今回はEstelleのアルバム

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「Lovers Rock」です。

Estelle(本名:Estelle Swaray)は
1980年1月18日にセネガルに生まれ
た女性シンガーです。
UKでR&Bのシンガーとして活躍した
彼女は、「UKのローリン・ヒル」などとも
呼ばれ、世界的な人気シンガーとして成長
して行きます。
2008年に彼女がリリースしたアルバム
「Shine」に収められた、ラッパーの
Kanye Westとの共演曲「American Boy」は
セカンド・シングルとしてカットされて
大ヒットし、グラミー賞の最優秀歌曲賞を
受賞するなど、様々な賞を受賞していま
す。

Estelle - American Boy [Feat. Kanye West] [Video]


2018年には彼女の新たな挑戦として
レゲエ・ミュージックのアルバム
「Lovers Rock」をリリースしています。

ネットのDiscogsによると、共演盤を含め
て9枚ぐらいのアルバムと、40枚ぐらい
のシングル盤をリリースしているのが、
このEstelleというシンガーです。

エステル (ミュージシャン) - Wikipedia

Estelle (musician) - Wikipedia

今回のアルバムは2018年にUSの
VP RecordsからリリースされたEstelle
のソロ・アルバムです。

それまでR&Bのシンガーとして活躍して
来たEstelleが本格的にレゲエに挑戦した
アルバムで、ChronixxやTarrus Rileyなど
多彩なゲストも魅力的な、内容の濃い
アルバムとなっています。

手に入れたのはVP Recordsからリリース
されたCD(新盤)でした。

LOVERS ROCK - レゲエ・レーベル

全13曲で収録時間は約45分。

ミュージシャンについては以下の記述が
あります。

1. So Easy - feat. Luke James
Produced by Jerry 'Wonda' Duplessis for Wonda Music
Written by Estelle Swaray & Lke James
Recorded by Serge Platnum Studios, NYC, NY

2. Meet Up - feat. Maleek Berry
Produced by Dwayne 'Supadups' Chi-Quee for Black Cherry Music
Co-produced by Mitchum Khan Chin
Additional Music by Tany
Written by Estelle Swaray,, Maleek Berry, Akil 'fresh' King, Kyle 'Ko' Owens, Tranchyla
Recorded by Johnny at Criteria Studios, North Miami, FL

3. Really Want - feat. Konshens & Nick X Navi
Produced by Dwayne 'Supadups' Chi-Quee for Black Cherry Music. & Tainy
Written by Estelle Swaray, Konshens, Nick X Navi, Taranchyla
Recorded by Johnny at Criteria Studios, North Miami, FL

4. Better
Produced by Harmony Samuels
Written by Estelle Swaray, Ryan Toby, VarrenWade, Edger 'JV' Etienne
Vocal Production by Kyle 'KO' Owens
Mixed by Carlos King

5. Don't Wanna - feat. Kranium
Produced by Ricky Blaze
Written by Estelle Swaray, Kranium, Akil 'Frash' King, Kyle 'KO' Owens
Recorded by Ryan Pate at Dub Room Studios, Hollywood, CA

6. Queen - feat. Chronixx
Produced by Jerren 'J-Kits' Sprull & Chris Cornwell
Written by Estelle Swaray, Chronixx
Recorded by Pat McCuscker at BMG Studio

7. Ain't Yo Bitch
Produced by Kadis
Guitar by Ryan Cosby
Written by Estelle Swaray and Kadis
Recorded by kadis at Ultrium Studios

8. Sweetly
Produced by Phillip 'DJ Hardwerk' Constable for The Alliance
Told by Estelle Swaray(BGM Chrysalis/BMI), Urs Verse, Fresh, Kyle 'KO' Owens
Recorded by Thomas Burroughs at Top 40 Recording Studios, Atlanta, GA
& Lauren D at EST, 1980 Studios

9. Karma
Produced by Sharif 'Reefa' Slater & Muddigold
Co-Produced by 12Keys
Told by Estelle Swaray, Akil 'Frash' King, Kyle 'KO' Owens
Recorded by Nick Breton at Truth Studios, Los Angeles, CA

10. Lights Out
Produced by Andre 'Dre' Harris for The Frequency
Told by Estelle Swaray & Tish Hyman
Recorded by Dre Harris

11. Love Like Ours - feat. Tarrus Riley
Produced by Dwayne 'Supadups' Chin-Quee for Chiney Music Inc. & Tainy
Additional Music by Mitchum Khan Chin
Written by Estelle Swaray & Tarrus Riley
Recorded by Johnny at Criteria Studios, North Miami, FL & Estelle Swaray at EST. 1980 Studios

12. One More Time
Produced by Andre 'Dre' Harris for The Frequency
Written by Estelle Swaray & Kristal 'Tytewriter' Oliver
Recorded by Krystal Oliver at EST. 1980 Studios, Los Angeles, CA

13. Good For Us
Produced by Dwayne 'Supadups' Chin-Quee for Chiney Music Inc.
Co-Produced by Mitchum Khan Chin
Written by Estelle Swaray & Taranchyla
Recorded by Johnny at Criteria Studios, North Miami, FL

All Songs Except 'So Easy' & 'Better' were Mixed by Gary Noble
'So Easy' Mixed by Serge 'Sergical' Tsai
'Better' Mixed by Carlos 'Los' King for BOE

Executive-Produced by Estelle Swaray, McArthur & Walter Randolph

となっています。

長いので詳細は省きますが、エグゼク
ティブ・プロデューサーはEstelle本人と
McArthur、Walter Randolphとなっていま
す。

残念ながらジャケット・デザインに関する
記述は見つかりませんでした。

さて今回のアルバムですが、初めてレゲエ
のラヴァーズロックに挑戦したアルバム
とはいえ、すでに音楽の実績を充分に積ん
だEstelleのアルバムという事で、かなり
充実した内容のアルバムとなっています。

1980年にセネガルで産まれた彼女は、
このアルバムをリリースした時にはすでに
38歳で、充分に実績を積んだベテランの
シンガーとして認められていたんですね。
すでにいろんなジャンルの音楽にも挑戦
していて、David Guettaとの共演曲
「One Love」ではEDM(エレクト
リック・ダンス・ミュージック)などにも
挑戦しています。

David Guetta feat. Estelle - One Love (Official Video)

↑愛のエネルギーでいろいろな人々が踊り
出す動画が、とても愉快です。

このアルバムの前にもすでにレゲエにも
挑戦していて、Sean Paulとの共演曲
「Come Over」や、Gyptianとの共演曲
「Majestic Love」などがあります。

Estelle - Come Over (feat. Sean Paul) [Official Video]


Gyptian feat. Estelle - Majestic Love [Official Album Audio]


すでにR&Bというジャンルに止まらず
に、様々なジャンルの音楽を取り入れて
活躍していた人なんですね。

その彼女が38歳にして新たな挑戦として
取り組んだのがレゲエで、しかもUKで
産まれたラヴァーズ・ロックをテーマに
したアルバムだったんですね。
ネットの販売サイトの情報などを観ると、
「子供の時からレゲエは常に身近な存在」
と語っているようで、セネガルで育った
子供の頃にすでにレゲエ・ミュージックに
親しんでいたようです。
多くのゲストを招いての今作ですが、すで
に歌手としての実力を持った彼女は、そう
したゲストとも堂々と渡り合っています。

Luke Jamestとのコラボが爽やかで素晴ら
しい1曲目「So Easy」、デジタル感の
あるaleek Berryとのコラボ曲2曲目
「Meet Up」、KonshensとNick X Naviと
のヴォーカルが複雑に絡み合う共演曲
3曲目「Really Want」、デジタル感の
ある男性コーラスとキーボードにEstelle
のささやくようなヴォーカルが魅力の
4曲目「Better」、絡み合うような
Kraniumとのコラボが魅力の5曲目
「Don't Wanna」、Chronixxとの共演曲
「Queen」、HoodCelebrityyとの共演曲
9曲目「Karma」、彼女のヴォーカリスト
としての魅力が溢れた10曲目「Lights
Out」、Tarrus Rileyとのコラボが素晴ら
しい11曲目「Love Like Ours」、
伸びやかな彼女のヴォーカルが素晴らしい
12曲目「One More Time」、爽やかな
歌声が魅力の13曲目「Good For Us」
まで、シンガーとしての彼女の魅力が
ギッシリと詰まった、とても魅力的な
アルバムに仕上がっています。

1曲目はLuke Jamesとの共演曲「So Easy」
です。
生ギターのメロディに、Estelleらしい
爽やかな美声、合わせるように入って来る
Luke Jamesの伸びやかな歌声…。
とても爽やかで心地良いコラボ曲です。

Estelle ft. Luke James - So Easy | Official Music Video


2曲目はMaleek Berryとの共演曲「Meet
Up」です。
ちょっとデジタル感のあるメロディに、
爽やかなEstelleの歌声と、Maleek Berry
のシング・ジェイのコラボがイイ感じ。

Estelle ft. Maleek Berry - Meet Up | Official Lyric Video


3曲目はKonshensとNick X Naviとの
共演曲「Really Want」です。
アンニュイなキーボードのメロディに乗せ
た、複雑にヴォーカルが絡み合う、なか
なか凝った曲です。

Really Want (feat. Konshens & Nick & Navi)


4曲目は「Better」です。
デジタル感のある男性コーラスに、
キーボードのメロディ、囁くようにソフト
なEstelleのヴォーカルがとても魅力的。

Estelle - Better | Official Music Video


5曲目はKraniumとの共演曲「Don't
Wanna」です。
漂うようなキーボードのメロディに、男性
の語り、女性コーラス、ソフトなEstelle
のヴォーカルと、絡み合うKraniumの
ヴォーカル…。

Don't Wanna (feat. Kranium)


6曲目はChronixxとの共演曲「Queen」
です。
ピアノのユッタリとしたリリカルな
メロディ、語るようなEstelleの
ヴォーカル、遅れて入って来るChronixx
のヴォーカル…。

Queen (feat. Chronixx)


7曲目は「Ain't Yo Bitch」です。
デジタルなパーカッションに、Estelle
のリズミカルなヴォーカルが印象的。

8曲目は「Sweetly」です。
リズミカルなドラミングにキーボードの
メロディ、力強いEstelleのヴォーカルが
イイ感じ。

9曲目はHoodCelebrityyとの共演曲
「Karma」です。
デジタル感のあるリズムに、表情豊かな
Estelleのヴォーカルが魅力的。

Karma (feat. HoodCelebrityy)


10曲目は「Lights Out」です。
エコーの効いたドラミングにリリカルな
ピアノのメロディ、感情を乗せた表情豊か
なEstelleのヴォーカルが素晴らしい曲
です。

Estelle - Lights Out | Official Music Video


11曲目はTarrus Rileyとの共演曲
「Love Like Ours」です。
ギターとキーボードのメロディに、
EstelleとTarrus Rileyのコラボした
ヴォーカルが素晴らしい曲です。

Estelle - Love Like Ours ft. Tarrus Riley


12曲目は「One More Time」です。
浮遊感のあるキーボードとギターの
メロディに、歯切れの良いデジタルな
ドラミング、伸びやかなEstelleの
ヴォーカルがとても魅力的。

One More Time


13曲目は「Good For Us」です。
ギターの爽やかなメロディに、歯切れの
良いドラミング、爽やかなEstelleの歌声
がとても魅力的。

ざっと追いかけて来ましたが、とても充実
した内容で、ポピュラー音楽として聴いて
も充分に聴き応えのある内容のアルバムに
仕上がっています。
あえて言えばそのあまりの欠点の無さが、
このアルバムの唯一の欠点なのかもしれま
せん(笑)。

まさに歌を歌うために生まれて来た
シンガー、それがこのEstelleという人
なのかもしれません。

機会があればぜひ聴いてみてください。

Steven Universe | Stronger Than You - Estelle Performs LIVE (MUSIC VIDEO) | Cartoon Network



○アーティスト: Estelle
○アルバム: Lovers Rock
○レーベル: VP Records
○フォーマット: CD
○オリジナル・アルバム制作年: 2018

○Estelle「Lovers Rock」曲目
1. So Easy - feat. Luke James
2. Meet Up - feat. Maleek Berry
3. Really Want - feat. Konshens & Nick X Navi
4. Better
5. Don't Wanna - feat. Kranium
6. Queen - feat. Chronixx
7. Ain't Yo Bitch
8. Sweetly
9. Karma
10. Lights Out
11. Love Like Ours - feat. Tarrus Riley
12. One More Time
13. Good For Us