健康診断で血糖値の値が高くて再検査に
なってしまったのだが、近所の医者で再検査
を受けたところ大丈夫でした。
前に検査した時には食後1時間ぐらいの結果
だったので、正確な数字が出ていなかった
ようです。

元々癌や糖尿病になった人が親戚にも誰も
居ないような家系なんですが、それでも
糖尿病になったらイヤだなぁとちょっと心配
しました。
そちらは安心しましたが、お医者さんによる
と太り過ぎからくる無呼吸症候群は改善した
方が良いとのこと。
思えばここのところ運動もせずに不摂生な
暮らしをしていたので、とりあえず食事の
量を減らし、毎日30分以上歩く事を始め
ました。

実際に歩いてみるとこれが楽しいくらいで、
かえって精神衛生的にも良いです。
ブログが書きかけで出かけると、あそこに
こういう文章を追加した方が良いかなとか
アイディアも浮かびます。
パソコンの前だけに向かっているのは、
かえって自分の世界を狭くしていたんじゃ
ないかと反省しました。
災い転じて福となすといいますが、今回健康
診断で引っかかった事は、自分の生活を改善
する良いきっかけだったような気がします。

出来れば体重を20キロぐらい落としたいと
思っているんですが、それにはけっこう時間
がかかりそうだしどこまで出来るか…(笑)。
まあ焦らずに徐々に徐々にという気持ちで
やって行こうと思います。


2017_06_15_01a


ネットのグルメサイト「食べログ」でレビュー
をたくさん書いていた有名レビュアーの
「うどんが主食」さんという方がお店から
接待を受け、そのお店に高評価のレビューを
書いていた事が話題になりましたね。
これは週刊誌の「週刊文春」などが報道した
話題で、この「うどんが主食」さん方が
日本橋にある高級ステーキ店のオーナーから
ロマネ・コンティなどの高級ワインなどで
接待を受け、さらに百万円以上もする高級腕
時計などをプレゼントされ、その見返りに
「私はこのお店以外では肉を食べたくありま
せん」などと高評価のレビューを書いていた
のだそうです。
さらにこの方はそうした接待に味をシメて
いた方のようで、他の店で「私は有名
レビュアーの『うどんが主食』だから先に
食わせろ!」と要求し、それを無視して順番
待ちの列に並ばせると、むちゃくちゃ低評価
のレビューを書いたりと、かなり露骨に
「特別扱い」を要求するやりたい放題の方
だったらしいです。

こうした「消費者に宣伝と気づかれないよう
に宣伝行為をすること」はステルス・マーケ
ティング、通称「ステマ」と呼ばれ、「食べ
ログ」では禁止されている行為なんだとか。

ステルスマーケティング - Wikipedia

そのため現在はこの「うどんが主食」さんの
レビューはすべて削除されている状態に
なっているようです。

「食べログ」では初投稿者や少ない投稿者は
あまり評価には反映せずに、こうした多くの
投稿をしている有名レビュアーの評価が
大きく評価に反映するシステムの為に、こう
した過剰接待が起きてしまったようです。
「食べログ」の有名レビュアーになると一日
何十件も「ステマ業者」から、報酬を支払う
ので「ステマ文章」を書いてくれという依頼
のメールが舞い込むのだそうで、この
「うどんが主食」さんという方もつい
そうした誘惑に負けてしまったのかもしれ
ませんね。

またこの「食べログ」には依頼を受けて
高評価を書いたり、ライバル店に低評価を
投稿するという「ステマ業者」も多数確認
されている模様。
さらに「食べログ」自体も運営するカカク・
コムにあの電通の資本が入っているそうで、
実際に高額の契約をしない店には「評価を
全て3に下げる」というメールが届いて、
実際に評価が3に下げられた事例があると
いう事がネットには書かれていました。
(事実かは確認していません。)

そうなるとお店の評価そのものも全てお金で
決まっている、あまり意味のないものという
事になってしまいます。
やはり食べ物は自分の下でウマいと思った
ものがウマい、そういう当たり前の結論に
なってしまいますね(笑)。

こうした「ステマ」というものは、やはり
それが「ステマ」(宣伝)だと解らない
ところで威力を発揮するもので、もしもそれ
が「ステマ」だと解ってしまうと「なんだ、
『ステマ』だったのか…」とガッカリされて
かえって信用を無くしてしまう「騙し討ち」
のような手口なんですね。

実際にこの「うどんが主食」さんという方は
アンジャッシュの大島さん(笑)ではない方
の渡部建さんという方が帯に「頼む!俺の本
より売れないでくれ!」という推薦文を書い
たグルメ本を出したり、「マルちゃん」の
東洋水産から彼が監修したカップうどんが
出るほど人気の人だったのですが、これから
はそういう依頼も来ないんじゃないでしょう
か。
おそらくこれから「うどんが主食」さんと
いう方がいくら本当に良いレビューを書い
ても、「あぁ、お金貰ったのね。」ぐらいに
しか思われず、誰にも信用してもらえないの
ではないしょうか。
一度無くした信用はそう簡単には取り戻せ
ないんですね(苦笑)。

ただ今回の事はかなり「うどんが主食」さん
という方が露骨にヤッたから発覚しました
が、今の世の中はけっこうこうした「ステマ」
が溢れている社会のような気がします。
実際にテレビの旅番組やグルメ番組というの
は、実際には旅館や飲食店の紹介の「ステマ
番組」という内容なんですね。
芸能人の中でもこうした事を心得ている人が
よくテレビに出ている人で、何か食べ物が
出て来るとすぐに「うまい!!これ!!」と
叫ぶ芸人の人なんかが居ますよね。
大して面白くもないのになぜかテレビに出
続けている人はたいていがこのタイプで、
そうした「ステマ」の為に呼ばれているの
で、商品が出た時だけハイ・テンションで
頑張るんですね(笑)。

テレビ番組も昔よりだいぶ質が落ちたという
か、明らかに通販を目的とした宣伝番組や、
芸人がそのファミレスのベスト10を当てる
まで食べ続けるというような、明らかな
「ステマ目的」の番組が横行しているんです
ね。
テレビ番組を見ない人が増えたと言われます
が、そうした「ステマ目的」の番組ばかり
見せられれば見なくなるのは当然で、今では
よっぽど頭の悪い人でなければ無駄な時間を
過ごしたくないので、テレビを見なくなって
来ているんですね。

そうしたテレビなどでも流行している
「ステマ」ですが、今回の「うどんが主食」
さんの事例からも解るように、ネットでは
かなりの量がこの「ステマ」で占められて
いるのかもしれません。
実際にそういう「ステマ」の書き込みをして
事件になったケースもありましたが、今でも
Amebaなどには有名な芸能人のブログが
たくさんありますが、おそらくそういう人の
書くブログに「この商品イイ!!」という
書き込みがあったら、かなり「ステマ」の
可能性が高いんじゃないかと思います。
結局そういう事を書いてもらって、ブログ
運営会社も儲けている側面はあると思うん
ですね。

またAmebaやlivedoorといったブログの上位
に来るような人は、実はまったくの素人では
なく、半分プロのセミ・プロみたいな人なん
じゃないか?と個人的には疑っています。
こうしたブログにはやたらと「子育て漫画」
みたいなのが多いのですが、どの人も絵が
とてもウマいし画像がとてもきれいなんです
ね。

私は昔印刷会社で働いた事があるので、PC
上で画像を作るDTPなどには知識があり、
PhotoshopやIllustratorといった画像処理
ソフトにはけっこう詳しいんですね。
そうした目で見るとこういうネット上の漫画
は、どの漫画も白い部分の画像をキレイに
飛ばしてあって、とても全くの素人がスキャン
して貼った絵とは思えないんですね。
むしろこのlivedoorで人気のあるブログで
網点のドットの汚い絵柄の時が一度だけ
あって、「あれっ!?」と思ったくらい
です。

それほどこうしたネット上の漫画でも明らか
にきれいで、すぐにでも本に出来るような
作品が並んでいるんですね。
おそらくこうしたネット上の上位に来るよう
な人は全くの素人ではなく、報酬をもらって
書いているセミ・プロぐらいの人が多いかな
と個人的には少し思っています。
おそらくブログを運営している会社などに
してみれば視聴率が上がれば広告収入が増え
るし、ブログを書く方にしても多少なりとも
収入があればモチベーションが上がるので、
両方に利益がある事なんですね。
中には個人を装っているけれど制作会社など
で作っているブログもあるんじゃないかと、
個人的には思っています。
そうなるとそれも「ステマ」という事になる
のかも…。

またネットのブログランキングなどを見て
も、疑り深い自分にはどうも素人の投稿とは
思えず、ストーリー・テラーのプロが書いた
文章を元にして、多くの投稿者を集めている
ように見えるんですね。
だいたい投稿が出来る文章の場合、初めに
問題提起する役の人→次にそれを解り易く
解説する役の人→次にそれに賛同する人と
いう役割分担がハッキリした人が書きこんで
いるサイトが多いんですね。
要するにどの文章にもある程度定型の「型」
があるのが、解るんですね。

投稿型のサイトだと、最後はある程度
まとまった「結論」が出て終わるんですね。
グチャグチャのまま終わったり、反対意見が
対立したまま終わるというケースはまず無い
んですね。
もしも本当に素人だけが投稿していれば、
そういう結論が出ないまま終わる事も珍しく
ないはずなんですが…(笑)。

要するにネットというのは、そういう
「ステルス」が多い「情報操作された空間」
という気がします。

まあ実際には文章がうまく書ける人という
のは、ある程度人数が限られた「才能のある
人」なんでしょうね。
文章の書けない素人に頼っていてはブログの
閲覧率は上がらないので、こっそりと文才の
あるプロに文章を書かせるのは仕方のない事
なのかもしれません。
ただ気を付けないと自分の思想やものの考え
方も、そうしたブログから大きな影響を受け
てしまう事もあります。
特に脳が成長していない若い子共は、もろに
影響を受けてしまうので要注意です。

書かれている事をまず疑う、それは一見
正しくないようにも思われますが、嘘だらけ
のネット世界ではそうした用心深さも必要
なんだと思います。


まあ、念のために書いておくと、私は文章で
報酬などを貰った事の無い「素人ブロガー」
です(笑)。
だいたいUU(ユニーク・ユーザー)が150
~180人ぐらいで、PV(ページ・ヴュー)
がぐらいの250~500ぐらいの私の
ようなブロガーなんて、掃いて捨てるほど
居ますからね~。
また私が買うと売り切れちゃうようなレアな
アルバムについてばかり書いているので、
おそらく書いても販促にならないレゲエの
アルバム評なんて販売店にとっては魅力の
ないものなんでしょうね(笑)。
まあ、好きな事を書いてるから、それで良い
んだけど…。

ただ問題なのはその程度のブロガーの書いた
アルバム評が、投稿して3,4時間後に
Google検索をかけると1ページ目に表示され
てしまうという事です。
例えば最近Phillip Frazerのアルバム「Come
Ethiopians」のアルバム評を書きましたが、
3,4時間後に「Phillip Frazer Come
Ethiopians」でGoogle検索をかけると、
1ページ目に私のブログが出て来るんです
ね。
もちろん検索の上位に来るような細工は、
私には出来ないのですが…。

なぜそれがマズいかというと、このアルバム
に興味を持っている人が少なく、アルバム
に関する情報が私のアルバム評以外にあまり
にも少ないからなんですね。
私以外に書いている人があまり居ないので、
簡単に検索の上位に来てしまうんですね。
これはレゲエという音楽の未来に、あまり
良い事ではありません。

情報があまり無いという事は、興味を持って
いる人も少なく、これからますます解らない
音楽になって行くという事なんですね。
ある程度ジャパ・レゲに関してはファン
が居るのかもしれませんが、このままでは
レゲエの未来はすごく暗いと思います。
ちょっとオーヴァーかな…(苦笑)。

でもこういうブログを書き始めたのも、そう
いうレゲエを聴く人が減って行くという不安
が私の中にあったのも事実なんですね。
おそらく10年20年と時間が経つうちに
70年代や80年代のレゲエはもっと解ら
ない音楽になって、有名なアルバムは残る
かもしれないけれど佳作ぐらいのアルバムは
ほとんど忘れ去られてしまうのではないか…。
そうならない為には少しでもレゲエの
アルバムの記憶を残しておくこと…それが
たとえ拙いものだとしても必要だと考えた
んですね。

それが私がこうしたレゲエのアルバム評を
書き始めた、そして今もまだ書き続けている
もっとも大きな理由です。
まあ、まだ870ちょっとしか書いていない
し、まだまだ大事なアルバムについては書け
ていないものも多いですが…。
まあそうした大事なアルバムについては
おいおい書いて行くつもりですが、出来れば
こうした記録を私が死んだ後も20年ぐらい
は残せないかと考えています。
特に報酬を求めている訳ではなく、少しでも
レゲエの資料になれば…という思いです。


最近はたまにYouTubeの動画などからも、
レゲエのアルバムを探しています。
個人的には80年代前半のアーリー・ダンス
ホールの時代のレゲエが好きなんですが、
意外とその時代のレゲエって手に入らない
アルバムも多いんですね。
また最近のレゲエになるとまだまだ自分の
専門外で、聴いた事が無かったり解らない
アーティストも多いんですね。
そういうアーティストはネットで探すと
動画があったりするので、集める為の参考
としてダウンロードして聴いてみる事を始め
たんですね。

やってみるとこれが簡単でアルバム丸ごとが
登録されている事があるので、手に入ら
なかったアルバムの音源が音質はともかくも
タダで手に入ってしまうんですね。
iTunesなどを使えば疑似的なアルバムを作る
事も、可能だと思います。

ただ反面こうした収集方法に頼るのは、元の
音源が不正な登録なので、あまりおススメ
出来ません。
それと簡単に手に入る分、集める喜びも
あまり無いんですね。
私は古い人間だからそう思うところがあるの
かもしれませんが、わざわざレコード屋に足
を運び、そこで中古盤だとしても出会えた時
の喜びは何ものにも代えがたいものがあり
ます。
ある意味苦労して労力を払って集めるから、
集める喜びがあるんですね。
やっと手に入れたアルバムをワクワクしながら
持ち帰り、針を落とす、そこにコレクション
する醍醐味があるんじゃないかと思います。

もちろんお金を使ってもハズレもあれば、
アタリもある。
ただ「高いお金払ったんだけどなぁ…」と
ガッカリする事も、実はコレクションの
楽しみのうちなんですね。
そうして大事に集めたものだから、たとえ
100円のアルバムでもお金を使って集めた
ものは、大事に大事に聴くんですね。

その気持ちが無くなると、コレクションする
事すら意味が無くなってしまう気がします。

ネットでダウンロードする便利さは理解して
いるけれど、私はそういう集め方はあまり
したくないんですね。
まぁ、それは私がただの古臭いオジサンと
いう事かもしれませんが…(笑)。


YouTubeのレゲエの検索をしていて、最近
気に入ったのはChuck Fenda(Fender)。
90年以降のレゲエにウトい私ですが、
Sammy Dreadと「M16」のリディムの
「Bad Boy」を歌っている映像を見て、
「誰だ!?これ?」と思ったのがきっかけ。
イヤ~、この人カッコいいですよね。

やっぱり私はBob Marleyからレゲエに入った
ので、歌でメッセージを伝えようとしている
人が好きだなぁ~。

おそらく90年以降もこうした素晴らしい
アーティストがレゲエには登場して来ている
んでしょうが、70年代や80年代の音源を
集めるのが精いっぱいで、なかなか聴けて
いないのが現状です。


Chuck Fenda - Warning (Official HQ Video)


Cherine Anderson Ft Chuck Fenda - Call On Me (Music Video)