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ネットのディスクユニオンから「店舗受け
取り」をお願いしたCDがディスク
ユニオン関内店に届いたという連絡が
あったので、2021年2月2日(火)
に受け取りついでに中華街→馬車道と歩い
て来ました。

先週の木曜日1月28日にこちらに来た
ばかりだったのだけれど、まとめて注文
したアルバムの中で1枚だけ遅れてメール
が届きました。
こうしたコロナ禍では出来ればまとめて
手に入れたいところですが、けっこう多く
のCDを注文したので仕方の無い事かも
しれません。
せっかく出て行くからにはなるべく買い物
などを済ませたいので、ついでに中華街の
チャイハネ系列のお店と、馬車道の洋酒
専門店の信濃屋に寄って来ました。

まずは中華街のお店をアメツチテラス→
中国貿易公司→倭物やカヤ→チャイハネ
Part1と回って来ました。

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アメツチテラス

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倭物やカヤ

中華街のスーパー中国貿易公司で花山椒や
ココナッツミルク、唐辛子入り高菜漬け
などを買って来ました。

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中国貿易公司

唐辛子入り高菜漬けは「酸菜」という表示
があったので、ちょっと酸っぱい味を想像
して買ってみたのだが、家に帰って食べて
みると唐辛子がもの凄く効いていて、一瞬
で汗がブワっと噴き出るほど辛かった
です(笑)。
中に入ってる唐辛子がもの凄く辛いです
が、高菜はザーサイのような食感で少し
酸っぱ味があり美味しいです。
ちょっとずつなら食べられそうです。

ココナッツミルクは翌々日にカレーを作る
時に、牛乳の代わりに使いました。
味がまろやかになってなかなか美味しく
出来ました。

花山椒はミルに入れて、いろいろなものに
かけて使っています。
たらこスパゲッティにかけて食べたら、
ピリッとした刺激としたが微妙にシビレる
感じがあり美味しかったです。

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花山椒、ココナッツミルク(2個)、
唐辛子入り高菜漬け(酸菜辣椒)

チャイハネPart1で指出しの手袋
(900円)が半額で売っていたので、
2つ購入しました。
これはどちらかというと女性ものですが、
90歳を過ぎた母がデイ・サービスに行く
ので、指が出ている方が安全なので、
お出かけ用に購入しました。

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指出し手袋(2個)

今回中華街に行って驚いたのは、閉まって
いる店の多さです。
中華街の一番のメイン・ストリートの店の
半分以上の店が休業していました。
張り紙を見るとお店によって休業期間は
まちまちで、緊急事態宣言の期間中(1月
7日~2月7日)になっている店もあれ
ば、2月の1日~7日となっている店も
ありました。
おそらくここの店がそれぞれに判断して
休業期間を決めたものと思われます。
通りを歩く人の数もかなり減っていまし
た。

おそらく緊急事態宣言中で少ない客しか
来ないのに店を開けているよりは、休業に
してしまった方が人件費や食材のお金が
かからないと判断したのでしょう。
特に中華街は初めに中国でコロナが流行
したので、流行の当初から客の入りの悪さ
が続いているようで、かなりダメージが
大きいのでしょう。

実際にチャイハネ系列のお店も客の入りは
ほとんど無く、けっこう閑散としていま
した。
正直なところチャイハネ系のお店はギラっ
とした原色系の品揃えが刺激的で魅力なの
ですが、最近は品揃えも押さえている感じ
があって、売られている商品も無難なもの
が増えた印象があります。
それだとイマイチ購買意欲が湧かないん
ですね(苦笑)。

今回中華街を歩いて、コロナの影響を肌で
感じました。

次に馬車道にあるディスクユニオン関内店
へ行きました。
「店舗受け取り」のRas AllahのCDと、
関内店で見つけたMarcia GriffithsのCD
の2枚を購入しました。

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ディスクユニオン関内店

●ディスクユニオン関内店で購入したCD
○Ras Allah「Showcase」
○Marcia Griffiths「Reggae Anthology: Melody Life」

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Ras Allah(別名:Prince Allah)の
「Showcase」は、一番元となっている
アルバムは82年にジャマイカのItal
International Recordsというレーベル
からPrince Allah名義で「King Of The
Road」というタイトルでリリースされた
アルバムです。
それが84年にVista Soundsレーベルから
今回のタイトル「Showcase」という
タイトルに改題され、再リリースされて
いるんですね。
ちなみにジャケット・デザインも変更され
ていて、オリジナルの「King Of The
Road」のジャケットは黄色地のバックに
モノクロのPrince Allahの写真に眼から
ビームのような筋が出ているものでした。
(84年の「Showcase」は今回と同じ
ジャケットです。)
ちなみに「King Of The Road」と
「Showcase」では、ジャケットとタイトル
以外に曲順も変わっているようです。

手に入れたのは2020年にUKの
Burning Soundsからリイシューされた
アルバムでした。
タイトルが「Showcase」となっているよう
に、Ras Allah(Prince Allah)の歌と
そのダブが交互に収められたショー
ケース・スタイルの仕様のアルバムです。
Ras Allah(Prince AllahまたはPrince
Alla)はあのBlood & Fireレーベルから
アルバムがリイシューされるなど、
ルーツ・ファンから非常に人気の高い
シンガーですが、その全盛期のアルバム
だけに聴くのがとても楽しみな1枚です。

Ras Allah -1 - Jah Morning Sun


Ras Allah ( Prince Allah ) - Don't Give Up - Showcase album 1984


Marcia Griffithsの「Reggae Anthology:
Melody Life」は2007年にUSの
VP Recordsからリリースされた、Marcia
Griffithsの代表曲を集めたCD2枚組の
コンピュレーション・アルバムです。

ソロとしても多くのヒット曲をリリース
し、ロックステディの時代にはBob Andy
とのデュエットBob & Marciaで活躍し、
ルーツ・レゲエの時代にはBob Marley &
The Wailersのバックの女性コーラス
I Threesとしても活躍するなど、常に
ジャマイカ音楽の最前線で活躍し続けた
偉大なシンガーが彼女です。
このコンピではBob Marleyとの共演曲
「Oh My Darling」や、Studio One時代の
代表曲の「Feel Like Jumping」、表題
曲の「Melody Life」、Bob & Marciaの
ヒット曲「Young Gifted And Black」
など、興味深い曲が収められた好内容の
アルバムとなっています。

Bob Marley And Marcia Griffiths - Oh My Darling


Marcia Griffiths - Melody Life (1968) Studio 1


Marcia Griffiths & Mad Cobra & Tony Rebel & Buju Banton & Beenie Man - Stepping to Mount Zion


ディスクユニオンを出たあとはその近くに
ある洋酒の専門店の信濃屋馬車道店へ。

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信濃屋馬車道店

今回はいつも飲んでいるラム酒の
プランテーションの3スターズと、入荷
したと書かれていたロン・ムラータという
ラムの7年もの、あと種無しのオリーブ瓶
を購入しました。

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プランテーション・3スターズ、ロン・
ムラータ7年、オリーブ瓶

プランテーション・3スターズはここに
寄った時にはよく買うお酒です。
たいていラムはレモンを入れて炭酸で飲む
が、割って飲むのにはこのラムがとても
旨いです。
値段も税抜き1324円とそこそこで、
手ごろ感があります。

ロン・ムラータは今回初めて買いました
が、裏には「スピリッツ」となっていまし
たが、かえってネットで調べるとキューバ
のラムのようです。
ちなみにムラータとは「混血の女性」と
いう意味なんだそうで、ラベルには女性の
イラストが描かれています。
キューバのラムと言えばハバナ・クラブが
有名ですが、こちらはそちらよりあまり
出回っていません。
ネットの評価も悪くなさそうなので、
ちょっと楽しみ。
ちなみに値段は税抜き1810円で、
約2000円ぐらいのお酒です。

今回はコロナ禍という事もあり、他には
寄らずに帰って来ました。
しばらくはまたおとなしく暮らそうと
思っています。


緊急事態宣言が出てコロナの患者数が多い
時で2500人近くまで増加していました
が、それも少しだけ落ち着きを見せて来ま
した。
もうコロナが日本で問題になってから1年
ぐらいが経つんですね。
あまり政府が有効な手段を打てずいまだに
「自助」に頼る現状ですが、そのマスクに
頼る自助だけでここまで数を減らしている
国民の努力はやはり凄いと思います。

ここのところ政治家のご乱行ぶりなどが
目立ちますが、このコロナでよく解ったの
は、日本という国の「国力」の低下です。
東日本大震災あたりから徐々に感じ始めて
いましたが、今の日本という国は明らかに
中国や韓国などの国に負け始めているん
ですね。
コロナの防疫なども自助頼りで、アフリカ
並みのPCR検査しか行われず、病院も
ほぼ満床で医療崩壊状態に近く、マスクで
防ぐしか方法が無い状況なんですね。
中国や台湾が今はほぼ抑え込んで、GDP
を伸ばしているのとはかなり対照的です。

その要因はいろいろと考えられますが、
やはり「アベノミクス」などの「新自由
主義」の考え方が大きな要因ではないかと
思います。
金持ちがお金が儲かればそのおこぼれが
貧乏人にも流れて来るという考え方です
が、実際には金持ちが独占してしまって
貧乏人には流れて来ないんですね。
その為先進国の中でも日本だけが所得が
目減りしています。
お金がもらえないなら勤労意欲が落ちる
し、購買意欲も当然落ち、経済があまり
回らなくなるんですね。
それに追い打ちをかけるようにコロナが
あり、国力はますます落ちています。

菅さんに死んだ眼で「頑張ってくれると
思っている」と、自助だけを強調されて
も…(苦笑)。
今は多くの人が「日本てこのままで良いの
かな…。」と、思い始めているのではない
でしょうか。
今は日本という国の大きな転換点なのかも
しれません。
そしてそれを変えるのは私や菅さんのよう
な古い世代ではなく、若く新しい世代なの
だと思います。
少しでも平等で、人々に希望の持てる世の
中になる事を、心から願います。


オリンピックの東京五輪組織委員長を務め
ている森喜朗さんの女性蔑視発言が問題に
なっているようですが、謝罪と称した会見
もまったく謝る気が無くて論外ですね。
こんなレイシスト(差別主義者)が居る国
でオリンピックをやる価値があるのか、
問われるレベルの発言であったと思い
ます。
もちろん森さんの顔色を窺って、賛同して
笑った人達も同罪で、こんな人々が中心で
やるオリンピックにやる意味があるのだ
ろうか?すごく疑問です。
この差別発言は同じ日本人として、顔から
火が出るくらいに恥ずかしい事です。
今までオリンピックに出場する為に努力
して来た人には申し訳ないが、ここは
オリンピックの辞退も考えないといけない
のかもしれません。
「レイシストのオリンピック」として名を
遺すオリンピックを本当にしなければなら
ないのか?もう一度よく考えないといけ
ないと思います。

ハラスメントをそれほどの大事と捉えて
いない、インターナショナルな感覚が無い
事がとても悲しい…。


いろいろとイヤな事の多い世の中ですが、
まずはコロナを無事に乗り越える事、その
事に尽きます。

ではこの辺で。

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