今回はChuck Fenda (Chuck Fender)の
アルバム

chuck_fenda_01a

「Better Days」です。

Chuck Fenda (別名:Chuck Fender、
本名:Leshorn Whitehead)については
英語のWikipediaに次のような記載が
あります。

Leshorn Whitehead (born June 15, 1972), better known by his stage name Chuck Fenda,
is a Jamaican American reggae musician and deejay born in Brooklyn, New York.
Raised in Jamaica, Fenda is also known as "The Living Fire", "Poor People Defender"
and "Chuck Fender".
He has toured in both the United States and Jamaica. His songs include "I Swear",
"Poor People Cry" and "Better Days", all of which are from his album Better Days.
His song "All About da Weed" was featured in the soundtrack for the video game
Grand Theft Auto IV.

《ステージ名のチャック・フェンダでよく
知られているレスホーン・ホワイトヘッド
は、ニューヨークのブルックリンで生まれ
たジャマイカ人のアメリカのレゲエ・
ミュージシャンであり、ディージェイ
です。ジャマイカで育ったフェンダは、
「The Living Fire(生きている火)」、
「Poor People Defender(貧しい人々の
擁護者)」、「チャック・フェンダー」と
しても知られています。
彼は米国とジャマイカの両方でツアーを
しました。彼の歌には「I Swear」、
「Poor People Cry」、「Better Days」が
含まれ、これらはすべてアルバム
「Better Days」からのものです。彼の歌
「All About da Weed」は、ビデオゲーム
「Grand Theft Auto IV」のサウンド・
トラックで取り上げられました。》

ニューヨーク生まれジャマイカ育ちの
ジャマイカ人のディージェイで、
「The Living Fire」や「Poor People
Defender」というあだ名で呼ばれ、90年
代の半ば頃から活躍しているのが、この
Chuck Fendaという人です。
ネットのDiscogsによると、5枚ぐらいの
アルバムと、225枚ぐらいのシングル盤
をリリースしています。

Chuck Fenda - Wikipedia

Chuck Fenda / The Poor People's Defender - Overheat

今回のアルバムは2004年にヨーロッパ
の5th Element Recordsからリリースされ
たChuck Fendaのファースト・アルバム
です。

表題曲の「Better Days」をはじめとして、
「I Swear」や「Poor People Cry」、
Lucianoとの共演曲「Show Love」、
Richie Spiceとの共演曲「Hurt My Soul」
など、ファースト・アルバムながら
彼らしいリリックの詰め込まれたアルバム
となっています。

手に入れたのは5th Element Recordsから
リリースされたCDの中古盤でした。

手に入れたのは5th Element Recordsから
リリースされたCDの中古盤でした。

全15曲で収録時間は60分36秒。
オリジナルは12曲で、残りの3曲はCD
ボーナス・トラックです。

ミュージシャンについては以下の記述が
あります。

Track listing by: Devon Wheatley

1. Ruff Out Deh
Prod: 5th Element
Writer: L. Whitehead
Drums: Sly Dunbar
Bass: Andrew Campbell
Guitar: Wayne Armond
Keys: Carol McClaughklin
Percussion: Alvin Haughton
Harmony: Marva & Keadian
Rec. Engineer: R. McDermott
Mix Engineer: M. 'Finga' Stewart
Rec. Studio: Tuff Gong

2. Better Days
Prod: 5th Element
Writer: L. Whitehead
Drums: Sly Dunbar
Bass: R. Shakespeare
Guitar: R. Browne
Keys: C. Birch
Harmony: L. Whitehead
Rec. Engineer: R. McDermott
Mix Engineer: R. Dwyer
Rec. Studio: Tuff Gong

3. Haffi Win
Prod: M. 'Finga' Stewart
Writer: L. Whitehead
Drums: W. 'Squidley' Cole
Bass: A. Campbell
Guitar: M. Chin
Keys: P. Cosdale
Percussion: H. 'Bongo' Davis
Harmony: M. Campbell/S.Moulton
Rec. Engineer: M. 'Finga' Stewart/G.Morris
Mix Engineer: M. 'Finga' Stewart
Rec. Studio: Tuff Gong

4. No More Suffering
Prod: Cleveland Scott for Home Run productions
Writer: L. Whitehead
Music: Cleveland Scott/Robert Mitchell/Kent Bryan
All instruments by Kent 'Beeper Man' Bryan
Rec. Engineer: Andrew Hamilton
Mix Engineer: Delroy Pottinger
Mix at Anchor Recording studio
Rec. Studio: 321 Strong

5. Serious Time
Prod: M. 'Finga' Stewart
Writer: L. Whitehead
Drums: W. 'Squidly' Cole
Bass: A. Campbell
Guitar: R. 'Fireball' Gordon
Keys: P. Cosdale
Harmony: Earl & Maria Smith
Rec. Engineer: S. Moulton
Mix Engineer: M. 'Finga' Stewart
Horns: D. Fraser
Rec. Studio: Tuff Gong

6. The Prayer
Prod: M. 'Finga' Stewart
Writer: L. Whitehead
Drums: W. 'Squidlly' Cole
Bass: R. 'Bassy' Reynolds
Guitar: M. Chin/P. Crosdale
Keys: P. Cosdale
Harmony: Earl & Maria Smith
Rec. Engineer: M. 'Finga' Stewart
Mix Engineer: M. 'Finga' Stewart
Horns: D. Fraser
Rec. Studio: Tuff Gong

7. Survival Is The Key
Prod: Marlon Stewart-Gaynor/W. Armond for %th Element
Writer: L. Whitehead/M. Stewart-Gaynor
Drums: W. Clark
Bass: G. Brownie
Guitar: W. Armond
Keys: R. Lyn
Percussion: M. Stewart-Gaynor
Harmony: A. Hewitt/N. Walsh/W. Armond
Rec. Engineer: R. Jones
Mix Engineer: R. Dwyer
Rec. Studio: Stage Recording Studio/Steven Stanley

8. Show Love [feat. Luciano]
Prod: 5th Element
Writer: L. Whitehead
Drums: 'O. Sticky' Thompson
Big Drums: Harry T.
Guitar: R. Gordon
Percussion: M. Stewart-Gaynor
Harmony: E. 'Jr' Smith/M. Smith
Rec. Engineer: D. Fraser
Mix Engineer: S. Brown
Violin: J. Williams
Rec. Studio: Tuff Gong

9. See Love
Prod: Calli Bud
Writer: L. Whitehead
Drums: Kirk Bennett
Bass: Benjy Myaz
Guitar: Paul 'Wrong Move' Crosdale
Keys: Benjy Myaz
Percussion: Sheldon Stewart
Harmony: L.M.J.
Rec. Engineer: Calli Bud
Horns: Errol Hird
Rec. Studio: Digital B

10. Mama
Prod: Annex for 5th Element
Writer: L. Whitehead
Drums: S. Dunbar
Bass: R. Lyn
Keys: R. Lyn
Harmony: Daffodils
Arranger: D. Fraser/Orville Hart
Mix Engineer: S. Stanley
Horns: D. Fraser
Rec. Studio: S. Stanley

11. Oh My Lord
Prod: C. 'Mr. G' Simpson
Writer: L. Whitehead
Guitar: D. 'Don T' Thompson
Harmony: L. Hibbert
Rec. Engineer: C. 'Mr. G' Simpson
Mix Engineer: G. 'Blunt' Chanterelle

12. Cyaan Control [feat. Richie Spice]
Prod: Anthony Senior for AI.TA.FA.AN. Records
Writer: L. Whitehead/R. Bonner
Drums: G. 'Dusty' Miller
Bass: D. 'Mr. Biggs' Dennis
Guitar: M. Chin
Keys: P. 'Right Move' Crosdale
Horns: D. Fraser
Harmony: Dixon
Organ & Shuffle: D. Marshall
Rec. Engineer: A. 'Pedro' Hamilton
Mix Engineer: N. Burrell
Rec. Studio: Cell Block

13. Jah Sight
Prod: 5th Element
Writer: L. Whitehead
Drums: S. Dawson
Bass: M. Fletcher
Guitar: R. Brownie
Keys: C. Birch/ P. Crosdale
Percussion: A. Haughton
Harmony: Earl & Maria Smith
Rec. Engineer: Tuff Gong
Mix Engineer: R. McDermott
Rec. Studio: Tuff Gong

14. Poor People Cry
Prod: I. Rheinbay
Writer: L. Whitehead
Rec. Studio: Big Yard Studios

15. I Swear
Prod: 5th Element
Writer: L. Whitehead
Drums: D. 'Jubba' White
Bass: S. Stone
Guitar: R. 'Fireball' Gordon
Keys: P. 'Winta' James
Harmony: S. Sharpe/C. Campbell/A. Hamilton
Rec. Engineer: R. McDermott/ A. Hamilton
Mix Engineer: R. Dwyer
Rec. Studio: Tuff Gong

となっています。

長いのでミュージシャンの詳細は省略しま
す。

残念ながらジャケット・デザインに関する
表記はありません。

chuck_fenda_02a
裏ジャケ

さて今回のアルバムですが、Chuck Fenda
らしい切れ味のあるトースティングが魅力
のアルバムで、内容は悪くないと思い
ます。

個人的な話ですがこのChuck Fendaという
人は、私が近年のレゲエ・アーティストを
聴くきっかけになった人でした。
私は自分が20代だった70年代から80
年代にレゲエを聴いていて、その後長い
中断があり、ここ10年ぐらい再びレゲエ
を聴くようになった人間です。
そんな私にとっては70年代のルーツ・
レゲエや80年代前半のアーリー・ダンス
ホール・レゲエあたりが、自分にとって
一番聴き心地の良いレゲエだったんです
ね。
ただ再び聴き始めてからは、70年代の
ルーツ・レゲエから聴き始めて徐々に聴く
範囲を広げて行ったんですが、90年代や
2000年代のレゲエあたりで引っかかっ
てしまって、なかなか近年のレゲエ・
アーティストにまで辿り着けなかったん
ですね。

そんな時にたまたまYouTubeで観たのが
彼Chuck FendaとSammy Dreadの「Bad Boy」
のヴィデオです。
この曲は80年代前半のアーリー・ダンス
ホールでに流行した「M16」リディムの曲
で、アーリー・ダンスホール活躍した
シンガーSammy Dreadの歌と、切れ味の
あるChuck Fendaのシング・ジェイが見事
なコンビネーション曲です。

"Bad Boy" by, Chuck Fenda and Sammy Dread


このヴィデオを観た時に素直に「イヤ~、
カッコイイなぁ!」と思ったんですね。
個人的に大好きなSammy Dreadが昔と変わ
らぬハートで歌っているという事もあった
のですが、それを受けたChuck Fendaの
熱いトースティングもとても素晴らしいな
と思えたんですね。

そうした事で興味を持ってこのChuck
Fendaの曲をYouTubeで探してみると、
「Warning」やCherine Andersonとの共演
曲「Call On Me」など、なかなか面白い曲
がたくさんあったんですね。

Chuck Fenda - Warning (Official HQ Video)


Cherine Anderson Ft Chuck Fenda - Call On Me (Music Video)


その時に思ったのが、レゲエという音楽の
形式はいろいろと変わって行ったとしても
それでも変わらない精神のようなものが
脈々と受け継がれているのではないか、
そう素直に思えたんですね。
「The Living Fire」や「Poor People
Defender」と呼ばれる彼の歌には常に
コンシャス(真面目)なメッセージ性が
あり、そしてとてもポジティヴな力強さが
あるんですね。
それはあのBob Marleyの時代からレゲエと
いう音楽が持っていたものと変わらない
気が、私にはしました。

これは彼を含めた近年のアーティストの曲
を聴かないという手はないと思い、それ
以降私は近年のアーティストもまめに
コレクションするようになりました。
そういう意味ではこのChuck Fendaは、
私にとってちょっと思い入れのある
アーティストなんですね(笑)。

話を戻しますが、今回のアルバムは
2006年にTokyo FM出版より刊行された
レゲエ本「Dancehall Reggae Standards」
にも紹介されたアルバムで、「200年代
のラスタ・アーティスト」というページに
「田中」さんという方の文章で次のように
書かれていました。

「ショーン・ポールやエレファント・マン
の世界的ヒットにより、ダンスホール・
レゲエが注目されている最中、ジャマイカ
でヒットしていたのはこんなオーセン
ティックなルーツ・レゲエだった。同一
リディムが多数リリースされた"I Swear"
を筆頭にアーシーな魅力に溢れた楽曲を
多数収録した今作は、実にレゲエらしい
瑞々しさに満ちた名盤だ。(後略)」

この文章からも解るように今回のアルバム
は、コンシャスで手堅いアーシー(earthy
:土の香りのする?)な「ルーツ・
レゲエ」のアルバムに仕上がっています。
ある意味素直過ぎる音作りと、あくまで
切れ味のあるトースティング力で勝負する
コンシャスな姿勢が、このChuck Fendaと
いう人の魅力なんですね。
そういう姿勢があるからこそ、私のような
年配者でも聴き易く感じたのかもしれま
せん。
文章に書かれているように、この2000
年代はSean PaulやElephant Manなど多く
のダンスホール系のアーティストが世界的
にも注目され人気を集めましたが、そう
したアーティストの作品はポピュラリティ
が強い分レゲエという音楽の独自性に多少
欠ける部分もあります。
私自身も90年代から2000年代の
レゲエにイマイチ馴染めなかったのは、
そうしたレゲエという音楽独自の個性が
この時代のレゲエに今一つ感じられない
気がしたからだったんですね。

そのあたりの感じ方は私のように70年代
にレゲエを聴いた人間と、90年代頃に
レゲエを聴いた人間とでは大きな差がある
かもしれません。
今から見ると70年代のルーツ・レゲエと
いう音楽は、普通のポピュラー音楽と較べ
ると、突出して「変な音楽」だったんです
ね(笑)。
それだけ変わっていたからこそ、レゲエと
いう音楽は初めて第三世界で成功する音楽
になれたんだと思います。

話をも出しますが、今回のアルバムは
上にあげたレゲエ本で「アーシー
(earthy)」という表現をされているよう
に、多少地味に感じるほど真面目に
ルーツ・レゲエに沿った内容のアルバム
です。

「Cassandra」リディムの1曲目「Ruff
Out Deh」から始まり、自身のヒット・
リディムとなった2曲目は表題曲の
「Better Days」、ノリの良いシング・
ジェイの3曲目「Haffi Win」、キー
ボードのメロディに乗せた4曲目
「No More Suffering」、「Ali Baba」
リディムにノリの良いトースティングが
光る5曲目「Serious Time」、パワフルな
ホーンが印象的な6曲目「The Prayer」、
Lucianoとの共演曲8曲目「Show Love」、
D. Fraserのイイ感じのホーンが魅力的な
10曲目「Mama」、生ギターに乗せた
優しいシング・ジェイが印象的な11曲目
「Oh My Lord」、魅力的なRichie Spice
との共演曲12曲目「Hurt My Soul」、
歯切れの良いパーカッションに乗せた
シング・ジェイが素晴らしい14曲目
「Poor People Cry」、感情を爆発させた
ようなトースティングが素晴らしい
15曲目「I Swear」まで、捨て曲無しの
濃い内容のアルバムに仕上がっています。

1曲目は「Ruff Out Deh」です。
リディムはDennis Brownの「Cassandra」
です。
心地良いホーンのメロディに、流れるよう
に滑らかなChuck Fendaのシング・ジェイ
が炸裂する曲です。

Ruff Out Deh


2曲目は表題曲の「Better Days」です。
彼自身のヒット・リディムのようです。
キーボードを中心としたドラマチックな
メロディに、Chuck Fendaらしい野太い
トースティングがイイ感じ。

Better Days


3曲目は「Haffi Win」です。
レゲエらしい心地良いギターとピアノの
メロディに、Chuck Fendaノリの良い
シング・ジェイが冴える曲です。

Chuck Fender Haffi Win


4曲目は「No More Suffering」です。
ネットのRiddimguideで調べてみたところ、
「Persistance」というリディムのよう
です。
ピアノと漂うようなキーボードのメロディ
に、感情を乗せたChuck Fendaのトース
ティングがイイ感じ。

5曲目は「Serious Time」です。
リディムはJohn Holtの「Ali Baba」。
華やかなホーンとギターのメロディに、
女性コーラスに乗せた、Chuck Fendaの
ノリの良いシング・ジェイが魅力的。

chuck fenda -serious time (ali baba riddim)


6曲目は「The Prayer」です。
リディムはErrol Dunkleyの「Love In The
House」のようです。
漂うようなキーボードとパワフルなホーン
のメロディに、言葉を紡いで行くような
Chuck Fendaのシング・ジェイがイイ感じ。

7曲目は「Survival Is The Key」です。
キーボードとギターのメロディに、
コーラスに乗せたChuck Fendaのシング・
ジェイ。

8曲目はLucianoとの共演曲「Show Love」
です。
「Khata 9」というリディムのようです。
生ギターとキーボードのメロディに、
心地良いパーカッションのドラミング、
Lucianoのナイスなヴォーカル、イイ感じ
に絡み合うChuck Fendaのシング・ジェイ。

Chuck Fender & Luciano - Show Love


9曲目は「See Love」です。
華やかなホーンとキーボード、ギターの
メロディに、心地良い女性コーラスに乗せ
た、語るようなChuck Fendaのシング・
ジェイがイイ感じ。

10曲目は「Mama」です。
リディムはScrewdriverの「No Mama」か?
D. Fraserのイイ感じのホーンにキーボード
のメロディ、語るようなChuck Fendaの
シング・ジェイに女性コーラス。

11曲目は「Oh My Lord」です。
「Soul Food」というリディムの曲のよう
です。
生ギターのメロディに、情感たっぷりの
Chuck Fendaの優しいシング・ジェイが
印象的。

Chuck Fender - Oh My Lord (Official Video)


12曲目は「Hurt My Soul」です。
ミュージシャンの記載ではこの曲は、
Richie Spiceとの共演曲「Cyaan Control」
となっています。
別のタイトルがある曲なのでしょうか?
疾走感のあるサックスとギターのメロディ
に、歯切れの良いドラミング、ソフトな
女性コーラスに、力強いRichie Spiceと
Chuck Fendaのコンビネーションのとれた
シング・ジェイ。

Chuck Fenda ft. Richie Spice - Hurt my soul


13~15曲目の3曲はLPにはない
CDボーナス・トラックのようです。

13曲目は「Jah Sight」です。
ギターとキーボード、ピアノのメロディ
に、力強いChuck Fendaのシング・ジェイ
がイイ感じ。

14曲目は「Poor People Cry」です。
「Poor People Defender(貧しい人々の
擁護者)」という彼のあだ名の代名詞の
ような曲です。
ギターとキーボードのドラマティックな
メロディに歯切れの良いパーカッション、
女性コーラスに乗せた、Chuck Fendaの
感情を込めたシング・ジェイがグッと来る
曲です。

Chuck Fender - Cry for my people


15曲目は「I Swear」です。
彼の代表曲のひとつです。
不穏なムードのキーボードのメロディに、
力強いコーラスに乗せたChuck Fendaの
感情を爆発させたようなトースティングが
素晴らしい曲です。

Chuck Fender - I Swear [OMV Official Music Video 2004-2005]


ざっと追いかけて来ましたが、2007年
の「Gash Dem」やCherine Andersonとの
共演曲「Coming Over」が収めらた
セカンド・アルバム「The Living Fire」
や、2009年のSammy Dreadとの共演曲
「Bad Boy」が収められたサード・アルバム
「Fulfillment」より多少地味目な印象が
ありますが、そこに彼の原点ともいえる
誠実さが感じられて、けっして欠点に
なっていないんですね。

chuck_fenda_03a
Chuck Fenda ‎– The Living Fire (2007)

chuck_fenda_04a
Chuck Fenda ‎– Fulfillment (2009)

むしろジックリと聴き込みたくなるような
アルバムです。

何のために歌うのか?
その問いかけに明確に答えられそうな
ほど、彼の歌には揺らぎが無いんですね。
「Poor People Defender」というあだ名
は、彼の歌の本質をよく表しています。

そして彼の「炎」は今も燃え続けていま
す。

機会があればぜひ聴いてみてください。

Chuck Fenda - Feel Dem Go Round We [Official Video 2019]



○アーティスト: Chuck Fenda (Chuck Fender)
○アルバム: Better Days
○レーベル: 5th Element Records
○フォーマット: CD
○オリジナル・アルバム制作年: 2004

○Chuck Fenda (Chuck Fender)「Better Days」曲目
1. Ruff Out Deh
2. Better Days
3. Haffi Win
4. No More Suffering
5. Serious Time
6. The Prayer
7. Survival Is The Key
8. Show Love - feat. Luciano
9. See Love
10. Mama
11. Oh My Lord
12. Hurt My Soul - feat. Richie Spice
(CD Bonus Tracks)
13. Jah Sight
14. Poor People Cry
15. I Swear