今回はMr. Spauldingのアルバム
「Twelve Tribe Of Israel」です。
ネットなどの情報によると、Mr. Spauldingは本名が
Renford Fergusonという人で、「ジャマイカ/クラレンドン
出身のダンスホール･ミュージシャン 」との事で、今回の
アルバムが彼の唯一のアルバムというかなりレアな人
らしいです。
今回のアルバムは英国のルーツ再発レーベルHot Milkが
今年２０１５年にこのMr. Spauldingの１９８３年に
リリースしたアルバム「Twelve Tribe Of Israel」の
初リイシューなんだそうです。
ネットで調べたところこの「Twelve Tribe Of Israel」
は、Ａ面５曲Ｂ面４曲の計９曲でリリースされたアルバム
でした。
今回のアルバム（ＣＤ）は、そのオリジナル９曲に加え
１２インチ・ミックスやそのダブ(Version)、さらには
ライブ音源まで加えたディスク２枚に計３３曲が収められた
アルバムになっています。
この至れり尽くせりぶりは、さすがリイシュー・レーベル！
といった
ところです。
Disc 1は全１５曲で収録時間は４６分０６秒。
Disc 2は全１８曲で収録時間は５８分５７秒。
詳細なミュージシャンの表記はありません。
Disc 1に収められた曲はすべて８３年の録音で、プロデューサー
はM. Duncan、レコーディングはAquarius Studioで行われ、
ミキシングはAquarius StudioのChris Daleyです。
Disc 2は１～４曲目と１３曲目のプロデュースがBunny Roots、
５～１２曲目と１７，１８曲目のプロデュースがMorris Duncan、
１５，１６曲目のプロデュースがMorris DuncanとRenford
Ferguson（Mr. Spaulding本人）となっています。
また楽曲は１９８３年から９０年の間に作られた曲のようです。
（細かいので下記曲目の所に年号を記しておきます。）
さて今回のアルバムですが、よくまあこんなレアなディージェイ
の人のアルバムをリリースしてくれたものだ！と、感心する
内容のアルバムです。
ただ儲けだけを考えたら、普通はこういう人のアルバムって
リリースしませんよね（笑）。
そいう意味ではこのHot Milkというレーベルの英断には感謝
したいと思います。
実際に聴いた印象ですが、初期のダンスホール・レゲエの
空気感が感じられてなかなか良いアルバムだと思いました。
オリジナルの楽曲はもちろんこと、ダブやディスコ・ミックスの
楽曲も当時のダンスホールの雰囲気を反映していて、なかなか
興味深く聴く事が出来ました。
ちなみにタイトルになっている「Twelve Tribes Of Israel
（イスラエル１２部族）」とは、Bob Marleyが入信していた
事でも知られるラスタファリズムの有名な教団の名前です。
その事から彼Mr. Spauldingも、ラスタファリズムに何らかの
影響を受けていた事が推測されます。
８０年代のダンスホール・レゲエの時代になると、ジャマイカの
ミュージシャンのなかで流行っていたラスタファリズム信仰は
徐々に廃れていく傾向が見られますが、この８３年当時は
まだ根強く信仰が残っていたものと推測されます。
意外とこういうマイナーなミュージシャンでも、この当時の
初期のダンスホール・レゲエでは素晴らしいアルバムを
残しているものなんですね。
この当時のレゲエの力がいかに強かったか、その事をあらためて
思い出させてくれるアルバムだと思いました。
なかなか再発が難しいアルバムだと思いますので、まだＣＤ店の
棚に並んでいるうちに、手に入れる事をおススメします。
機会があればぜひ聴いてみてください。
Mr. Spaulind - My Girl (Twelve Tribe Of Israel Lp 1981)
○アーティスト: Mr. Spaulding
○アルバム: Twelve Tribe Of Israel
○レーベル: Hot Milk
○フォーマット: ＣＤ
○オリジナル・アルバム制作年: 1983
○Mr. Spaulding「Twelve Tribe Of Israel」曲目
Disc 1
1. Unseen Eye
2. Mr. Lou
3. Twelve Tribes Of Israel
4. Mankind
5. Tell Me
6. Raiders Posse
7. Mr. Spaulding
8. My Girl
9. True The Rain A Fall
10. Unseen Eye (12" Mix)
11. Unseen Eye (12" Dub)
12. Unseen Eye (Willy Dub)
13. Twelve Tribes Of Israel (12" Mix)
14. Mr. Spaulding (12" Mix)
15. Tell Me (12" Mix)
Disc 2
1. Sweet Lady (1983)
2. Sweet Lady (Version) (1983)
3. Vision (1983)
4. Vision (Version) (1983)
5. Plane Fare (1986)
6. Plane Fare (Version) (1986)
7. Fantastic (1986)
8. Fantastic (Version) (1986)
9. Skank In The Dance (1986)
10. Skank In The Dance (Version) (1986)
11. Come Now Youthman (1986)
12. Come Now Youthman (Version) (1986)
13. Clarks And Arrows - featuring Josey Wales (Live At Negril) (1983)
14. Push The Fire (1986)
15. The Ball (1988)
16. The Ball (Version) (1988)
17. Wounded Them (1990)
18. Wounded Them (Version) (1990)
「Twelve Tribe Of Israel」です。
ネットなどの情報によると、Mr. Spauldingは本名が
Renford Fergusonという人で、「ジャマイカ/クラレンドン
出身のダンスホール･ミュージシャン 」との事で、今回の
アルバムが彼の唯一のアルバムというかなりレアな人
らしいです。
今回のアルバムは英国のルーツ再発レーベルHot Milkが
今年２０１５年にこのMr. Spauldingの１９８３年に
リリースしたアルバム「Twelve Tribe Of Israel」の
初リイシューなんだそうです。
ネットで調べたところこの「Twelve Tribe Of Israel」
は、Ａ面５曲Ｂ面４曲の計９曲でリリースされたアルバム
でした。
今回のアルバム（ＣＤ）は、そのオリジナル９曲に加え
１２インチ・ミックスやそのダブ(Version)、さらには
ライブ音源まで加えたディスク２枚に計３３曲が収められた
アルバムになっています。
この至れり尽くせりぶりは、さすがリイシュー・レーベル！
といった
ところです。
Disc 1は全１５曲で収録時間は４６分０６秒。
Disc 2は全１８曲で収録時間は５８分５７秒。
詳細なミュージシャンの表記はありません。
Disc 1に収められた曲はすべて８３年の録音で、プロデューサー
はM. Duncan、レコーディングはAquarius Studioで行われ、
ミキシングはAquarius StudioのChris Daleyです。
Disc 2は１～４曲目と１３曲目のプロデュースがBunny Roots、
５～１２曲目と１７，１８曲目のプロデュースがMorris Duncan、
１５，１６曲目のプロデュースがMorris DuncanとRenford
Ferguson（Mr. Spaulding本人）となっています。
また楽曲は１９８３年から９０年の間に作られた曲のようです。
（細かいので下記曲目の所に年号を記しておきます。）
さて今回のアルバムですが、よくまあこんなレアなディージェイ
の人のアルバムをリリースしてくれたものだ！と、感心する
内容のアルバムです。
ただ儲けだけを考えたら、普通はこういう人のアルバムって
リリースしませんよね（笑）。
そいう意味ではこのHot Milkというレーベルの英断には感謝
したいと思います。
実際に聴いた印象ですが、初期のダンスホール・レゲエの
空気感が感じられてなかなか良いアルバムだと思いました。
オリジナルの楽曲はもちろんこと、ダブやディスコ・ミックスの
楽曲も当時のダンスホールの雰囲気を反映していて、なかなか
興味深く聴く事が出来ました。
ちなみにタイトルになっている「Twelve Tribes Of Israel
（イスラエル１２部族）」とは、Bob Marleyが入信していた
事でも知られるラスタファリズムの有名な教団の名前です。
その事から彼Mr. Spauldingも、ラスタファリズムに何らかの
影響を受けていた事が推測されます。
８０年代のダンスホール・レゲエの時代になると、ジャマイカの
ミュージシャンのなかで流行っていたラスタファリズム信仰は
徐々に廃れていく傾向が見られますが、この８３年当時は
まだ根強く信仰が残っていたものと推測されます。
意外とこういうマイナーなミュージシャンでも、この当時の
初期のダンスホール・レゲエでは素晴らしいアルバムを
残しているものなんですね。
この当時のレゲエの力がいかに強かったか、その事をあらためて
思い出させてくれるアルバムだと思いました。
なかなか再発が難しいアルバムだと思いますので、まだＣＤ店の
棚に並んでいるうちに、手に入れる事をおススメします。
機会があればぜひ聴いてみてください。
Mr. Spaulind - My Girl (Twelve Tribe Of Israel Lp 1981)
○アーティスト: Mr. Spaulding
○アルバム: Twelve Tribe Of Israel
○レーベル: Hot Milk
○フォーマット: ＣＤ
○オリジナル・アルバム制作年: 1983
○Mr. Spaulding「Twelve Tribe Of Israel」曲目
Disc 1
1. Unseen Eye
2. Mr. Lou
3. Twelve Tribes Of Israel
4. Mankind
5. Tell Me
6. Raiders Posse
7. Mr. Spaulding
8. My Girl
9. True The Rain A Fall
10. Unseen Eye (12" Mix)
11. Unseen Eye (12" Dub)
12. Unseen Eye (Willy Dub)
13. Twelve Tribes Of Israel (12" Mix)
14. Mr. Spaulding (12" Mix)
15. Tell Me (12" Mix)
Disc 2
1. Sweet Lady (1983)
2. Sweet Lady (Version) (1983)
3. Vision (1983)
4. Vision (Version) (1983)
5. Plane Fare (1986)
6. Plane Fare (Version) (1986)
7. Fantastic (1986)
8. Fantastic (Version) (1986)
9. Skank In The Dance (1986)
10. Skank In The Dance (Version) (1986)
11. Come Now Youthman (1986)
12. Come Now Youthman (Version) (1986)
13. Clarks And Arrows - featuring Josey Wales (Live At Negril) (1983)
14. Push The Fire (1986)
15. The Ball (1988)
16. The Ball (Version) (1988)
17. Wounded Them (1990)
18. Wounded Them (Version) (1990)
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