Is Catty

●(参考資料)今回のアルバムの元と
なったアルバム

○U Roy「Version Galore」 (1971)
Side 1
1. Your Ace From Space
2. On The Beach
3. Version Galore
4. True Confession
5. Tide Is High
6. Things You Love
Side 2
1. The Same Song
2. Happy Go Lucky Girl
3. Rock Away
4. Wear You To The Ball
5. Don't Stay Away
6. Hot Pop

○U. Roy「U. Roy」 (1974)
Side 1
1. Honey Come Back
2. Treasure Isle Skank
3. Rule The Nation
4. Drive Her Home
5. Tom Drunk
6. Words Of Wisdom
Side 2
1. The Merry Go Round
2. Wake The Town
3. What Is Catty?
4. Everybody Bawling
5. Ain't That Loving You
6. Behold

●今までアップしたU-Roy関連の記事
〇U Roy & Friends「With A Flick Of My Musical Wrist: Jamaican Deejay Music 1970-1973」
〇U Roy「30 Massive Shots From Treasure Isle」
〇U Roy「Hold On Rasta」
〇U Roy「I Am The Originator」
〇U Roy「Jah Son Of Africa」
〇U Roy「Old School / New Rules」
〇U Roy「Rasta Ambassador」
〇U Roy「Smile A While」
〇U Roy「True Born African」
〇U Roy「Version Galore」
〇U-Roy「Dread In A Babylon」
〇Various「When Jah Shall Come」
〇Niney The Observer「Microphone Attack 1974-78」