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7月20日(月)にネットのレゲエ
コレクター・コムで注文したLPが届き
ました。

●レゲエコレクター・コムで注文したLP
○Welton Irie「It Feels So Good」
○Ringo「Eyewitness」
○Augustus Pablo「Thriller」
○Bunny Wailer「In I Father's House」
○Sluggy「Just Call Sluggy」
○Sanchez「Number One」
○Various「Junjo Presents A Live Session With Aces International」

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Welton Irieの「It Feels So Good」は、
今回手に入れたLPの中でももっとも
欲しかった1枚です。
このアルバムは1980年にJoe Gibbs
MusicとSuperXRatedというレーベルから
リリースされたWelton Irieの
ファースト・アルバムです。

Welton Irieはアーリー・ダンスホールの
時代の80年代前半に活躍したディー
ジェイですが、おそらくこのマイナーな
ディージェイのアルバムの中でももっとも
入手しづらいアルバムではないかと思われ
ます。
理由は単純でジャケットが胸を押さえた
女性のヌード写真が使われているからなん
ですね。
こういう女性のヌードのジャケットは、
本来のレゲエ・コレクター以外にヌードの
ジャケットを集めている「エロ・ジャケ・
コレクター」も購入のライバルになって
来ます。
こうしてレゲエのアルバムを集め始めて
気付いたのですが、こうしたエロ・ジャケ
系のアルバムはなかなか売っているを
見かけないんですね。

それが自分の誕生日のお祝いをした日に
たまたまレゲエコレクター・コムを覗いて
いたら、けっこう割安な1800円という
値段で売られていたんですね。
ここで「BUY」のボタンを押さないと確実
に誰か他の人に買われてしまうと思い、
とりあえず「取り置き」で確保しました。
(ついでにRingoの「Eyewitness」も。)
お陰さまで良い自分自身への「誕生日
プレゼント」になりました(笑)。

ちなみに私は3000円を超えるアルバム
は、たとえどんなに欲しくても滅多な事
では手に入れない事にしています。
人の欲望というのは際限が無く、そういう
事ばかりに執着すると内容よりも「見栄」
で買うようになってしまうんですね。
「分を知る」という事も大切だと思って
います。
あと単純に5000円のアルバムを1枚
買うよりは、1000円のアルバムを5枚
買う方が、多くの情報を得られるのかなと
思います。
こうした中古のアルバムの値段は、書いた
ようにエロ・ジャケであるとか、希少価値
があるとか、その音源の内容以外の要素で
吊り上がってしまう事もあるんですね。
もちろんお金に余裕のある人のそうした
買い方は否定しませんが、自分自身は文に
あった買い方で、多くの音楽を聴いて行き
たいんですね。

話を戻しますが、Welton Irieは80年代
前半のアーリー・ダンスホールの時代に
活躍したディージェイで、その個性的な
トースティングが魅力の人です。
書いたように今回のアルバムはその彼の
80年のファースト・アルバムで、時代
の変わり目らしいまだ70年代の香りの
するバックの演奏に、Welton Irieの
明るくユーモラスなトースティングが
楽しい、好内容のアルバムとなっていま
す。

Welton Irie - Cocks man


Welton Irie - Juck Out The Bed (EXPLICIT)


Welton Irie - Sex Machine


この時代のアーティストは短期間活躍した
人が多く、このWelton Irieもそうした人
のひとりだが、むしろその事がよりこの人
の興味を惹きつけるところがあります。
このアーリー・ダンスホールの時代の
大きな特徴のひとつが、「スラックネス
(下ネタ)」です。
70年代のルーツ・レゲエの時代は黒人の
不平等など不正を訴えるプロテスト・
ソング的な歌詞が流行したのに対して、
このアーリー・ダンスホールの時代になる
と、下ネタやガン・トーク(暴力ネタ)が
レゲエの歌詞の主流になって来ます。
このアルバムの曲目を見てみると、その
スラックネスの特徴がよく表れていて、
「Cocks Man」や「Toilet Sex」、「Sex
Machine」などという曲目があります。

「Toilet Sex」なんて、最近でもどこか
で聞いたような…(笑)。
まあこの時代のジャマイカには「多目的
トイレ」なんて無かったんじゃないかと
思いますが…。

Ringoの「Eyewitness」は82年の
アルバムです。
この人も80年代前半のアーリー・ダンス
ホールの時代に活躍したディージェイで、
81年と82年にアルバムを計5枚と、
79~84年頃にシングル盤を62枚、
またJohnny Ringo名義で共演盤を含めて
アルバムを4枚とシングル盤を39枚
ぐらいリリースしている人のようです。
この人もほぼアーリー・ダンスホール限定
で活躍した、レアなディージェイなんです
ね。

Johnny Ringo - Cocaine


Ringo - Bounty Hunter


Johnny Ringo - Video


こちらも80年代前半のアーリー・ダンス
ホールの空気が、目一杯詰め込まれた
アルバムとなっているようです。

あとのアルバムはその後ちょっと時間を
おいて、それまで買いたいと思っていた
アルバムを選んで買いました。

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Augustus Pabloの「Thriller」は、前から
ちょっと気になっていたアルバムでした。
このアルバムは私の持っていないAugustus
Pabloのアルバムのひとつでしたが、前に
Augustus Pabloの「Dubbing In A Africa」
というアルバムについて書いた時に、
いくつかの曲がこのアルバムと同じ
メロディの曲だという事に気が付いたん
ですね。
よくYouTubeで楽曲などを探してみると、
違うタイトルなのに曲は同じという事が
あります。
「Dubbing In A Africa」について書いて
いる時に、そのアルバムの曲を探している
と「Thriller」の曲が出て来て、聴いて
みると同じメロディだったんですね。
もしかしら同じ内容か、あるいは
「Thriller」のダブなのか?そういう事が
ずっと気になっていたアルバムでした。

マニアックに集め始めると、どうしても
そういう細かいディテールが気になり始め
ます(苦笑)。
今回そういう疑問もあり、購入してみまし
た。
これからジックリと調べてみます。

Augustus pablo - Thriller


Augustus Pablo - Pablo In Red


Augustus Pablo - Skibo Road


またこのアルバムは75年にリリースされ
たAugustus Pabloの3枚目ぐらいにあたる
アルバムで、まだ少し尖がっていた
Augustus Pabloのメロディカが聴ける
アルバムとしても、とても貴重なアルバム
だと思います。
ちなみに「Thriller」というタイトルを
聞くとあのポップ・スターのMichael
Jacksonを思い浮かべますが、マイケルが
アルバムを出したのは82年で、この
アルバムのタイトルとは関係が無いよう
です。

Bunny Wailerの「In I Father's House」
は80年にリリースされた、彼の5枚目か
6枚目に当たるソロ・アルバムです。
(彼は同じ80年に「Sings The Wailers」
というアルバムもリリースしています。)
The Wailersの時代も含めるとスカの時代
から活躍するBunny Wailerですが、彼が
ソロとしてもっとも活躍していたのが、
この80年代前半の頃だったんですね。
そのもっとも良かった時代の彼のサウンド
が聴けるのが、今回のアルバムです。
ちなみに値段は480円と、今回購入した
アルバムの中ではもっとも廉価でした。
その分多少音質が心配です。

Bunny Wailer - 02 - Rock In Time


Bunny Wailer ~ Wirly Girly


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Sluggy(別名: Sluggy Ranks)の「Just
Call Sluggy」は87年にリリースの彼の
ファースト・アルバムです。
Sluggyは80年代後半のデジタルのダンス
ホール・レゲエの時代に登場して来たUS
系のディージェイで、おもに80年代半ば
から90年代にかけて活躍した人で、5枚
ぐらいのアルバムと137枚ぐらいの
シングル盤を残しています。
このアルバムはレゲエ本「Dancehall
Reggae Standards」にも紹介されている
アルバムで、バックにSteelie & Cllevie
やThe Firehouse Crewなどが参加してい
ます。
おそらく彼の代表作のひとつと思われ
ます。

Sluggy Ranks - 95% black


Sluggy Ranks - Younger Generation


87年頃というとデジタルのダンス
ホール・レゲエの嵐が吹き荒れた時代で、
その時代の空気感がとても興味深い時代
なんですね。

Sanchezの「Number One」は89年の
アルバムで、ソロとしては5枚目ぐらいに
あたるアルバムです。
美声シンガーとして多くのアルバムを残し
ているレゲエを代表するシンガーの彼です
が、その実力は本物で、やはり聴いておく
べきシンガーのひとりだと思います。
ちなみにこのアルバムは今回の中で2番目
に安い540円でした(笑)。

Sanchez D - Come to Rule & Dub


Sanchez Here I Am


Various(オムニバス)ものの「Junjo
Presents A Live Session With Aces
International」は83年にリリース
されたアルバムで、タイトル通りにVolcano
レーベルを主催するHenry 'Jonjo' Lawes
が主催するライヴの模様を収めたライヴ・
アルバムです。
ライヴに出演しているアーティストは
Eek-A-Mouse、Burro Banton、Yellowman
& Fathead、Little John、Toyan、
Welton Irieと多彩で、まさに当時の
アーリー・ダンスホールの現場の空気を
集めたライヴ盤となっています。

Junjo Presents A Live Session With Aces International


ちなみにこのアルバムもレゲエ本の
「Dancehall Reggae Standards」の
Yellowmanのページに紹介されていた
アルバムで、前から気になっていた1枚
です。

ざっとこんなところが今回買い集めた
アルバムです。
今回一番高いアルバムがRingoの
「Eyewitness」で2380円、2番目に
高かったのがAugustus Pabloの
「Thriller」で2200円、7枚合計で
10500円+代引き手数料330円の
10830円という、かなりリーズナブル
なお買い物でした(笑)。
永く集め続けるにはとにかく無理な買い物
をしない事、気長にジックリと諦めずに
集め続ける事だと思います。
高くて手に入れられないアルバムは、まだ
集め続ける楽しみがあるのだと気長に探す
事としましょう。


ここのところコメントに変なコメントが
あって迷惑しています。
なんでも「憲法改正」がうんぬんといった
レゲエや音楽に関係のない長文のコメント
が、ある方から2度に亘って寄せられてい
ます。
ここはそうした憲法談義を書く場所では
ありません。
今後そうした文章を送り付けられても、
コメントは承認制にしていますので、
こうした文章もろくに読んでいないで書か
れたスパム・メールはけっして表示される
事はありません。

こうしたスパム・メールはAmebaをやって
いる時にたびたび送られて来て、それが
イヤでAmebaを止めたのですが、この
livedoorで承認制にしているのに、わざ
わざ送り付けて来る人が居るとは…。
正直ちょっと飽きれました。

ちなみに私はメンバー登録とかも疎くて、
ほとんどそうしたものも見ておりません。
コメントとかはメールが来るのでたいてい
は解りますが、メンバー申請されてもどう
したものか?利用し始めてから今まで
まったくと言って良いほど見てもいない
し、解ってもいません(苦笑)。
なのでメンバー申請(ってあるのかな?)
のような事はしないでください。

ちなみにたいていはコメントを読んでいま
すが、以前2週間ぐらい入院した時に、
コメントが付いていたようなのですが、
だいぶ経ってから気が付いた事がありまし
た。
もしも音楽について書いたコメントが表示
されなくても、気が付かない場合があり
ますので、その時はあまり気にしないで
許してください。
正直文章を書く事以外は、あまり他の人
には興味を持っていない人間です。

私自身もなるべくはこのブログ上では政治
的な発言は控えていますが、たまには
アベノマスクの不満とか書いてしまう事も
あります。
そのあたりは笑って読み流してください。


またコロナ・ウイルスが再び勢いを増して
来たようです。
東京ではもうじき陽性者が300人台に
到達しそうな勢いですね。
そんな折に「Go Toキャンペーン」を国が
始めるなんて、まあ東京は外したようだけ
ど、まさに「Go To Heavenキャンペーン」
ですね(笑)。
コロナ以降アベノマスクなど安倍さんが
人気取りのためにやった政策が的外れで、
ことごとく外れています。
また感染が拡大局面に入ったタイミング
で、なぜ強引にこうしたキャンペーンを
始めちゃったんでしょうか?
旅行業界を支援する為という理由は解ら
なくはないけれど、それ以上に医療体制を
強化するために金銭を支援するなど、やる
べき事は山ほどあったのではないかと思い
ます。

昨日もNHKのコロナに対応している
聖マリアンナ病院や足柄病院の
ドキュメントを見たけれど、医師や看護師
の皆さんは身を削る思いで人の命を守る為
に努力をしています。
それだけ頑張って努力して、ボーナスも
貰えず努力が報われないなら、誰も努力
する人が居なくなってしまいます。
東京女子医大病院で400人退職意向を
示したという報道があったが、メンタルが
ボロボロになるまで働いて、ボーナスも
貰えないとなればそれも仕方ないのかなと
思います。
もちろん旅行業も大切だとは思うけれど、
今真っ先にやるべきはこれ禍に備えての
医療体制の確保ではないでしょうか。

それを慌てて県外に出掛ける「Go To
キャンペーン」をやるというのは、
ブレーキをベタ踏みしながらアクセルを
ベタ踏みするようなもので、「なんだか
なぁ…。」としか言えません。

私はこの「Go Toキャンペーン」は正直
まったく評価が出来ないし、まず利用する
事は無いと思います。
それよりもまた東京を中心にコロナが勢い
を増して来たので、近県に住む者としては
なるべく東京を含めた遠方への外出を
控え、自粛期間のような近場への外出に
留めようと思っています。
当分の間、レゲエレコード・コムを運営
する新宿のDub Storeや、渋谷や新宿、
高田馬場などのディスクユニオンなどへは
アルバムを探しに買い物に行けそうもあり
ません。

その分ネットでの買い物で我慢する事に、
した方が良さそうです。
こうした国のコロナ対策が不充分の状態
では、自分自身の防御体制が重要になり
ます。
それにしても「Go Toキャンペーン」で、
医療体制の不充分な県までコロナが蔓延
するのが最悪のシナリオですね(苦笑)。
そうならない事を心から祈っています
が…。

極端な話私のように60歳を過ぎた人間
は、もう今の状態はコロナが蔓延した
第1波の時に近い状態と、考えた方が良い
かもしれません。
実際に簡単には病院で検査がしてもらえ
ない状態になりつつあるし、身を守る為に
は極力人との接触を避ける暮らしをした方
が良さそうです。
おそらくこういう生活がまだ1年以上続く
のかもしれません。

大事なのは何事もマイナスに考えない事
です。
こうした一人の時間が増えた事は、もう
一度自分の生き方を見直す時間が増えたと
考えましょう。

まあ私はもともとひとりの時間が多かった
方ですが…(笑)。
ある時これからどれだけの時間が残されて
いるか考えた事があって、なるべく自分の
時間を多くするためには、それまであった
人との付き合いを徐々に立って行ったん
ですね。
今では家族以外の付き合いがほとんど無く
て、お陰でこうしたブログを書いたり、
考える時間が増えました。
大勢の人に囲まれて生きるのもひとつの
生き方ですが、なるべく人との付き合いを
断って、ひとりで生きるのも人生の選択肢
のひとつです。


ここのところブログをサボっております。
理由は単純で、ずっと家に引き篭もって
いたらちょっと書く事に疲れを感じて
しまったんですね。
なのでここは思い切ってしばらく休もうと
決めました。
休んでいる間はブログを書くってどういう
事なんだろうか?とか、BLM(Black
Lives Matter)運動の事や、中国の覇権
主義の事(それに伴う香港の事)など、
いろいろな事を考えていました。
お陰でだいぶ休息が取れ、少しずつですが
また書く意欲が湧いてきました。
まあ前よりはペースが落ちるかもしれま
せんが、またアルバムが手に入った事
だし、ボチボチですがまたアルバム評の
ブログを再開しようかと思っています。

それにしても書くのを辞めたらあっと言う
間にブログの閲覧数が減るのかと思ったの
ですが、意外と閲覧数が減らなかったの
にはちょっとビックリしました。
まあ閲覧の記録をよく見てみると、なぜか
夜中の0時頃の閲覧がけっこう多いので、
誰が読んでいるのかな?と思う部分もある
のですが…(笑)。
まあ内容はともかくアルバム評を1200
ぐらい書いたせいかなのかもしれません
ね。
それともコロナで夜中に読む人が増えた
のか…?(笑)。

とりあえずこうしてレゲエのアルバム評を
残しておく事は、後のレゲエの資料として
少しは役に立つ事もあるかもしれません。
意外と時系列ごとにまとめた音楽の資料と
いうものが、あまり無いんですね。
私は基本的に人の文章はあまり読まない
人間ですが、チラッとネット上の文章の
タイトルなどを見る感じでは、「名盤」、
「名盤」と感覚的な文章を書いている人は
多いようなんですが、それが何年に誰の手
によって作られたどういう意味のあるア
ルバムかなど、時系列を追って書いた文章
は稀な印象です。

だいたい「名盤」て一体何なのか?
まずはそこをよく考えてもらいたいという
のが、私の考えです。
安易に「名盤」と呼ぶ、安易にベスト10
とか順位を付ける、そうした事は本当に
止めて欲しいと思います。
「名盤」という呼び名は聴く前に偏見を
植え付けるだけだし、1000枚以上とか
たくさんのアルバムを聴いていると、その
すべてに順位を付ける事など出来ません。
名盤だとかベスト10だとか言っている人
は、逆に自分がいかに狭い範囲の少ない
アルバムしか聴いていないかを語っている
だけなのです。
それって恥ずかしくないですか?(笑)

もうひとつ言えば、聴く側も人の価値基準
を当てにせずに、なるべく自分をサラに
して、音楽の楽しさを発見する事を意識
して聴く方が楽しいです。
人の意見は人の意見で、必ずしもあなたの
感性と同じではないのです。
ビッグ・ネームだとか、名盤だとかでは
なく、なるべく自分の耳で、自分の心で
聴きましょう。

あぁ、つい書き過ぎてしまいました。

ではこの辺で。

Kabaka Pyramid - Babylon Fallin [Official Visual]