今回はJunior Reidのアルバム

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「One Blood」です。

Junior ReidはVoice Of Progressでの活動や、
Michael Rose脱退後のBlack Ufuruでの活動が
有名なシンガーです。
また若くして亡くなったHugh Mundellと仲が
良かった事でも有名です。

Junior Reid(ジュニア・リード)

今回のアルバムはそのJunior ReidがBlack Ufuru
脱退後の1989年に出したアルバムです。
アルバムタイトルになっている「One Blood」は、
Junior Reid最大のヒット曲で代表曲です。

ジュニア・リード(Junior Reid)の語る'One Blood'の誕生秘話...

全10曲で収録時間は40分08秒。

バックのミュージシャンの詳細は以下。
詳細なミュージシャンの表記はありません。

Drums: Cleevie Brownie, Santa Davis, Sly Dunbar, Anthony Thomas
Bass: Robbie Shakespeare, Tony Asher, Chris Meridith
Keyboards: Tony Asher, Tyrone Downie, Steelie J. Bover, Danny Brownie
Lead Guitar: Chinna Smith
Rhythm Guitar: Dalton Brownie, Chinna Smith
Percussion: One Stawn, Junior Reid
Saxophone: Dean Fraser
Background Vocals: The Tamlins
'Eleanor Rigby'Background Vocals: Puma Jones, Junior Reid

Produced,Arranged & Directed by Junior Reid

となっています。

Black Ufuru脱退後のアルバムのせいか、Puma Jones
が7曲目「Eleanor Rigby」にバック・ヴォーカルで
参加しています。

さて今回のアルバムですが、タイトル曲の1曲目
「One Blood」をはじめJunior Reidという人の
カッコ良さが際立った1枚です。
この89年ぐらいになると「デジタル革命」が
起こり、レゲエもダンスホール・レゲエが中心に
なり、バックもSteelie & Cleevieなどデジタルに強い
「打ち込み」のミュージシャンが台頭して来るん
ですね。

今回のアルバムもそうした時代の風潮に合わせてか、
Sly & RobbieやChinna Smithなど70年代から活躍
する大物ミュージシャンも居るものの、全体の曲調は
タイトでシンプルな演奏が中心になっています。
そうしたシンプルな演奏に乗せたJunior Reidの
ヴォーカルが際立つ構成です。
この辺は多少音の好き嫌いが分かれるところかも
しれません。

1曲目「One Blood」は文句なしの彼の代表曲です。
やはり彼のヴォーカルの説得力は抜きん出たものが
あります。

Junior Reid - One Blood


7曲目「Eleanor Rigby」はあのThe Beatlesの名曲で、
ちょっと異質な感じがします。
ただこの曲が無いと全体がシンプル過ぎて物足りない
感じがしないでもありません。
けっこうちょうど良いアクセントになっている気が
しました。

Junior Reid - Eleanor Rigby (Reggae cover of The Beatles)


このアルバムは彼、Junior Reidを代表するアルバム
と言っても過言ではないでしょう。
Black Ufuruの時代にはMichael Roseと比較され
今ひとつ力が発揮できなかったイメージのある
Junior Reidですが、今回の再デビューともいえる
アルバムでは、シンプルなバックで本来の力強い
歌声を聴かせている感があります。
シンプルでストレートなメッセージには、やはり
説得力があります。
彼Junior Reidが一番輝いていた時代のアルバムだと
思います。

機会があれば聴いてみて下さい。

Junior Reid - Dominant



○アーティスト: Junior Reid
○アルバム: One Blood
○レーベル: Polydor
○フォーマット: CD
○オリジナル・アルバム制作年: 1989

○Junior Reid「One Blood」曲目
1. One Blood
2. Nuh So
3. Who Done It
4. When It Snows
5. Searching For Better
6. Married Life
7. Eleanor Rigby
8. Groupie Diana
9. Sound
10. Dominant