2020_03_05


一昨日(3月3日)に、レゲエレコード・
コムで注文したCDとLPが届きました。

実はそろそろ東京に出てレゲエのアルバム
を買って来ようかなと思っていたのです
が、ここのところの新型コロナ・ウィルス
の報道で「不要不急の外出」は控えて欲し
いという話があったので、出掛けるか
出掛けないかちょっと迷っていました。
ただついに小中高校と休校する話になり、
これからの2週間ぐらいがウィルスが拡大
するかどうかの境目という話になって来た
ので、やはり東京のような人混みへの外出
は控える事にしました。
まあ私一人だったら別にコロナ・ウィルス
でどうなろうが大した事ではないのです
が、90を過ぎた年老いた母と暮らして
いるので、なるべく感染のリスクを少なく
しないと危ないかなと思って…。

そこで出かけない分ネットのレゲエ
レコード・コムやタワーレコードなどで、
欲しいアルバムを選んで注文をしました。
そのレゲエレコード・コムで注文した
アルバムが届いたという訳です。

●ネットのレゲエレコード・コムで注文したCD
○Vybz Kartel「Kingston Story: Deluxe Edition」
○Vybz Kartel「Coloring Book Tun Up」
○Capleton「Reign Of Fire」
○Elephant Man「Higher Level」
○Richie Stephens「Perfect Love」
○Wayne Wonder「All Original Boomshell」

●ネットのレゲエレコード・コムで注文したLP
○Various「Monkey Marc Production: Yaad N Abraad Riddim」

ご存知の方も多いと思いますが、Vybz
Kartelは2011年に殺人事件を起こし
ジャマイカで終身刑(仮釈まで35年)を
受けているアーティストです。
そんな彼ですが、逮捕される以前は
「キング・オブ・ダンスホール」と呼ば
れ、200年代から逮捕されるまでダンス
ホール界を席巻した人気者だったんです
ね。

逮捕されてからも新作がリリースされて
いますが、一説にはJah Cureのように獄中
で録音しているとも言われていますが、
いつまでそうしたアルバムがリリースされ
るかは解りません。
殺人で捕まっている人なので、再プレスも
もう無いかも…。
そういうことを考えると今のうちに集めて
おいた方が良さそうなので、今回は2枚の
アルバムを購入しました。

「Kingston Story: Deluxe Edition」は
ネットのDiscogsによると2011年の
アルバムで、表にシールが貼ってありまし
たが、「Riddim Magazine」という雑誌の
アルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いた
アルバムのようです。
2011年というと、彼がまさに殺人事件
を起こしてしまった年ですね…(怖)。
「Deluxe Edition」で「Kingston Story」
以外にオマケとしてリリースしていない
トラックも収めたCD2枚組のアルバム
です。

「Coloring Book Tun Up」は2014年
にリリースされた、彼の曲を集めたCD
2枚組のコンピュレーション・アルバムの
ようです。

My Crew


Vybz Kartel - Freestyle


Vybz Kartel - Coloring Book [Official Video]


当たり前の事ですがVybz Kartelの音楽を
聴くからといって、私が彼の行動の全てを
肯定している訳ではありません。
むしろ才能のあるアーティストがこうした
犯罪を起こしてしまった事を、とても悲し
く思います。

ただ薬物を使ったアーティストが、その
影響でそれまで発表した作品すべてを回収
したりする騒動になったりするのは、何か
ちょっと違うなと思うんですね。
その作品が仮に薬物を使って作られたもの
だとしても、その作品はすでに世の中に
出て、ある一定の評価を受けているもの
なんですね。
ある意味その音楽や映画などの作品は、
すでに世間に発表されて歴史の一部と
なったものであり、その作品自体を
まったく無かったものには出来ないんです
ね。
もし無理にでも無かった事にすると、そこ
には無数の歴史の空白が生まれてしまいま
す。
その犯罪は犯罪で罪は罪ですが、その作品
も全ていけないものとして考えるのはどう
なのか?
ある程度別けて考える必要もあるのでは
ないでしょうか。

話を戻しますが、Vybz Kartelという人は
そのリリックが素晴らしい人なんだとか。
以前レゲエレコード・コムが運営する新宿
のDub Storeに注文したアルバムを取りに
うかがった際に、店員の方にそういう話を
聞きました。
それを聞いてから何となくこの人について
はちょっと語りづらくて、良いアルバムは
けっこうあるのですが、まだこの人に
ついて書く事が出来ていません。

Capletonも90年代以降のレゲエの歴史
の中の重要人物のひとりだと思います。
この「Reign Of Fire」は2004年の
アルバムで、レゲエ本「Dancehall Reggae
Standards」にも紹介された代表作の
ひとつで、ぜひ手に入れておきたかった
1枚です。

Leaders Let The People Down


In Her Heart


正直に言うとこのCapletonやSizzla、
Anthony Bなどの90年代に活躍し始めた
ボボ・アシャンティ系のアーティストは、
何となく語りづらい部分があります。
そのラスタファリズムに対する信仰の強さ
からなのか、他の者を排除するような部分
をそのサウンドからも何となく感じてしま
うんですね。
そのあたりがどうも自分の中でうまく消化
出来ない側面があります。

まあ今はアルバムを貯め込んでいるところ
ですが、いずれはCapletonやVybz Kartel
についてもアルバム評を書いてみようと
思っています。

Elephant Manもダンスホール・レゲエを
代表するディージェイのひとりで、
「Higher Level」は2002年の彼の
サード・アルバムです。
「The Energy God(エネルギーの神)」
というあだ名で呼ばれる事もある彼です
が、そのパワフルがステージングが持ち味
の人なんですね。

Elephant Man - Higher Level


Richie Stephensは80年代後半から活躍
するソウルフルな歌唱を得意とする
シンガーで、この「Perfect Love」は
2000年にリリースされたソロ・
アルバムです。

Perfect Love


Crushed


美声シンガーとして知られるWayne Wonder
ですが、この「All Original Boomshell」
は1995年のアルバムです。
Donovan GermainのレーベルPenthouse
からのリリースで、名コンビのBuju Banton
も参加しているとなれば、これはもう鉄板
でしょう(笑)!

Sweet & Sour


What You Gonna Do (feat. Buju Banton)


Various(オムニバス)ものの「Monkey
Marc Production: Yaad N Abraad Riddim」
は、Dre IslandやIba Mahr、5 Star、
Aza Lineage、Earth And The Fullnessと
いったアーティストが参加した、
「Yaad N Abraad」リディムを使ったワン
ウェイ・アルバムです。

全6曲とEP盤扱いのアルバムですが、
実際に聴いてみたら33回転でLPと
言ってもおかしくない内容でした。
このアルバムを買った一番のお目当ては
やはり何といってもDre Islandの
「Yaad N Abraad」でした。

Monkey Marc feat. Dre Island - Yaad N Abraad [Official Video 2018]


完全にガンジャ・アンセムといった1曲
ですが、この映像を初めてYouTubeで
観た時にはちょっとブっ飛んだ1曲でし
た(笑)。

ちょっとネタバラシになってしまいます
が、このDre Islandはだいぶ前からマーク
しているアーティストです。
Popcaanとの「We Pray」は名曲と言える
レヴェルだし、最近の「Crazy」もなかなか
良い。
いろいろなプロモ・ヴィデオなどに登場
しているものの、なぜこのDre Islandが
まだ自信のソロ・アルバムをまだリリース
していないのか?ちょっと不思議に感じて
しまうレヴェルなんですね。

Dre Island - We Pray ft. Popcaan (Official Video)


Dre Island - Crazy | Official Music Video


そんな思いもあって購入したのが、今回の
アルバムでした。
早速購入した当日に聴いてみましたが、
期待通りの内容でなかなか良かったです。
EP盤扱いになっているようですが、書い
たように33回転で曲も6曲と少ないです
がロング・ヴァージョンで、完全にLPと
思って良いアルバムだと思います。
同じリディムを使ったワンウェイ・
アルバムなので、Iba MahrやEarth And
The Fullnessなど、歌手の様々な個性が
楽しめるのが面白いところ。

Monkey Marc - Come Out Feat. Iba MaHr [Official Audio]


Earth And The Fullness - Living In The Joy [Official Video 2018]


またこのアルバムを作っているMonkey
Marc Productionですが、YouTubeに
ダンサブルなヴィデオをアップしている
プロダクションで、こちらもちょっと注目
です。

Monkey Marc - No Surrender feat. Sizzla, Capleton, Fantan Mojah & Mista Savona [Official Video 2017]


Willy Lynch - Monkey Marc X Fyah Roiall


以上が今回購入したアルバムですが、当分
はこうしたアルバムを聴いて楽しもうと
思っています。


相変わらず新型コロナウィルスの猛威が
止まらず、ついには小中高校と休校という
事になってしまいましたね。
その対応についていろいろ問題があったの
は事実だけれど、とりあえず今は政府の
言う事に従って、不要不急の外出は控え、
なるべくおとなしく暮らして行くしか方法
が無いと思います。
今は国難というか、世界的な危機の時と
言えるかもしれません。
2週間の休校という事ですが、このコロナ
ウィルスがたった2週間程度で収まるとは
考えづらく、もしかしたら2,3か月は
こうした辛い時期が続くかもしれません。
少なくともそのぐらい続く事があると、
覚悟しておいた方が良いかも…。

まあ私は東京に出るのを止めたぐらいの事
でしたが、毎日仕事に出掛けている現役の
会社員の人達は本当に大変ですよね。
ただ現実的には、出来ればマスクを付けて
通勤し、手洗いやうがいを頻繁に行い、
帰ったらなるべくきれいに体を洗う事を
徹底する事ぐらいしか、出来る事がありま
せん。
しばらくはとても不安な日々が続きます。

実際に私自身も買い物に出た際などは、
なるべく手すりには触らないようにする
し、買ったものに対しても「もしかしたら
ウィルスが…」なんて事をつい考えて
しまいます。
なるべく品物にも触らないようにする
ようになりました。
まるで異常潔癖症になったような感じで、
触るものすべてにウィルスが付着している
ように感じてしまうんですね(苦笑)。
おそらく多くの人が同じような「漠然と
した不安」を抱いているのではないかと
思います。

今回思い知らされた事ですが、私達の生活
は人と人が触れ合う事で成り立っているん
ですね。
実は人間は肌と肌が触れ合うぐらいの距離
で付き合うのが好きな生き物なんですね。
ライヴハウスで騒ぎ、至近距離で酒を飲み
会話し、スタジアムで観戦する、スポーツ
クラブで思い切り汗をかく、そういう事が
人の「生きる糧」となっているんですね。
今回のコロナウィルスの問題で、そうした
「生きる楽しみ」が一気に奪われてしまっ
た感じです。
また人に関わらないという仕事はほとんど
無いので、接客業やサービス業、飲食業、
風俗業、運送業などあらゆる業種で、今後
多大な影響を受ける事は間違いありませ
ん。
このまま行くと今年7月に予定されている
東京オリンピックも、開催がかなり危ない
のではないかという気もします。
本当に困ったものですね…。

とりあえず今はこの国難ともいえる事態
が、少しでも早く鎮静化してくる事を願う
ばかりです。
本当に早く普通の生活に戻りたいですね。
しばらく辛く憂鬱な日々が続きますが、
何とかこの日々を乗り越えましょう!

ではこの辺で。