今回はVarious(オムニバス)ものの
アルバム

cant_stop_the_dread_01a

「Can't Stop The Dread」です。

まずはこのアルバムに取り上げられている
レーベルHigh Noteの女性プロデューサー
Sonia Pottingerについて簡単に説明して
おきます。

Sonia Pottingerはジャマイカ初の女性
プロデューサーです。
彼女の夫Lyndon O. Pottingerは
「ジャマイカ音楽創設の父」とも言われる
人で、60年代の初めからレコードの
プロデュースを行い、「ジャマイカで最初
にプレス工場を持った男の1人」だったん
だとか。
彼女自身も60年代半ば頃から、自身の
レーベルGay FeetやHigh Noteで
プロデュースを始めます。
そして60年代後半のロックステディや
70年代のルーツ・レゲエの時代に、多く
のヒット曲を出し評価を得て行きます。
特に知られているのがJoe Gibbsの元を
離脱した後のコーラス・グループCulture
をプロデュースした事で、「Harder Than
The Rest」や「International Herb」、
「Cumbolo」などの彼らを代表する
アルバムは、彼女のレーベルで作られた
ものでした。

そうした活躍をしたSonia Pottinger
でしたが、2010年11月3日に79歳
で亡くなっています。

レーベル特集 Gay Feet (ゲイ・フィート)/High Note (ハイ・ノート)

Sonia Pottinger - Wikipedia

女性プロデューサーのソニア・ポッティンジャー(Sonia Pottinger)が死去

今回のアルバムはコンピュレーションなの
で、曲がセレクトされているアーティスト
についても紹介しておきます。

Delroy Denton(本名同じ)は、ネットの
DiscogsによるとBrother RoyやDelroy
Butlerの名前でも活躍したシンガーのよう
です。
また今回のアルバムではDelroy Denton &
The Silvertonesという名義になっていま
すが、The SilvertonesやThe Sufferersと
いうグループに所属した事のあるシンガー
のようです。

ネットのDiscogsによるとDelroy Denton名
で5枚のシングル盤、Brother Roy名で
1枚のシングル盤、Delroy Butler名で
2枚のシングル盤を残しています。

The SilvertonesはネットのDiscogsによる
と1964年に結成されたヴォーカル・
グループです。

おもに60年代後半のロックステディの
時代から70年代のルーツ・レゲエの時代
に活躍したコーラス・グループで、73年
に「Silver Bullets」というアルバムを
残しています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て5枚ぐらいのアルバムと、101枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

The Silvertones - Wikipedia

The Silvertones - Financial Crisis - by Lee Perry


The ChantellsはLloyd ForestとSamuel
Bramwell、Tommy Thomasの3人組の、
70年代に活躍したコーラス・グループ
です。

78年にミリタント・ビートに乗せた
コーラス・ワークが素晴らしい
「Waiting In The Park」というアルバム
を残しています。

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The Chantells ‎– Waiting In The Park (1978)

ネットのDiscogsによると、1枚ぐらい
のアルバムと、35枚ぐらいのシングル盤
を残しています。

The Chantells - Wikipedia

The Chantells - Children of Jah Jah [197x]


Ruddy Thomas(本名:Randolph Thomas)
はジャマイカのシンガー、ミュージ
シャン、エンジニアとして知られる人
です。

シンガーとしては70年代半ば頃から
シングル盤をリリースしており、
セッション・ミュージシャンとして
Joe GibbsのバンドThe Professionalsや、
We The People Bandなど、多くのグループ
でパーカッションなどを演奏しています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て10枚ぐらいのアルバムと、137枚
ぐらいのシングル盤をリリースしていま
す。

Ruddy Thomas - Wikipedia

RUDDY THOMAS - Grand Father Bogle [1975]


The AfricansはネットのDiscogsによる
と、Keith SimmsとW. Palmerの2人組の
70年代から活動するデュオ・グループの
ようです。

ネットのDiscogsによると、20枚ぐらい
のシングル盤をリリースしています。

The African Cock Mouth Kill Cock


Jackie Brown(本名:Linton Brown)は
70年代からシンガーとして活動している
人のようです。

ネットのDiscogsによると、3枚ぐらいの
アルバムと、64枚ぐらいのシングル盤を
リリースしています。

Jackie Brown - Love And Affection [1972]


The Roots Defendersは、ネットのDiscogs
によると今回のアルバムに収められた
「Lonesome I」というシングル盤1曲の
履歴しかありません。
メンバー等は不明です。

Well Pleased And Satisfiedは70年代に
活躍したグループで、78年に「Give
Thanks & Praise」、79年に「Love
Train」という2枚のアルバムをリリース
しています。

well_pleased_and_satisfied_01a
Well Pleased And Satisfied ‎– Give Thanks & Praise (1978) + Love Train (1979)

ネットのDiscogsによると、2枚ぐらいの
アルバムと、21枚ぐらいのシングル盤を
リリースしています。

The SurvivorsはネットのDiscogsを見る
限りでは、70年代に活躍した
ヴォーカル・グループのようです。

ネットのDiscogsによると、18枚ぐらい
のシングル盤をリリースしています。

(1976) Survivors: Run Bald Head


I-Roy(本名:Roy Samuel Reid)は
70年代から活躍したルーツ・ディー
ジェイの中でも、もっとも人気を博した
ディージェイです。

その鋭いトースティングで、デビューから
10年間常にトップ・ディージェイの地位
を維持し続けたという人気でした。
75年にI RoyとPrince Jazzboの間で
起きた「伝説の舌戦」はとても有名で、
多くの人を巻き込んでジャマイカの音楽界
を盛り上げた事で知られています。

1999年に心臓疾患のため他界して
います。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て27枚ぐらいのアルバムと、257枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

アーティスト特集 I Roy (アイ・ロイ)

Justin Hindsはスカ→ロックステディ→
レゲエと活躍したシンガーです。

スカの時代の1963年に出した彼の曲
「Carry Go Bring Come」はジャマイカで
大ヒット曲となり、曲を出したDuke Reid
のレーベルTreasure Isleの看板スターと
なります。
その後もリード・ヴォーカルとして
コーラス・グループJustin Hines &
The Dominoesを率いて活躍したのがこの人
なんですね。
ルーツ・レゲエの時代になってもその人気
は衰えず、76年に「Jezebel」、78年
に「Just In Time」という素晴らしい
アルバムを残しています。

justin_hines_01a
Justin Hines And The Dominoes ‎– Jezebel (1976)

またルーツ期から活躍するシンガー
Horace Andyとはいとこという関係で、
彼がデビューした当時はJustin Hindsの
方がすでに人気シンガーだったんですね。

2005年に肺癌のために亡くなっていま
す。

ネットのDiscogsによると、Justin Hines
& The Dominoesとして4枚ぐらいの
アルバムと、67枚ぐらいのシングル盤、
Justin Hines個人として5枚ぐらいの
アルバムと、29枚ぐらいのシングル盤を
残しています。

ジャスティン・ハインズ - Wikipedia

Ansel Collins(本名同じ)は60年代
後半から活躍するキーボード奏者です。

70年代の初めにDavid Crooksとのコンビ
Dave & Ansel Collinsで、UKで
「Double Barrel」や「Monkey Spanner」
などのヒット曲を飛ばしたキーボード奏者
として知られています。

Dave & Ansell Collins - Double Barrel


Monkey Spanner. Dave & Ansel Collins. Video Dance


またセッション・ミュージシャンとして
The RevolutionariesやThe Aggrovators
など多くのバンドでプレイした事でも知ら
れています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て6枚ぐらいのアルバムと、127枚
ぐらいのシングル盤をリリースしていま
す。

Ansel Collins - Wikipedia

The RevolutionariesはHookim兄弟の
レーベルChannel Oneで活躍した、
ドラムのSly Dunbarをリーダーとする
バック・バンドです。

この時代のジャマイカのバック・バンド
は、その時集まれるミュージシャンが
集まって録るという「プラスティック・
バンド」の形式が一般的だったんですね。
その為The Revolutionariesや
The Aggrovators、The Professionalsなど
と名前が違っても、けっこう同じ
アーティストがいろいろなバンドで演奏
しているんですね。
メンバーが固定ではないので、バンド名
というのはどのレーベルか?どの
プロデューサーか?という事で色分け
されているんですね。
例えばChannel OneのHookim兄弟の元で
演奏すればThe Revolutionariesで、
プロデューサーのBunny Leeの元で演奏
すればThe Aggrovatorsで、Joe Gibbsの
Joe Gibbs Studioで演奏すれば
The Professionalsと名乗っていたり
するんですね。

このThe Revolutionariesもドラマーの
Sly Dunbarを実質的なリーダーとし、
攻撃的なミリタント・ビートをウリにした
バック・バンドという事は決まっていて
も、メンバーはある程度流動的だったん
で、多くのChannel Oneのアーティストの
バックを務め、そのダブを残したバンドと
して知られています。

70年代半ば以降セッション・バンドと
して大活躍したThe Revolutionaries
でしたが、Joseph Hookimがニューヨーク
に移住した事や、バンドの中心メンバーの
Sly & RobbieがBlack UhuruやPeter Tosh
などの海外公演でジャマイカを空ける事が
多くなった為に、80年以降は活動をほぼ
停止しています。

ネットのDiscogsによると、45枚ぐらい
の彼ら名義のダブ・アルバムと、238枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

The Revolutionaries - Wikipedia

レーベル特集 Channel One (チャンネル・ワン)

Jackie Edwards(本名:Wilfred Gerald
Edwards)は、スカの時代から活躍する
シンガーです。

62年というまだスカの時代にIsland
RecordsのChris Blackwellに認められ、
ジャマイカを離れてUKの音楽シーンで
ジャマイカ音楽を広めたシンガーとして
知られています。
日本ではあまり知名度の高いシンガーでは
ありませんが、Discogsで履歴を見ると
オリジナル・アルバムが31枚、コンピュ
レーション・アルバムが10枚と、かなり
の数のアルバムをリリースしている人気の
高いシンガーだった事が解ります。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て39枚ぐらいのアルバムと、141枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

Jackie Edwards (musician) - Wikipedia

Ken Quattyは70年代に活躍したディー
ジェイのようです。

ネットのDiscogsによると、8枚ぐらいの
シングル盤を残しています。

KEN QUATTY CRIPLE SKANK


Delroy Wilson(本名:Delroy George
Wilson)はスカの時代からロックステディ
→レゲエと活躍し続けた名シンガーです。

13歳という若さでデビューした彼は、
スカ→ロックステディ→レゲエの時代と
活躍を続け、「Riding For A Fall」や
「Rain From The Sky」、「Dancing Mood」
など、素晴らしい楽曲を残し続けて来た
偉大なシンガーとしてよく知られていま
す。

1995年に肝硬変からの合併症で亡く
なっています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て40枚ぐらいのアルバムと、548枚
ぐらいのシングル盤をリリースしていま
す。

アーティスト特集 Delroy Wilson

Rankin' Joe(Ranking Joe、本名:
Joseph Jackson)は、70年代から活躍
するレゲエ・ディージェイです。

70年代後半のルーツ・レゲエの時代から
80年代にかけて活躍したディージェイ
で、78年のChannnel Oneからリリース
したThe Revolutionariesをバックにした
ルーズなトースティングが魅力のアルバム
「Weakheart Fadeaway」をはじめとして、
素晴らしアルバムを数多く残しています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て19枚ぐらいのアルバムと、183枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

Ranking Joe (ランキン・ジョー)

Mind, Body & Soulは70年代ぐらいに
活躍したヴォーカル・グループのよう
です。

ネットのDiscogsによると、8枚ぐらいの
シングル盤をリリースしています。

Mind, Body & soul Make Me Feel Warm


The Mellows(The Mellow Lads)は70年
代に活躍したヴォーカル・グループのよう
です。

ネットのDiscogsによると、5枚ぐらいの
シングル盤をリリースしています。

The Mello Lads - Chatty, Chatty Mouth


Errol Scorcher(本名:Errol Archer)
は、70年代後半から80年代にかけて
活躍したディージェイです。

ネットのDiscogsによると、78年に
Tony Tuffとのクラッシュ・アルバム
「Tony Tuff Meets Erroll Schorder」、
同じ80年にErrol Scorcher &
The Revolutionaries名義のアルバム
「Rasta Fire」、80年に今回の
アルバム「Roach In A De Corner」と、
Horace Andy & Errol Scorcher名義の
コンビネーション・アルバム「Unity
Showcase」の4枚のアルバムをリリース
しているほか、77枚ぐらいのシングル盤
をリリースしています。

そうした活躍をしたErrol Scorcherです
が、2012年に亡くなっています。

Errol Scorcher - Wikipedia

The Kingstoniansは60年代後半から
70年代にかけて活躍したヴォーカル・
グループです。

ネットのDiscogsによると、1枚ぐらいの
アルバムと、56枚ぐらいのシングル盤を
残しています。

The Kingstonians - Wikipedia

The Kingstonians - Hold Down


Aston WhittakerはネットのDiscogsに
よると、今回の曲「Let Love Shine」の
1曲を残しているシンガーのようです。
それ以外の記述はありません。

Bobby Ellis(本名:Leslie Wint)は、
ルーツ期に多くの名演を残した
トランペット奏者です。

セッション・ミュージシャンとして
Bunny LeeのThe Aggrovatorsや、
Channel OneのThe Revolutionaries、
Joe GibbsのThe Professionalsなどの
演奏に、Tommy McCookやVin Gordonなど
と共にホーン陣として参加した事でよく
知られています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て4枚ぐらいのアルバムと、59枚ぐらい
のシングル盤を残しています。

Bobby Ellis - Wikipedia

Mikey Dread(本名:Michael George
Campbell)は歌手やプロデューサー、
ディージェイとして活躍した人です。

ネットの情報によると、ジャマイカで初の
レゲエだけを流すラジオ番組「The Dread
at the Controls」でDJとして人気を
博したのちに、自身のアルバムをリリース
し、シンガーとプロデューサーとして活躍
した人のようです。
彼が最も注目されたのは、80年にUKの
パンク・バンドThe Clashのアルバム
「Sandinista」で、プロデュースと数曲の
ヴォーカルを担当した事なんだそうです。
そういうレゲエという枠を超えた、クロス・
オーヴァーな活躍をした人なんですね。

2008年に脳腫瘍の為に、54歳で亡く
なっています。

ネットのDiscogsによると、17枚ぐらい
のアルバムと、46枚ぐらいのシングル盤
を残しています。

マイキー・ドレッド

Dread At The Controls (ドレッド・アット・ザ・コントロールズ)

Leroy Smart(本名:)は70年代の
ルーツ・レゲエの時代から活躍した
シンガーです。
2歳で孤児となった彼は養護施設で育ち、
ジャマイカの多くのミュージシャンを輩出
した不良少年の為の更生施設アルファ・
ボーイズ・スクールで音楽を学び、苦難の
末に歌手としてデビューします。
そして独特の歌声を武器についに歌手と
して成功し、「ドン」の愛称で親しまれる
大シンガーなって行くんですね。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て34枚ぐらいのアルバムと、445枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

アーティスト特集 Leroy Smart (リロイ・スマート)

Ras MillerはネットのDiscogsによると、
3枚ぐらいのシングル盤を残している
ディージェイのようです。

Ras Miller - Struggler


Joseph Burke & Tributeはネットの
Discogsによると、このアルバムに収め
られた「World World」しか記録の無い
アーティストです。

Jah Thomas(本名:Nkrumah Manley
Thomas)は80年代のダンスホール・
レゲエの時代に活躍したシングジェイを
得意とするディージェイであり、
プロデューサーです。

自身のレーベルMidnight Rockを中心に
活動し、バックにRoots Radicsを多く起用
し、このダンスホール・レゲエの時代を
盛り上げたプロデューサーの一人として
知られています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て21枚ぐらいのアルバムと、173枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

アーティスト特集 Jah Thomas (ジャー・トーマス)

レーベル特集 Midnight Rock (ミッドナイト・ロック)

Enos McLeodは60年代後半から活躍する
シンガーです。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て7枚ぐらいのアルバムと、61枚ぐらい
のシングル盤を残しています。

Enos McLeod - Wikipedia

今回のアルバムは2020年にUKの
Doctor Birdというレーベルからリリース
された、Sonia PottingerのHigh Note
レーベルから70年代のルーツ期に
リリースされた7インチ・シングルを集め
たコンピュレーション・アルバムです。

Disc 1に19曲、Disc 2に16曲の、
CD2枚組で全35曲のアルバムで、
「35曲中33曲が初CD化」というレアな音源
を集めたアルバムとなっています。

手に入れたのはDoctor Birdからリリース
されたCD(新盤)でした。

Disc 1は全19曲で収録時間は約79分。
Disc 2は全16曲で収録時間は約78分。

詳細なミュージシャンの表記はありま
せん。

Product managed & compiled by: Laurence Cane-Honeysett
Artwork by: Paul Bevoir
Mastered by: Andy Pearce

という記述があります。

プロダクト・マネージメントなどは
Laurence Cane-Honeysettで、
ジャケット・デザインはPaul Bevoirで、
マスターはAndy Pearceとなっています。

cant_stop_the_dread_02a
裏ジャケ

cant_stop_the_dread_03a
表ジャケ裏面

cant_stop_the_dread_04a
表ジャケ小冊子4~5ページ

さて今回のアルバムですが、70年代の
ルーツ期にジャマイカ国内で聴かれていた
シングルの楽曲を集めたアルバムで、内容
はとても良いと思います。

今回のアルバムは表ジャケが12ページの
小冊子となっていて、その英文のライナー
ノーツの初めに「High Note Roots 1975
To 1979」と書かれています。
その事から収められた曲は1975年から
79年のジャマイカがちょうどルーツ・
レゲエが真っ盛りだった時代の、Sonia
Pottingerが主催するのHigh Noteレーベル
の音源が集められたアルバムである事が
解ります。

70年代のこの時期はBob Marley &
The Wailersなどが海外で人気が出て、
世界中でレゲエという音楽が聴かれるよう
になって来た時期だったんですね。
ただこの当時はまだジャマイカの国内で
聴かれるレゲエと、海外で聴かれる国際的
なレゲエのダブル・スタンダードで、同じ
レゲエという音楽でも微妙に違いがあった
んですね。
この70年代当時はまだ白人音楽が主流
で、あのBob MarleyですらIslandレーベル
の白人の主催者Chris Blackwellから
レコードを出す際に「白人にも解る音楽
を。」と要求されるほどだったんですね。

クリス・ブラックウェル - Wikipedia

その為The Wailersのメジャー・デビュー
後の楽曲は、かなりロック寄りのアレンジ
が施されています。
それがBunny WailerとPeter Toshの離脱
を招いたと言われています。
(その後グループ名をBob Marley &
The Wailersに変更。)
当時国際的に活躍するレゲエ・シンガーの
曲は、良くも悪くもポピュラリティーを
得る為に、ポピュラーやロックに寄せた
アレンジをされていたんですね。

ただ国内で活躍するレゲエ・アーティスト
の曲は、よりジャマイカの黒人層が好む
ブラック色の強い濃度の濃い曲が作られて
いました。
そうしたジャマイカの黒人層向けのレゲエ
を作成していたレーベルのひとつがSonia
PottingerのHigh Noteで、その75年から
79年当時にジャマイカで流行していた
シングルの楽曲を集めたのが今回の
アルバムという事になります。
いわば当時のジャマイカの街中に、よく
流れていた楽曲なんですね。

実際に聴いた印象としては、まさにこの
当時のジャマイカの音楽といった感じが
あり、聴き心地はとても良いです。

特にWell Pleased And Satisfiedの楽曲
は、流し聴いていても不思議と耳に残り
ました。
このグループ自体は上に書いたように、
78年に「Give Thanks & Praise」と、
79年に「Love Train」の2枚の
アルバムと21枚ぐらいのシングル盤を
残しているグループですが、意外と当時の
ジャマイカ人の頃を捉えていたグループ
なのかもしれません。

またやはりJustin HindsやJackie
Edwards、Delroy Wilson、Leroy Smart
といったビッグ・アーティストの楽曲は、
不思議とヴォーカルが耳に残ります。
流し聴いていても「これ誰だっけ?」と
不思議と手が止まるんですね。
こうしたアーティストが世界的にも支持
されたのは、やはりけっして偶然ではない
んですね。
彼らの音楽にはやはり「見える才能」と
いうものがあるという事です。

そうした音楽に加えてThe Africansや
Jackie Brown、Roots Defenders、
The Survivors、Ken Quatty、
Mind, Body & Soul、The Mellows
(The Mellow Lads)、Aston Whittaker、
Ras Miller、Joseph Burke & Tribute
など、わずか数曲で消えて行った才能も
収録されているのが、今回のアルバムの
大きな魅力です。
こうしたアーティストも大きな視点で見れ
ば、レゲエという音楽の歴史の一部なん
ですね。

こうしたレアなアーティストを発掘して
来ているところにこのDoctor Birdという
レーベルのシッカリとした眼があり、
そこはリイシュー・レーベルとして高く
評価すべき点だと思います。
ネットのディスク・ユニオンに書かれた
アルバム評を見れば、「これらの時代の
録音はオリジナル盤コレクターの間で
人気にもかかわらず、約40年以上放置
されCD化されてこなかった。今作は35曲
中33曲が初CD化、未発表音源を8曲収録
する驚愕の内容。」と書かれていますが、
それまでマニアの間でだけ聴かれていた
音源を発掘してきた努力は、やはり高く
評価しなければなりません。
このDoctor Birdの音源からは、当時の
ジャマイカの人達が愛していたレゲエと
いう音楽の面白さが、ストレートに感じ
られます。

またこのアルバムにはミリタント・ビート
の楽曲が多く、いかにこの70年代後半に
このビートが愛されたかがよく解ります。
ミリタント・ビートは別名ロッカーズ・
ビートとも呼ばれ、ミーティング・バンド
風の攻撃てなビートで、ドラマーの
Sly Dunbarが開発したと言われるビート
です。
その攻撃的なビートにメロウなヴォーカル
を合わせるのが、レゲエという音楽の
面白いところです。
Mighty Diamondsの楽曲「Right Time」
などがその典型です。

Mighty Diamonds Right Time


今回のアルバムもそうしたハードな
ミリタント・ビートに、メロウな
ヴォーカルを乗せた楽曲が多く収められて
います。

Disc 1の1曲目はDelroy Denton &
The Silvertonesの「Sufferer's Child」
です。
この曲はDelroy Denton名義で
「Sufferer's Choice」というタイトル
でもリリースしています。
刻むようなギターとピアノのメロディに、
ソフトで語るようなヴォーカルと、
ファルセットなコーラス・ワークがイイ
感じの曲です。

Delroy Denton & The Silvertones - Sufferer's Choice


2曲目はThe Chantellsの「How Can I
Get Over」です。
ギターとキーボードのメロディに、ポコ
ポコとした印象的なパーカッション、よく
通るヴォーカルに、ファルセットな
コーラス・ワークがイイ感じ。

The Chantells - How Can I Get Over


3曲目はRuddy Thomasの「Lick And
Run」です。
ギターとベース、ピアノの心地良い
メロディに、歯切れの良いRuddy Thomas
のヴォーカルがイイ感じ。

Ruddy Thomas - Lick And Run


4曲目はThe Africansの「Trouble
And Strife」です。
軽快なピアノとギターのメロディに、伸び
やかなヴォーカルに、うまく絡んで来る
コーラス・ワークがイイ感じ。

Trouble and Strife (Tribulation and Strife)


5曲目はJackie Brownの「Know Your
Friend」です。
明るいピアノとギターとベースを中心と
したノリの良いメロディに、語るような
ヴォーカルがイイ感じ。

JACKIE BROWN KNOW YOUR FRIENDS


6曲目はThe Roots Defendersの
「Lonesome I」です。
こちらもこの1曲のみを残しているような
グループです。
フライング・シンバルのリズムに乗せた、
ギターとキーボード、ホーンの明るい
メロディに、ソフトなコーラス・ワーク
に乗せた時折入るヴォーカルの、ちょっと
変わった曲です。

Lonesome I


7曲目はWell Pleased And Satisfiedの
「Chat Chat (12" Version)」です。
ミリタント・ビートのリズムに、漂うよう
なキーボードと、ギターと重いベースの
メロディに、ファルセットなコーラス・
ワークに、ハイ・トーンなヴォーカルが
面白い曲です。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、エコーの効いたビートの際立つダブと
なっています。

Chat Chat (12" Version)


8曲目はThe Survivorsの「Let It Out」
です。
特徴的なハイ・トーンなキーボードと
ギター、ベースのメロディに、
ファルセットなコーラス・ワークに乗せ
た、伸びやかなハイ・トーンなヴォーカル
がとても魅力的。

The Survivors - Let It Out


9曲目はI-Royの「Babylon Road」です。
ギターと重いベース、キーボードの
メロディに、エコーの効いたI-Royらしい
トースティングがイイ感じ。

10曲目はJustin Hinds & The Dominoes
の「Rig-Ma-Roe Game (12" Version)」
です。
リズミカルなドラミングに、印象的なキー
ボードとギターのメロディ、Justin Hinds
の特徴的なヴォーカルに、コーラス・
ワークがイイ感じ。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、エコーの効いたヴォーカルにベースや
キーボードが際立つ構成となっています。

Justin Hinds & The Dominoes - Rig Ma Roe Game + Dubwise Version


11曲目はAnsel Collins & The
Revolutionariesの「Nu Turn Wey」です。
流れるようなキーボードのメロディに、
歯切れの良いミリタント・ビートがイイ
感じのインスト曲です。

12曲目はJackie Edwardsの「Get Up
(12" Version)」です。
リズミカルなキーボードとギターの
メロディに、よく通るJackie Edwardsの
ヴォーカルがイイ感じ。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、エコーの効いたディープ感のある演奏
がイイ感じのダブとなっています。

JACKIE EDWARDS + THE REVOLUTIONARIES - Get up + Get up dub (1976 High note)


13曲目はKen Quattyの「Badness No
Pay」です。
こちらもレア・アーティストの1曲。
リズミカルなドラミングに、トロンボーン
とギター、ベース、ピアノのメロディ、
ラフなKen Quattyのトースティングが
イイ感じ。

Ken Quatty - Badness No Pay / Peace Version


14曲目はWell Pleased And Satisfied
の「Walla Walla (12" Version)」です。
ギターと漂うようなキーボードのメロディ
に、ミリタント・ビードのドラミング、
伸びやかなヴォーカルに、明るいファル
セットのコーラスがイイ感じの曲です。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、エコーの効いた歯切れの良いダブと
なっています。

Well Pleased And Satisfied - Walla Walla


15曲目はThe Africansの「King Of
The Congo」です。
ギターとピアノメロディに乗せた、ノビの
あるヴォーカルに、コーラス・ワークが
イイ感じ。

The Africans - King Of The Congo [1979]


16曲目はJustin Hinds & The Dominoes
の「Whole Lot Of Feeling
(12" Version)」です。
華やかなホーン・セクションと、刻むよう
なギターとベースのメロディ、伸びやかな
Justin Hindsのヴォーカルがイイ感じ。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、ドスが効いたベースがイイ感じのダブ
となっています。

Justin Hinds - Whole lot of feeling 7" (+dub)


17曲目はThe Revolutionariesの
「Regulation 15」です。
ミリタント・ビートのドラミングに、
ホーン・セクションやピアノなどが絡む
ダブです。

The Revolutionaries - Regulation 15


18曲目はDelroy Wilsonの「Conference
Table (12" Version)」です。
ギターと漂うようなキーボードのメロディ
に、伸びやかでハリのあるDelroy Wilson
のナイスなヴォーカルがイイ感じ。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、Delroy Wilsonのヴォーカルも入った
ダブとなっています。

Delroy Wilson - Conference Table


19曲目は表題曲となっているRankin'
Joeの「Can't Stop The Dread」です。
高音のキーボードとギターのメロディに、
明るく弾けたRankin' Joeのトース
ティングが楽しい曲です。

Rankin' Joe - Can't Stop The Dread


Disc 2の1曲目はMind, Body & Soulの
「King Of Kings」です。
歯切れの良いミリタント・ビートの
ドラミングに、ギターとキーボードを中心
としたメロディ、伸びやかでちょっと甘い
ヴォーカルに、コーラス・ワークがイイ
感じ。

Mind, Body & Soul - King of Kings


2曲目はJackie Edwardsの「African
Language」です。
ギターとキーボードのミリタント・
ビートのリズミカルなメロディに、
ソフトなJackie Edwardsのヴォーカルが
イイ感じ。

jackie edwards - african language


3曲目はThe Mellows(The Mellow Lads)
の「Babylon A Run Come」です。
ギターの特徴的なメロディにミリタント・
ビートのドラミング、伸びやかな
ヴォーカルに、コーラス・ワークがイイ
感じ。

The Mellows -Babylon a Run Come 197X


4曲目はWell Pleased And Satisfiedの
「Love Sweet Music (12" Version)」
です。
勢いのあるミリタント・ビートに、ギター
とキーボードのメロディ、伸びやかな
ヴォーカルに、ファルセットなコーラスが
イイ感じ。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、ベースとギターのリズミカルなダブ。

Well Pleased And Satisfied - Love Sweet Music


5曲目はJustin Hinds & The Dominoesの
「Wipe Your Weeping Eyes
(12" Version)」です。
軽快なミリタント・ビートのドラミング
に、ギターとベースを中心とした
メロディ、Justin Hindsのよく通る
ヴォーカルに、ファルセットなコーラス・
ワークが魅力的。
後半はダブのエクステンデッド・ミックス
で、エコーのかかったJustin Hindsの
滲んで行くようなヴォーカルと、
リズミカルな演奏がイイ感じのダブ。

WIPE YOUR WEEPING EYES - JUSTIN HINDS AND THE DOMINOES


6曲目はErrol Scorcher &
The Revolutionariesの「Peace Truce」
です。
リリカルなピアノとギター、重いベースの
メロディに、明るいErrol Scorcherの
トースティングが魅力的。

Errol Scorcher - Peace Truce


7曲目はThe Kingstoniansの
「Winey Winey (12" Version)」です。
明るいキーボードとギターのメロディに、
情感タップリなリード・ヴォーカルに、
ファルセットなコーラス・ワークがイイ
感じ。
後半はディジェイのトースティングの
エクステンデッド・ミックスとなっていま
す。(ディージェイは誰か不明。)

The Kingstonians - Winey winey


8曲目はJackie Edwardsの「A New
Recipe」です。
心地屋いミリタント・ビートに、ギターと
キーボードのメロディに、コーラス・
ワークに乗せたJackie Edwardsのソフトな
ヴォーカルが魅力的。

9曲目はAston Whittakerの「Let Love
Shine」です。
こちらもかなりレアなアーティストのよう
です。
心地良いミリタントのドラミングに、キー
ボードの漂うようなメロディ、歯切れの
良いパーカッションに乗せた、伸びやかな
ヴォーカル。

Let Love Shine


10曲目はBobby Ellis &
The Revolutionariesの「Shank I Sheck
(12" Version)」です。
リディムはスカの時代のオールド・
リディムBaba Brooksの「Shank I Sheck」
です。
Bobby Ellisらしい華やかなトランペット
の音色を中心としたインスト曲です。
こちらもエクステンデッド・ミックスで、
後半はエコーの効いたダブとなっていま
す。

Bobby Ellis - Shank I Sheck Extended With Dub - High Note Records


リズム特集 Shank I Sheck (シャンク・アイ・シェック)

11曲目はMikey Dreadの「Roots Man
Revival」です。
エコーのかかったMikey Dreadの口上
から、心地良いパーカッションと、ギター
とドスの効いたベースのメロディ、
ちょっと飛んでる感じのMikey Dreadの
ユルいトースティングが面白い曲です。

Mikey Dread Roots Man Revival High Note


12曲目はLeroy Smartの「Too Much
Grudgefulness」です。
ギターと、重いベース、リリカルなピアノ
のメロディに、リズミカルなパーカッ
ション、よく通るLeroy Smartの
ヴォーカルがイイ感じ。

Leroy Smart - Too Much Grudgefulness


13曲目はRas Millerの「Love And
Inity」です。
こちらもかなりレア系のアーティスト
です。
心地良いドラミングに乗せた、ギターと
ベースのメロディに、ちょっとBig Youth
を想起させるような弾けたトースティング
が印象的。

Love and Inity


14曲目はJoseph Burke & Tributeの
「World World」です。
こちらもこのアルバムの楽曲しか記録の
無い、かなりレアなアーティストです。
心地良いミリタント・ビートのドラミング
に、ギターとベースを中心とした
メロディ、心地良いパーカッション、
伸びやかなヴォーカルに、コーラス・
ワークがイイ感じ。

World World


15曲目はJah Thomasの「Righteous
Train」です。
漂うようなキーボードとギターのメロディ
に、ドラッギーなJah Thomasのトース
ティングがイイ感じ。

JAH THOMAS ~ Righteous Train


16曲目はEnos McLeodの「See It Deh
(12" Version)」です。
ギターとベースを中心とした心地良い
メロディに、コーラス・ワークに乗せた、
Enos McLeodの歯切れの良いヴォーカルが
イイ感じ。
こちらもエクステンデッド・ミックスで、
後半はギターを中心としたダブになって
います。

Enos McLeod & The Soul Syndicate ‎– See It Deh 12"


ざっと追いかけてきましたが、この
アルバムには70年代のジャマイカで人々
に愛された、本当の意味でのレゲエという
音楽が詰まっています。

Sonia Pottingerはその後音楽への貢献が
認められ、ジャマイカ政府からOrder Of
Distinctionという賞を授与されているん
だそうです。
ただ彼女にとっての何よりの勲章は、彼女
が多くのジャマイカの人々に愛し続けられ
る音楽を作り続けた事ではないでしょう
か。
今回の作品群を見ても、彼女の音楽への
限りなき愛情が感じられます。

ある意味ちょっと地味なアルバムですが、
実際に聴いてみるとなかなか好内容の
アルバムだと思います。

機会があればぜひ聴いてみてください。

Sonia Pottinger interview [UNCUT]



○アーティスト: Various
○アルバム: Can't Stop The Dread
○レーベル: Doctor Bird
○フォーマット: CDX2
○オリジナル・アルバム制作年: 2020

○Various「Can't Stop The Dread」曲目
Disc 1
1. Sufferer's Child - Delroy Denton & The Silvertones
2. How Can I Get Over - The Chantells
3. Lick And Run - Ruddy Thomas
4. Trouble And Strife - The Africans
5. Know Your Friend - Jackie Brown
6. Lonesome I - The Roots Defenders
7. Chat Chat (12" Version) - Well Pleased And Satisfied
8. Let It Out - The Survivors
9. Babylon Road - I-Roy
10. Rig-Ma-Roe Game (12" Version) - Justin Hinds & The Dominoes
11. Nu Turn Wey - Ansel Collins & The Revolutionaries
12. Get Up (12" Version) - Jackie Edwards
13. Badness No Pay - Ken Quatty
14. Walla Walla (12" Version) - Well Pleased And Satisfied
15. King Of The Congo - The Africans
16. Whole Lot Of Feeling (12" Version) - Justin Hinds & The Dominoes
17. Regulation 15 - The Revolutionaries
18. Conference Table (12" Version) - Delroy Wilson
19. Can't Stop The Dread - Rankin' Joe
Disc 2
1. King Of Kings - Mind, Body & Soul
2. African Language - Jackie Edwards
3. Babylon A Run Come - The Mellows
4. Love Sweet Music (12" Version) - Well Pleased And Satisfied
5. Wipe Your Weeping Eyes (12" Version) - Justin Hinds & The Dominoes
6. Peace Truce - Errol Scorcher & The Revolutionaries
7. Winey Winey (12" Version) - The Kingstonians
8. A New Recipe - Jackie Edwards
9. Let Love Shine - Aston Whittaker
10. Shank I Sheck (12" Version) - Bobby Ellis & The Revolutionaries
11. Roots Man Revival - Mikey Dread
12. Too Much Grudgefulness - Leroy Smart
13. Love And Inity - Ras Miller
14. World World - Joseph Burke & Tribute
15. Righteous Train - Jah Thomas
16. See It Deh (12" Version) - Enos McLeod

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〇I Roy「Gussie Presenting I Roy」
〇I Roy「Heart Of A Lion」
〇I Roy「Musical Shark Attack」
〇I Roy「Sattamassagana」
〇Various「Once Upon A Time At King Tubbys」
〇I-Roy「Don't Check Me With No Lightweight Stuff [1972-75]」
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