今回はVarious(オムニバス)ものの
アルバム

bunny_lee_04a

「Rubadub Revolution: Early Dancehall
Productions From Bunny Lee」です。

まずは今回のアルバムでバックを務めて
いるBunny Leeのハウス・バンドの
The Aggrovatorsについて簡単に記して
おきます。

The Aggrovatorsは70年代のルーツ・
レゲエの時代に、プロデューサーの
Bunny Leeのハウス・バンドとして活躍
したセッション・バンドです。
ドラマーのSly DunbarやベースのRobbie
Shakespeareなどが参加したグループで、
数々の歌手のバック・バンドとして活躍
したほか、King Tubbyなどのミックスに
よるホーンを中心とした素晴らしいダブを
多く残しています。

ネットのDiscogsによると共演盤を含めた
20枚ぐらいのアルバムと、211枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

レーベル特集 Striker Lee/Lee's/Jackpot/Justice(ストライカー・リー/リーズ/ジャックポット/ジャスティス)

The Aggrovators - Wikipedia

今回のアルバムはオムニバスなので
たくさんのアーティストの曲が収められて
いますが、その中で比較的知られている
アーティストについて簡単に説明しておき
ます。

The Paragonsはレゲエの前身の音楽ロック
ステディが流行した、60年代後半に活躍
したコーラス・グループです。
John HoltやBob Andyなどのヴォーカリスト
を輩出した事でも知られるグループで、
「On The Beach」や「The Tide Is High」、
「Only A Smile」などのヒット曲でよく
知られています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て10枚ぐらいのアルバムと、124枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

アーティスト特集 Paragons(パラゴンズ)

paragons_01a
The Paragons ‎– On The Beach (1967)

Don Carlos(本名Euvin Spencer)は
メジャー・デビューする以前のBlack Uhuru
に在籍していた事で知られる、70年代
から活躍するシンガーです。
その後はソロとして活躍し、80年代以降
多くのアルバムを残しています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て23枚ぐらいのアルバムと、101枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

Don Carlos (musician) - Wikipedia

Johnny Clarke(本名同じ)は70年代の
ルーツ・レゲエの時代から活躍する
シンガーです。
プロデューサーのBunny Leeの娘婿として
知られ、彼のレーベルから多くのヒット曲
を放ち、「次世代シンガー」ともてはや
されたシンガーです。
Earl Zero作曲のフライング・シンバルの
名曲「None Shall Escape The Judgement」
などのヒット曲があり、その後も長く
シンガーとして活躍したのが、この
Johnny Clarkeというシンガーです。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て40枚ぐらいのアルバムと、357枚
ぐらいのシングル盤を残しているのが、
このJohnny Clarkeというシンガーです。

アーティスト特集 Johnny Clarke (ジョニー・クラーク)

Cornell Campbell(本名同じ)は60年代
後半のロックステディの時代にThe Eternals
のリード・ヴォーカルとして活躍し、
「Stars」や「Queen Of The Minstrels」
などのヒット曲を持つシンガーです。
その後のレゲエの時代になっても同郷のプロ
デューサーBunny Leeの元で、「Natty Dread
In A Greenwich Town」など多くの名曲を
残した事でも知られています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て23枚ぐらいのアルバムと、407枚
ぐらいのシングル盤を残しています。

アーティスト特集 Cornell Campbell (コーネル・キャンベル)

Scientist(本名:Hopeton Overton
Brown)は、ミキサーやダブの
クリエイターとして活躍した人です。
70代の後半にミックスやダブの制作を
手掛けていたKing Tubbyのスタジオ
King Tubby'sで助手としてキャリアを
スタートさせた彼は、そこで頭角を現し、
80年代のダンスホール・レゲエの時代に
なるとVocanoレーベルのHenry 'Junjo'
Lawesプロデュースの「漫画ジャケ・
シリーズ」などで人気のダブのミキサーに
なるんですね。
70年代のルーツ・レゲエの時代のダブ
とはまた一味違った、80年代のダンス
ホール・レゲエのダブを創造したミキサー
として知られています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て62枚のダブ・アルバムと、19枚
ぐらいのシングル盤を残し、数多くの
アーティストのミックスを残したのが、
このScientistという人です。

アーティスト特集 Scientist (サイエンティスト)

Frankie Jones(Jah Frankie Jones、
本名:Tony Palmer)は、70年代の後半
から80年代にかけて、ダンスホール・
レゲエで活躍したシンガーのようです。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て11枚ぐらいのアルバムと、79枚
ぐらいのシングル盤を残しているのが、
このFrankie Jonesという人です。

Frankie Jones (reggae singer) - Wikipedia

今回のアルバムは2019年にUKの
Pressure Soundsからリリースされた
コンピュレーション・アルバムです。

レゲエがルーツ・レゲエからダンス
ホール・レゲエに変化した80年代前半頃
の、プロデューサーのBunny Leeが
プロデュースした楽曲を集めたアルバムで、
まだ誕生したばかりのアーリー・ダンス
ホールの熱くも生々しい息吹が感じられる
アルバムとなっています。

手に入れたのはPressure Soundsから
リリースされたCD(新盤)でした。

手に入れたのはCD2枚組の日本盤で、
付いていた帯には次のような言葉が書か
れていました。

「名門〈Pressure Sounds〉からバニー・
リー音源の極上コンピが登場!!
ダンスホール・サウンドの登場に焦点を
当て、変革期の興奮と生々しいエネルギー
を凝縮!!
歴史的価値も高い完全未発表音源やレア
トラックも多数収録!」(表面)

「基調で上質なレゲエ/ダブ音源の
アーカイヴァルなリイシューで知られる
名門〈Pressure Sounds〉から、
ジャマイカの音楽史において幾度となく
センセーションを巻き起こしたトレンド・
セッターBunny Lee音源の極上コンピュ
レーションが登場。1980年代始めの
ダンスホール・サウンドの登場に焦点を
当てた本作は、この年代のBunny Leeに
最も優れた楽曲であるよるCornell
Campbell & Scientistの「Bandulu
extended」や、大ヒット曲「Lazer Beam」
にPapa TulloによるDJプレイを加えた
貴重なエクステンデッド・バージョンも
収録。歴史的価値も非常に高い完全未発表
音源も多数収録!CDには3曲の
ボーナス・トラック付き、国内仕様CD
にはBunny Lee本人のインタビューを交え
たDiggory Kenrickによる詳細な解説
付き。」(裏面)

Disc 1は全11曲で収録時間は48分
31秒。
10曲目Trevor Castellの「Too Popular」
と11曲目Cornell Campbellの
「Exterminator」の2曲は、当時リリース
されなかった未発表曲です。

Disc 2は全10曲で収録時間は41分
39秒。
7曲目Donovan Phillipsの「Gun Fever
Version」までがLPに収められている曲
で、8~10曲目までの3曲はCDのみの
ボーナス・トラックです。
1曲目Simple Simonの「George William
Gordon」と、2曲目Devon Edwardsの
「Babylon No Badda Haul And Pull Me」、
ボーナス・トラックの9曲目Badooの
「Me And Janet」と10曲目Simple Simon
の「Bawling」の4曲は未発表曲です。

パっと見には楽曲が少ないですが、多くの
曲は前半が歌、後半がそのダブかディー
ジェイのトースティングが収められた
ディスク・ミックス・ヴァージョン
(エクステンデッド・ヴァージョン)の曲
が収められています。
(何曲かは歌とダブが別の曲として収め
られているものもあります。)

ミュージシャンについては以下の記述が
あります。

Musicians include:
Drums: Carlton 'Santa' Davis, Lowell 'Sly' Dunbar, Anthony 'Benbow' Creary
Bass: Robbie Shakespeare, George 'Fully' Fullwood, Chris Maredith
Guitar: Earl 'Chinna' Smith, Tony Chin, Willie Lindo
Keyboards: Winston Wright, Keith Sterling, Robbie Lyn, Errol 'Tarzan' Nelson, Tony Asher
Percussion: Noel 'Scully' Simms, Uzaiah 'Sticky' Thompson
Horns: Tommy McCook, Bobby Ellis, Dean Fraser

Studios: Channel One, Dynamic Sounds, Harry J's, King Tubby's
Engineers: Anthony 'Crucial Bunny' Graham, Stanley 'Barnabas' Bryan, Donovan Phillips,
Jerome Francis, Sylvan Morris, Lloyd 'Prince Jammy' James, Hopeton 'Scientist' Brown,
Winston 'Professor' Brown

Photography: Beth Lesser
Mastering: Dave Blackman at Hiltongrove
Sound Restoration: Andy Le Vien
Artwork: Teflon aka John Sims
Sources: Bunny 'Striker' Lee interviewed by Diggory Kenrick July 2019
Album Co-ordination: Pete Holdsworth

Special thanks to Bunny 'Striker' Lee, 'Little Striker' Lee, Ossie 'Black Solidarity' Thomas,
'Sledge' from Sledgehammer Sound System, Joakim Kalcidis, Chris Mashdown45,
Jeremy 'Deadly Dragon Sound' Freeman, Beth Lesser

Produced by and under license from Bunny 'Striker' Lee

となっています。

バックはBunny Leeのハウス・バンド
The Aggrovatorsが務めたものと思われ
ます。
メンバーはドラムにCarlton 'Santa' Davis
とLowell 'Sly' Dunbar、Anthony 'Benbow'
Creary、ベースにRobbie Shakespeareと
George 'Fully' Fullwood、Chris
Maredith、ギターにEarl 'Chinna' Smith
とTony Chin、Willie Lindo、キーボード
にWinston WrightとKeith Sterling、
Robbie Lyn、Errol 'Tarzan' Nelson、
Tony Asher、パーカッションにNoel
'Scully' SimmsとUzaiah 'Sticky'
Thompson、ホーンにTommy McCookと
Bobby Ellis、Dean Fraserという布陣
です。
ひとつの楽器に対して演奏者や多いのは、
このアルバムに収められた曲が一度の
録音でなく、いろいろな録音を集めた
コンピュレーション・アルバムの為と思わ
れます。

ちなみに付いていたDiggory Kenrickと
しての解説文(和訳:緒方正弘)には、
Bunny Leeが「Bandulo」という曲目の
メンバーについて語っている一文があり
ます。
それによるとレコーディングはHarry J
Studioで、ドラムはSanta(Carlton
'Santa' Davis)、ベースはGeorge
Fullwood、ギターはChinna(Earl
'Chinna' Smith)、ピアノはKeith
Sterlingが担当したようです。

The Aggrovatorsというと70年代後半の
ホーンを中心とした華やかな演奏が思い
浮かびますが、この80年代前半になる
とホーンを使った曲もあるものの、
Roots Radicsのスローなワン・ドロップ
の演奏に近い、ベースを中心とした
シンプルな演奏に切り替わっています。
今回のアルバムの曲の中にはそうした
重低音のドスの効いたベース1本で聴か
せるような曲もあります。

レコーディングはChannel OneやDynamic
Sounds、Harry J's、King Tubby'sなど
で行われ、エンジニアはAnthony 'Crucial
Bunny' Graham、Stanley 'Barnabas'
Bryan、Donovan Phillips、Jerome Francis、
Sylvan Morris、Lloyd 'Prince Jammy'
James、Hopeton 'Scientist' Brown、
Winston 'Professor' Brownなどが担当
しています。

プロデュースはBunny 'Striker' Leeが
担当しています。

写真はBeth Lesser、マスタリングは
HiltongroveのDave Blackman、音の修復
はAndy Le Vien、アート・ワークは
Teflon(別名:John Sims)、アルバム・
コーディネーションはPete Holdsworth
となっています。
ジャケットは3つ折りの紙ジャケットで、
当時の写真と思われるJohn Wayneや
Frankie Jones、Trevor Castellなどの
写真が収められています。

bunny_lee_05a
John Wayne(ジャケ内側左)

bunny_lee_06a
Frankie Jones(ジャケ内側右)

bunny_lee_07a
Trevor Castell(ジャケ外側左)

参加しているアーティストは、
The Paragons、Don Carlos、Papa Tullo、
Johnny Clarke、Cornell Campbell、
Scientist、Neville Brown、John Wayne、
Simple Simon、Trevor Castell、
Devon Edwards、Errol Scorcher、
Professor、Frankie Jones、
Donovan Phillips、Purpleman、Badooと
いった人達です。

このうち比較的名前の知られている
The ParagonsやDon Carlos、Johnny
Clarke、Cornell Campbell、Scientist、
Frankie Jonesといった人達は上に紹介
しました。

さて今回のアルバムですが、この80年代
前半のアーリー・ダンスホール・レゲエが
大流行していたジャマイカの濃厚な空気感
がタップリと詰め込まれたアルバムで、
内容はとても良いと思います。

今回のアルバムの特に面白いところは、
この時代のジャマイカのレゲエが世界的に
流行していたルーツ・レゲエから飛び抜け
て、新しいダンスホール・レゲエに進化
していたところなんですね。
国外ではまだ70年代から続くルーツ・
ミュージックが主流でしたが、国内では
この新しいコアな音楽ダンスホールが主流
となって行ったんですね、
その為ジャマイカの音楽レゲエという音楽
は、国外用のルーツ・レゲエと国内用の
ダンスホール・レゲエという2面性を抱え
込む事になります。

1980s Dancehall


Volcano Sound System Live & Direct In Skateland Jamaica 1984 part 1


今でこそ広いダンスホールでカラオケを
かけ、マイクを奪い合いながら即興で歌詞
付けトースティングするダンスホール・
レゲエのスタイルは、斬新でとても面白い
と思うけれど、当時レゲエを知り始めた
海外の人々にとってはあまりにもチープで
あり、すぐにはその音楽のもつ先進性が
理解出来なかったのかもしれません。

この新しく誕生したダンスホール・レゲエ
というのは、今から見れば20年ぐらい先
を歩んでいた、もっとも尖がった音楽
だったんですね。

その為かこの時代に国内でもっとも人気の
あったディージェイのYellowmanは、
メジャー・デビューするものの海外では
そのチープなスタイルがあまり理解され
ず、反対に海外でルーツ・レゲエの
スタイルで活躍したBlack Uhuruは、その
スタイルが国内ウケしなかった為か自然
消滅するようにグループが終わっていま
す。
この時代は国内外のギャップで苦しんだ
アーティストがけっこう居るんですね。

ただこの80年代頃から流行し始めた
アーリー・ダンスホール・レゲエには、
今の時代に聴いても遜色のないような先進
性があり、そこが大きな魅力です。
今回のアルバムにもその先進性と、その
音楽を追求する若いアーティストの
ムンムンとするほどのエネルギーが目一杯
に詰め込まれており、その面白さに心が
奪われるアルバムとなっています。

このあたりはこうしたリイシューを得意と
するPressure Soundsの、優れた選曲の力
もあると思います。
有名無名を問わずに優れた楽曲を選び抜く
その選曲は、やはりとても素晴らしいと
思います。
特にほとんど無名と思われるDevon Edwards
の未発表の楽曲「Babylon No Badda Haul
And Pull Me」を選んだ選曲は素晴らしく、
このアルバムのひとつの「目玉曲」と
なっています。
こうしたところにこのレーベルならではの
「発掘の魅力」があるんですね。

このDevon EdwardsやTrevor Castellなど
無名に近いアーティストが収められている
のも、今回のアルバムの大きな魅力と
なっています。
時代の中で消えて行ったアーティストの中
にも、それなりに面白い楽曲を残している
アーティストはけっこう居るんですね。

ついでなのでそうしたアーティストも少し
紹介しておきます。

共演も含めて3曲紹介されているPapa
Tulloは、ダンスホールの世界では少し
知られているアーティストかもしれま
せん。
ネットのDiscogsによると本名は
Everald Norman Crawfordで、80年頃
からレコードをリリースしており、おもに
80年代前半のアーリー・ダンスホールの
時代に活躍したディージェイのようです。
共演盤を含めて4枚ぐらいのアルバムと、
33枚ぐらいのシングル盤、Tullo Tと
いう名前で共演盤を含めて2枚ぐらいの
アルバムと、19枚ぐらいのシングル盤
の履歴があります。

Papa Tullo - Straight To The Government


Papa Tullo - Poorman Skank


アルバムに付いていた解説文には、Bunny
Leeの言葉としてYellowmanとともに新しい
スタイルでディージェイ・スタイルを一新
したという評価があります。
ちなみにDon Carlos & Papa Tulloの
「Lazer Beam」は、Cornell Campbell &
Scientistの「Bandulu」と並んで、Bunny
Leeのこの時代にプロデュースした楽曲の
最大のヒット曲なんだとか。
このアルバムの目玉曲なんですね。

Neville BrownはネットのDiscogsによると
おもに80年代前半のアーリー・ダンス
ホールの時代に活躍したシンガーのよう
です。
共演盤を含めて2枚ぐらいのアルバムと、
9枚ぐらいのシングル盤を残しています。

Neville Brown - Haul And Pull Up 1984


Neville Brown - Travelling


John Wayne(本名:Norval Headley)は
80年代のアーリー・ダンスホールの時代
から活躍するディージェイで、ネットの
Discogsによると1枚ぐらいのアルバムと、
47枚ぐらいのシングル盤を残していま
す。

FROM THE VAULTS: JOHN WAYNE - RACKET GIRLS IN JACKET


J.WAYNE & JOHNNY - RAIN FALL, SUNSHINE + DUB


ちなみにJohn Wayneという名前は、西部劇
の大スター「ジョン・ウエイン」から
パクった名前なんですね。
ジャマイカのアーティストはClint
EastwoodやCharlie Chaplinなど、有名な
俳優などからパクった名前をよく使って
いるんですね(笑)。

Simple Simon(本名:George Somers)は
80年代のアーリー・ダンスホールの時代
から活躍する、Eak-A-Mouseのフォロワー
として知られるディージェイです。
ネットのDiscogsによると4枚ぐらいの
アルバムと、41枚ぐらいのシングル盤を
リリースしています。

Simple Simon - Life In The Ghetto


SIMPLE SIMON - OLD LADY IN LOVE + VERSION


独特なオノマトペのトースティングを得意
とするEak-A-Mouseのフォロワーとして
知られるSimple Simonですが、やはり本家
のEak-A-Mouseはとても嫌がっていたらし
く、解説文によるとSimple Simonは
「びくびくしていた」そうです。
それで手出しをされずに安全なBunny Lee
の元で録音をするようになったんだとか。
今回のアルバムにはSimple Simonの曲が
3曲収められていますが、未発表曲の
Disc 2の1曲目「George William
Gordon」は、このアルバムの目玉曲の
ひとつとなっています。

Trevor Castellはあの夭折したシンガー
Lacksley Castell の弟のシンガーです。
ネットのDiscogsに残された履歴はたった
4枚のシングル盤しかなく、とてもレアな
シンガーなんですね。
解説文のBunny Leeによると、兄の死後
マイアミに移住したそうで、彼の息子の
Daveと中が良いんだそうです。

Trevor Castell - Cool And Deadly + Dub - 12" Shuttle 1983 - RUB-A-DUB 80'S DANCEHALL


Trevor Castell - Well Fare + Version


TREVOR CASTELL - DANCE UP AT NEW KINGSTON + VERSION


今回のアルバムにはDisc 1の10曲目に
未発表曲の「Too Popular」が収められて
おり、こちらもとても貴重な音源と思われ
ます。

Devon Edwardsもとてもレアなシンガーと
思われます。
ネットのDiscogsの彼の履歴を見ると、
今回のアルバムに収められたDisc 2の
4曲目「Lay Down Flat」のシングルと
その12インチ・ヴァージョンの2曲の
シングル盤しか記録が無いんですね。
ただ書いたようにDisc 2の2曲目の
未発表曲「Babylon No Badda Haul And
Pull Me」はとても素晴らしい曲で、この
アルバムの目玉曲のひとつとなっていま
す。
こうしたアーティストを発掘した事は、
このアルバムのひとつの功績といえるかも
しれません。

Errol Scorcher(本名:Errol Archer)
は70年代後半から80年代に活躍した
ディージェイです。
アルバムのタイトルにもなっている
「Roach In A De Corner」は、彼のヒット
曲としてよく知られています。
ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て4枚ぐらいのアルバムと、77枚ぐらい
のシングル盤を残しています。

errol_scorcher_01a
Errol Scorcher ‎– Roach In A De Corner (1980)

Errol Scorcher-Roach in a de corner 1980


Professor(本名:Winston Brown)は、
King Tubby'sに在籍したエンジニアの
ようです。
ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て4枚ぐらいのダブ・アルバムを残して
います。
解説文によるとBunny Leeのお気に入りの
ミキサーだったようです。
Bunny Leeの元から「The Crazy Mad
Professor」という名前でアルバムを出し
た事があって、ロンドンで活躍していた
Mad Professorと名前の事で相当揉めた事
があったのだとか。

Donovan Phillipsもミキサーとして活躍
した人のようで、彼の名義になっている
Disc 2の7曲目sの「Gun Fever Version」
は、6曲目Frankie Jonesの「Gun Fever」
のダブ・ヴァージョンです。

Purpleman(本名:Anthony Jones)は
80年代のアーリー・ダンスホールの時代
からYellowmanのフォロワーとして活躍
したアルビノのディージェイです。
ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て6枚ぐらいのアルバムと、19枚ぐらい
のシングル盤、Peter Yellowという名前で
共演盤を含めて3枚ぐらいのアルバムと、
4枚ぐらいのシングル盤を残しています。

Purpleman - Water Pumping [1983] Johnny Osbourne, Purple Man Water Pumping


Badoo(本名:Horace L. Grossett)は
80年代のアーリー・ダンスホールの時代
に活躍したシンガーのようです。
ネットのDiscogsによると、1枚ぐらいの
アルバムと、16枚ぐらいのシングル盤を
残しています。

Badoo go downtown


Badoo & Toyan - Rocking Of The Five Thousand 12' -1980


Kinarky - Badoo


ちょっと長くなりましたが、以上がこの
アルバムに収められているちょっとレアな
アーティスト達です。
彼らは必ずしも時代のトップに立った訳
ではありませんが、それぞれに個性を
持ち、このアーリー・ダンスホールの時代
に自身の未来を切り開こうと、ギラギラと
したエネルギーを放っていたんですね。

その彼らのもっとも輝いた瞬間をうまく
切り取ったのが今回のアルバムで、その
熱気には胸が詰まるような思いがします。
現代に蘇ったアーリーダンスホールの熱気
は、今の時代に聴いても充分にで聴き応え
があり、このダンスホール・レゲエという
音楽が、かなり高度で時代を先取りした
音楽であった事が解ります。

ルーツ・レゲエと次に来るデジタルの
ダンスホール・レゲエに挟まれて、とかく
見過ごされがちなこのアーリー・ダンス
ホール・レゲエの時代ですが、実は80年
代前半のこの時代がレゲエという音楽の中
でもっとも高度な音楽を作っていた時代
なのではないかと、個人的には考えていま
す。

ちなみにこの80年代前半はRoots Radics
のスローなワン・ドロップのリズムが
大流行した時代ですが、Bunny Leeは
どうもこのRoots Radicsがお気に召さ
なかったフシがあります。
別のPressure Soundsからリイシューされ
たアルバムのBunny Leeの言葉を読むと、
彼はベースのFlabba Holtの演奏が気に入ら
なくて、1回のセッションでクビにして
それ以降使わなかったと書かれています。
その理由としてBunny Leeは「アイツは
音が合わせられないから」と語っている
ようです。
おそらくBunny LeeはRoots Radicsの極端
にクセの強い演奏が肌に合わなかったよう
です。

このアーリー・ダンスホールの時代は
Hennry 'Junjo' LawisやLinnval Thompson
といったプロディーサーのVolcanoレーベル
などで活躍した、Roots Radicsの癖の強い
スローなワン・ドロップが一世を風靡した
時代ですが、他にもGeorge Phangが主催
するPower Houseレーベルの、Sly & Robbie
などによるミディアム・テンポのワン・
ドロップも存在したんですね。
このスローとミディアムのワン・ドロップ
対決ですが、流行した80年代の初めは
圧倒的にVolcanoのRoots Radicsのスロー
なワン・ドロップが人気だったようです
が、80年代半ばに近付くにつれ、Power
Houseのミディアム・テンポのワン・
ドロップも人気を博すようになり、その
勢力は拮抗していたようです。

今回のBunny LeeのThe Aggrovatorsの演奏
ですが、そのRoots Radicsのスローな
ワン・ドロップとPower Houseの
ミディアム・テンポのワン・ドロップとの
中間的なサウンドで、リズムはスローで
ありながらRoots Radicsのワン・ドロップ
よりはだいぶマイルドな印象です。
かなりスムーズで聴き心地の良いサウンド
に仕上がっていて、そのあたりはBunny Lee
のサウンドの好みが反映されているように
思います。
シンプルながら力量を感じさせる演奏は、
とても魅力的です。

ある意味Roots Radicsの個性的な演奏
より、この時代の入門的に聴くのには良い
のではないかと思いました。

ちなみに今回のアルバムはズシっと重い
重低音のベースが刺さる曲が多いので、
なるべくベースの重低音がよく聴こえる
機材で聴く事をおススメします。

Disc 1の1曲目はThe Paragonsの
「Know Yourself Mankind」です。
ギターと重いベースを中心とした歯切れの
良いメロディに、心地良いヴォーカルと
コーラス・ワークがイイ感じな曲です。

The Paragons - Know Yourself Mankind


2曲目はDon Carlos & Papa Tulloの
「Lazer Beam (Nuff Stylee) (12-inch
mix)」です。
書いたようにこの時代のBunny Leeの
ヒット曲のひとつのようです。
前半はDon Carlosの歌、後半はPapa Tullo
のディージェイという組み合わせの
ディスコ・ミックスの曲です。
ユッタリしたホーンと重いベースを軸と
したワン・ドロップのメロディ、ちょっと
甘いDon Carlosのヴォーカル、ブレイクが
入り後半は楽し気なPapa Tulloのトース
ティングに、カラフルなエフェクトがイイ
感じ。

DON CARLOS & PAPA TULLO ~ Lazer Beam (Nuff Stylee, 12'' Mix)


3曲目はJohnny Clarkeの「I Man Come
Again」です。
ズシっとしたベースに刻むようなギターの
メロディ、心地良いワン・ドロップの
ドラミング、よく通るJohnny Clarkeの
ヴォーカルが気持ちの良い曲です。

Johnny Clarke - I Man Come Again -


4曲目はPapa Tulloの「Every Half Is
A Fraction」です。
ギターと重いベースを軸とした演奏に、
滑らかでちょっと早口なPapa Tulloの
トースティングがイイ感じ。

Every Half Is A Fraction


5曲目はCornell Campbell & Scientistの
「Bandulo (12-inch mix)」です。
こちらもこの時代のBunny Leeのヒット曲
のようです。
腹に響くようなズシっとしたベースと、
刻むようなギターを中心としたワン・
ドロップに、トビ音のエフェクト、よく
通るCornell Campbellのヴォーカルが
イイ感じ。
後半はScientistのベースを中心とした
ダブで、トビ音にディレイが深めの彼
らしいダブとなっています。

Bandulo (12-inch mix)


6曲目はNeville Brown & John Wayne
の「The Right Time (Boogie Down)
(12-inch mix)」です。
こちらも5曲目Cornell Campbellの
「Bandulo」のリディムを使った曲のよう
です。
ズシっとしたベースとギターのメロディ
に、ちょっとDennis Brownに似た
Neville Brownの味わいのあるヴォーカル
から、John Wayneのちょっと明るい味の
あるトースティング。

Neville Brown And John Wayne - The Right Time/Boggie Down (Justice/Bunny Lee)


7曲目はThe Paragonsの「A Place
Called Zion」です。
ギターと重いベースを中心としたソウル
フルなメロディに、コーラス・ワークに
乗せたソフトなヴォーカルがイイ感じ。

The Paragons A Place Called Zion


8曲目はPapa Tulloの「Part 2」です。
7曲目The Paragonsの「A Place Called
Zion」と同じリディムの曲のようです。
重いベースを中心としたメロディに、流れ
るように滑らかなPapa Tulloのトース
ティングがイイ感じ。

Papa Tullo - Part Two


9曲目はSimple Simonの「Revolution
Fighters」です。
書いたようにオノパトペのトースティング
を得意としたEak-A-Mouseのフォロワーの
ひとりです。
ホーンと重いベースを中止としたスローな
ワン・ドロップのメロディに、Eak-A-Mouse
によく似た哀愁を帯びたオノマトペの
トースティングがイイ感じ。

Simple Simon - Revolution Fighters


10曲目はTrevor Castellの
「Too Popular」です。
書いたようにたった4枚ぐらいのシングル
盤を残した、レアなシンガーの未発表曲
です。
ある意味このアルバムの目玉曲のひとつと
いえるでしょう。
9曲目Simple Simonの「Revolution
Fighters」と同じリディムが使われて
います。
ホーンとドスの効いたベースをバックに、
ちょっと哀愁を秘めたTrevor Castellの
ヴォーカルがイイ感じ。
ディレイが深めなダブワイズしたミックス
は、Scientistでしょうか?

Trevor Castell - Too Popular


11曲目はCornell Campbellの
「Exterminator」です。
こちらはCornell Campbellの未発表曲
です。
明るいホーンとギターのメロディに、
ズシっと重いドスの効いたベース、
ちょっと甲高いCornell Campbellの
ヴォーカルが味わい深い曲です。

Exterminator


Disc 2の1曲目はSimple Simonの
「George William Gordon」です。
こちらも未発表曲です。
ズシっとしたベースと軽快なピアノを中心
としたメロディに、甲高い出だしのSimple
Simonの味わいのあるオノマトペのトース
ティングがイイ感じ。

Simple Simon - George William Gordon (Justice/Pressure Sounds)


2曲目はDevon Edwardsの「Babylon No
Badda Haul And Pull Me」です。
書いたようにたった1曲↓シングル盤を
残していないようなレア・シンガーの
未発表曲です。
これが目玉曲ともいえるほど出来の良い
曲なんですね。
ギターとホーン・セクション、ベースの
スローでスウィートなメロディに、
後を引くようなDevon Edwardsのちょっと
甘いヴォーカルがとても味わい深い曲
です。
イイ感じに入って来るサックスは、
Dean Fraserあたりなのでしょうか?
未発表なのがちょっと惜しまれるほどの
魅力的な曲です、

Devon Edwards - Babylon No Badda Hall And Pull Me (Justice/Bunny Lee)


3曲目はCornell Campbell & Errol
Scorcherの「People Cruel (12-inch
mix)」です。
心地良いドスの効いたベースを中心とした
スローなワン・ドロップのメロディに、
高音を活かしたCornell Campbellのソフト
なヴォーカル、後半のErrol Scorcherの
味のあるトースティングもイイ感じ。

People Cruel (12-inch mix)


4曲目はDevon Edwardsの「Lay Down
Flat」です。
犬の鳴き声や銃の発射音、サイレン音の
エフェクトが印象的な曲です。
どすの効いたベースと漂うような
キーボードを中心としたメロディに、
華やかなエフェクト、Devon Edwardsの
ちょっと引きずるようなソフトな
ヴォーカルがイイ感じ。

Devon Edwards - Lay Down Flat/Professor - Lay Down Flat Version (Justice/Bunny Lee)


5曲目はProfessorの「Lay Down Flat
Version」です。
4曲目Devon Edwardsの「Lay Down
Flat」のProfessorによるダブ
(ヴァージョン)です。
こちらはベース音とエフェクトが、より
強調されている印象。

6曲目はFrankie Jonesの「Gun Fever」
です。
ズシっとしたベースとギターを中心とした
哀愁のあるシンプルなメロディに、伸び
やかに歌うFrankie Jonesのヴォーカルが
冴える曲です。
まさにベース1本で聴かせるような、
シンプルな構成がとても魅力的。

Frankie Jones - Gun Fever + Dub - 12" Third World 1986 - BADNESS DIGITAL 80'S DANCEHALL


7曲目はDonovan Phillipsの「Gun Fever
Version」です。
6曲目Frankie Jonesの「Gun Fever」の
ダブ(ヴァージョン)です。
余計に重低音のベースが際立つ曲です。

ここまでがLPにも収められている曲で、
残りの3曲はCDのみのボーナス・
トラックです。

8曲目はDon Carlos & Purplemanの
「Spread Out (Purpleman A Go Boom It
Up) (12-inch mix)」です。
心地良いワン・ドロップのドラミングに、
ズシっとしたベースとキーボード、ギター
のメロディ、Don Carlosのまろやかな
ヴォーカルがイイ感じ、Yellowmanの
フォロワーとして知られたPurplemanの
トースティングも光るものがあります。

Spread Out (Purpleman A Go Boom It Up)


9曲目はBadooの「Me And Janet」です。
こちらも未発表曲です。
心地良いワン・ドロップのドラミングに、
リリカルなピアノのメロディ、ちょっと
甲高いBadooの個性的なヴォーカルが
面白い曲です。

Me And Janet


10曲目はSimple Simonの「Bawling」
です。
こちらも未発表曲です。
9曲目Badooの「Me And Janet」と同じ
リディムの曲です。
リリカルなピアノのメロディに、Simple
Simonの自由度の高いオノマトペのトース
ティングが冴える曲です。

Bawling


ざっと追いかけて来ましたが、見事なほど
にこの80年代前半のアーリー・ダンス
ホールの時代に活躍したアーティストの
輝きを切り取ったアルバムで、その輝きは
有名無名を問わず、いかにこの時代が強大
なエネルギーに満ちた時代だったかを感じ
させます。
そ彼らの煮えたぎるような若いエネルギー
は、聴き手にちょっとめまいを感じさせる
ほど強烈なものがあります。

ルーツ・レゲエとデジタルのダンス
ホール・レゲエに挟まれて、つい見過ご
されがちなこのアーリー・ダンスホールの
時代ですが、この時代は掘れば掘るほど
新しい発見がある、不思議な魅力があり
ます。

機会があればぜひ聴いてみてください。


○アーティスト: Various
○アルバム: Rubadub Revolution: Early Dancehall Productions From Bunny Lee
○レーベル: Pressure Sounds
○フォーマット: CDX2
○オリジナル・アルバム制作年: 2019

○Various「Rubadub Revolution: Early Dancehall Productions From Bunny Lee」曲目
Disc 1
1. Know Yourself Mankind - The Paragons
2. Lazer Beam (Nuff Stylee) (12-inch mix) - Don Carlos & Papa Tullo
3. I Man Come Again - Johnny Clarke
4. Every Half Is A Fraction - Papa Tullo
5. Bandulo (12-inch mix) - Cornell Campbell & Scientist
6. The Right Time (Boogie Down) (12-inch mix) - Neville Brown & John Wayne
7. A Place Called Zion - The Paragons
8. Part 2 - Papa Tullo
9. Revolution Fighters - Simple Simon
10. Too Popular * - Trevor Castell
11. Exterminator * - Cornell Campbell
Disc 2
1. George William Gordon * - Simple Simon
2. Babylon No Badda Haul And Pull Me * - Devon Edwards
3. People Cruel (12-inch mix) - Cornell Campbell & Errol Scorcher
4. Lay Down Flat - Devon Edwards
5. Lay Down Flat Version - Professor
6. Gun Fever - Frankie Jones
7. Gun Fever Version - Donovan Phillips
(CD Bonus Tracks)
8. Spread Out (Purpleman A Go Boom It Up) (12-inch mix) - Don Carlos & Purpleman
9. Me And Janet * - Badoo
10. Bawling * - Simple Simon

* Previously Unreleased(未発表曲)

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〇Tommy McCook & The Agrovators「King Tubby Meets The Agrovators At Dub Station」
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